寝具コラム by Koala Sleep Japan2024年9月19日読了目安時間: 12

【上級睡眠健康指導士監修】寝具のおすすめをプロが解説!快眠につながるマットレス・枕・ベッドフレームの選び方

仕事や趣味など、毎日の生活を充実させるために、快適な睡眠は不可欠かつ重要な要素です。しかし、自分に合った寝具を選ぶのは意外と難しいものです。製品がたくさんあり、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、マットレス、枕、ベッドフレームの選び方を詳しく紹介します。「寝具一式をそろえたい」「快適な睡眠環境を整えたい」という人は、参考にしてみてください。

 

マットレス選びの3つのポイント

まずは、寝具のなかでも特に重要な「マットレス」について解説します。マットレスを選ぶうえでは、「種類」「素材」「サイズ」の3つの観点で選ぶことが基本です。

なお、マットレスの選び方については「寝心地がよい快適なマットレスの選び方とは?タイプやサイズ別に徹底解説!」の記事で詳しく解説しています。

 

マットレスの種類4つから選ぶ

マットレスを用途別に分けると下記の4種類になり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

【マットレスの種類】

ベッドマットレス 折りたたみマットレス 脚付きマットレス ソファーベッド
寝心地
費用
スペース
持ち運び
耐久性

 

ベッドマットレス|寝心地は最も快適

ベッドマットレスとは、ホテルに置いてあるような20cmを超える厚みのあるマットレスのことです。

 

【ベッドマットレスのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 寝心地は最も快適
  • 長く使える
デメリット
  • スペースを占有してしまう
  • 引っ越しの際や部屋の模様替えの際に、一人で運ぶのが難しい
  • お手入れのために、マットレスを持ち上げるのに苦労する

 

最大のメリットは寝心地に優れる点です。厚みがある分、体圧分散機能や寝返りサポート機能など、快適な睡眠に役立つ機能を備えることができます。

また、他のマットレスより耐久性に優れる傾向があり、長いものでは10年以上使える製品もあります。

一方でデメリットを挙げると、収納には向いていないため、部屋のスペースを占有してしまう点があります。また、重さが15kgを超える製品が多く、お手入れや引っ越しの際に一人で移動させるのは困難です。

一部デメリットはありますが、より良い睡眠環境を求めるなら、機能性に優れたベッドマットレスがおすすめです。

優れた機能性で多数のアワードを受賞「コアラマットレス」

 

折りたたみマットレス|収納できる

折りたたみマットレスとは、厚さが10cmに収まるうえ、折りたたんで収納できるタイプのマットレスです。

 

【折りたたみマットレスのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 一人でも持ち運びしやすい
  • 楽にお手入れできる
  • 部屋のスペースを有効活用できる
デメリット
  • ベッドマットレスと比べて、寝心地・耐久性は劣る

 

寝るとき以外は折りたたんで収納したり、部屋の隅に立てかけたりすると、部屋のスペースを広々使えます。

また、ほとんどの製品が一人でも持ち運べるため、お手入れや引っ越しの際に持ち運びしやすい点がメリットです。

厚みがない分、寝心地や耐久性はベッドマットレスに比べて劣りますが、高品質な製品であれば、折りたたみマットレスでも寝心地に満足できるでしょう。

折りたたみマットレスについては「折りたたみマットレスの3つのデメリットを徹底解説|簡単にできる対策をすれば問題なし!」の記事で詳しく解説しています。

部屋のスペースを有効活用できる三つ折りタイプ「コアラフトン OASIS」

 

脚付きマットレス|ベッドの購入費用が不要

脚付きマットレスとは、ベッドとマットレスが一体化している寝具のことを指します。

 

【脚付きマットレスのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • ベッドの購入費用がかからない
デメリット
  • 機能性を重視した製品が少ない
  • 製品数が多くないため、選択肢が限られる

 

大きなメリットは、ベッドフレームの購入費用が不要な点です。コストを抑えて寝具をそろえたい人におすすめです。

ただし、コストを抑えている分、体圧分散性能や寝返りサポートなど、マットレスの機能性に重きを置いた製品はそれほど多くありません。

また、他の種類のマットレスと比べて製品が少なく、選択肢が限られます。睡眠の質を重視したい場合は、購入は慎重になったほうがよいでしょう。

 

ソファーベッド|部屋のスペースの節約が可能

ソファーベッドは、ベッドとソファー両方の役割を兼ね備えた寝具のことです。

 

【ソファーベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • ソファーとベッドを置くスペースを節約できる
デメリット
  • ベッドマットレスのような、高機能な寝心地の良さは期待できない(通気性も劣る)

 

日中はソファー、就寝時はベッドとして使えるため、部屋のスペースを有効に使えるのがソファーベッドの強みです。

ただし、座り心地にも配慮が必要なため、通常のマットレスのように寝心地だけを追求することができません。そのため、通常のマットレスほどの寝心地は望めません。

ソファーベッドの選び方については「マットレスをソファー代わりに使うのはNG!部屋のスペースを有効に使うには?」の記事で詳しく解説しています。

座り心地にも寝心地にもこだわったコアラ®の「ソファー・ソファーベッド」

 

マットレスの8つの素材から選ぶ

マットレスの素材8つの特徴を、以下の表にまとめました。

 

【マットレスの8つ素材の比較】

体圧分散性 反発力 通気性 耐久性 価格の安さ
低反発ウレタン 3~5年程度
一般ウレタン 1~3年程度
高反発ウレタン 6~8年程度
ハイブリッド(低反発+高反発) ~10年程度
ポケットコイル ~10年程度
ボンネルコイル ~8年程度
高反発ファイバー 6~8年程度
ラテックス 6~8年程度

 

マットレスの素材の特徴については、「マットレス8種類の特徴やメリット・デメリットを解説!後悔しない選び方とは」の記事で詳しく解説しています。

 

低反発ウレタン|体の曲線にフィットする

低反発ウレタンマットレスは体圧分散性能が高く、体のラインにしっかりフィットして、包み込むような寝心地を得られるのが特徴です。

しかし、デメリットとして腰や背中が沈みやすいことが挙げられます。理想的な寝姿勢は、立った姿勢をそのまま横にした状態ですが、低反発マットレスでは腰や背中が沈みやすいため、体の痛みを引き起こすことがあります。

また、体が深く沈むことで寝返りが打ちにくくなり、睡眠の質が下がる可能性もあります。

 

高反発ウレタン|適度な反発力で体を支える

高反発ウレタンマットレスは、低反発よりも反発力(体を支える力)を高めた素材で、体をしっかり支えてくれます。また、低反発よりもスムーズな寝返りを打ちやすい傾向にあります。

ただし、低反発ウレタンほどのフィット感はないため、肩甲骨やお尻に負荷が集中し、痛みを引き起こすことがあります。

 

一般ウレタン|安価で手に入れやすい

一般ウレタンは、低反発ウレタンのような体へのフィット感が少なく、高反発ウレタンのような体を支える力もあまり強くない素材です。

寝心地の面では特別なメリットはありませんが、比較的手頃なコストで購入できる点がメリットといえます。

 

低反発と高反発のハイブリッド|低反発と高反発のメリットを引き出せる

ウレタンマットレスのなかには、低反発と高反発ウレタンなど、異なる素材を配合して、それぞれのメリットを引き出したものもあります。

たとえばその一つに、コアラマットレスが独自開発したクラウドセルがあります。低反発と高反発素材を配合して作られた素材で、体にやさしくフィットしつつ、しっかりと体を支える反発力も兼ね備えています。

ウレタン素材のマットレスについては、「ウレタンマットレスの特徴とは?コイルマットレスとどう違うの?」の記事で詳しく解説しています。

硬すぎず、柔らかすぎない、ちょうどいい硬さの「コアラマットレス」

 

ポケットコイル|独立したスプリングで体を支える

ポケットコイルは、コイルマットレス(スプリングマットレス)の一種で、内部に何百ものスプリング(金属コイル)が敷き詰められています。

このスプリング一つひとつが体のラインにフィットし、体を支えてくれます。しかし、価格は他のマットレス素材と比べて高めの傾向にあります。

ポケットコイルについては「スプリングマットレスとは?ウレタンとの違いや種類・特徴・選び方を解説!」の記事で詳しく解説しています。

 

ボンネルコイル|面でしっかり体を支える

ボンネルコイルマットレスは、ポケットコイルとは異なり、スプリングが連結されています。

そのため、ポケットコイルのように体にフィットするのではなく、マットレスの面全体で体を支えられる寝心地になります。

ボンネルコイルマットレスについては「ボンネルコイルマットレスはどのような人におすすめ?ポケットコイルとの違いについても解説!」の記事で詳しく解説しています。

 

高反発ファイバー|ムレ感の少ない寝心地

高反発ファイバーマットレスは、ポリエチレンやポリエステルなどの樹脂素材を、ファイバー(繊維)状にして編み込んで作られています。

繊維の隙間から、寝汗による湿気や体温の熱を逃がせるため、蒸れにくく快適な寝心地が得られます。

ただし、体にフィットするような柔らかさはあまりなく、寝心地は硬めに感じられます。

 

ラテックス|ゴム特有の柔らかさ

ラテックスマットレスは、ゴムを原料としたマットレスです。

一層構造ながらも、体にフィットする体圧分散性と、跳ねるような反発力を両立しているのが大きな特徴です。

その一方で、重量がかなりあるため、一人で移動させるのは困難です。また、通気性がすぐれないため、ムレを感じやすい点もデメリットといえます。

 

マットレスのサイズを決める


マットレスのサイズは「使用人数・使用感」と「部屋の広さ」の2つの観点から選びましょう。

「使用人数・使用感」から選ぶ

下記に、マットレスのサイズ別に使用人数と使用感をまとめました。

 

【マットレスのサイズごとの使用人数・使用感】

サイズ 幅 × 奥行 使用人数・使用感
セミシングル 85cm × 195cm 1人(子ども/小柄な人)
シングル 97cm × 195cm 1人(子ども/大人)
セミダブル 120cm × 195cm 1人(ゆったり寝たい人/体格の大きい人)
ダブル 140cm × 195cm 1人(ゆったり寝たい人/体格の大きい人)

2人(大人 + 子ども)

クイーン 160cm × 195cm 2人(大人 × 2)
キング 180cm × 195cm 2人(大人 × 2)

3人(大人 × 2 +子ども)

 

マットレスのサイズ選びで失敗するケースに多いのが、寝返りを打つスペースが十分に取れないことです。

具体的には、ダブルサイズを2人で使う場合、シングルサイズを1人で使うよりも狭くなり、相手の脚や腕が当たってしまうことがあります。寝返りを打っても体が当たらない、十分なスペースを確保できるサイズを選びましょう。

 

寝具のおすすめをプロが解説!快眠につながるマットレス・枕・ベッドフレームの選び方

また、マットレスのサイズは部屋の広さも考慮しなければなりません。

 

マットレス以外の家具の数や大きさにもよりますが、部屋の広さごとに適したマットレスのサイズを次にまとめました。

 

【部屋の広さごとのマットレスのサイズの目安】

部屋の広さ 設置可能なマットレスのサイズの目安
4畳~5畳 セミシングル・シングル
6畳~7畳 セミダブル
6畳~7畳 ダブルサイズ
10畳以上 キングサイズ

 

ここまで解説したマットレスのサイズについては、「マットレスのサイズの選び方|寝る人数・部屋の広さごとに解説!」の記事で詳しく解説しています。

 

【Q&A】マットレスに関するよくある質問

ここからは、マットレスに関するよくある質問に答えていきます。

マットレスのおすすめは?

人によってマットレスの相性は異なるため、万人におすすめできる製品はありません。

マットレス選びの失敗を避けるには、ここまで紹介した各素材の特徴を参考にしながら、実際の店舗で寝心地を試してみることをおすすめします。

また、返品可能な製品を選ぶことも、マットレス選びの失敗を避けるために有効です。

 

マットレスの寿命はどれくらい?

マットレスの素材ごとの寿命を以下の表にまとめました。

 

【マットレスの寿命】

素材 寿命(耐久年数)
ウレタン 低反発ウレタン 3~5年程度
高反発ウレタン 6~8年程度
一般ウレタン 1~3年程度
ハイブリッドウレタン(低反発+高反発) ~10年程度
コイル ボンネルコイル ~8年程度
ポケットコイル ~10年程度
樹脂素材 ファイバー 6~8年程度
ラテックス 6~8年程度

 

マットレスの寿命については「マットレスの寿命は何年?買い替えの目安や長持ちするマットレスの特徴を解説」の記事で詳しく解説しています。

 

マットレスはどうお手入れするの?

主なマットレスのお手入れ方法は、次のとおりです。

 

【マットレスのお手入れ】

  • 2週間に一度、陰干しして湿気を飛ばす
  • 月に一度、マットレス表面にたまった汚れを除去する
  • 3〜6カ月に一度、マットレスの向きを変える(ローテーション)

 

このほか、さらに詳しいお手入れについては「マットレスの掃除・お手入れ方法6選|頻度や注意点についても解説」の記事で解説しています。

 

マットレスの上に重ねる寝具は何が必要?

マットレスの清潔さを保つためには、シーツや敷きパッドを重ねるのが一般的です。

また、飲み物やおねしょなどによる汚れを防ぐために、ベッドパッドやマットレスプロテクターといった寝具をマットレスの上に重ねることがあります。

マットレスの上に重ねる寝具については「マットレスに直接寝るのがNGな理由4つ|きれいに保つための正しい使い方を解説」の記事で詳しく解説しています。

 

枕選びの3つのポイント

ここからは、枕選びで特に重要な「高さ」「詰め物の素材」「サイズ」の3つのポイントについて解説していきます。

また、枕の選び方については「上級睡眠健康指導士がおすすめ!枕の選び方」の記事で詳しく解説しています。

 

「自分に合った高さ」のものを選ぶ

枕の高さが合っていないと、首や肩の痛みを引き起こしたり、睡眠による疲労回復が不十分になったりすることがあります。

また、枕の理想の高さは仰向け寝と横向き寝で異なります。

 

仰向け寝の場合

仰向けで寝る場合、枕の高さの理想は「立ち姿勢を再現できる」高さです。

目線が頭の上に向いていたり、反対に下を向きすぎている状態では、首を痛めやすくなります。目線が真上ではなく、5度ほど下を向いている状態が理想とされているため、枕の高さを確認するときに意識してみてください。

 

横向き寝の場合

横向き寝の場合、横から見ると「頭から背骨が一直線」の状態を保てる枕の高さが理想とされています。

反対に、頭が垂れ下がったり、上向いたりすると、首の痛みを引き起こしやすくなります。

 

「好みの詰め物の素材(硬さ)」のものを選ぶ

枕の詰め物の素材については、人によって好みが分かれます。これまで使用してきた馴染みのある素材を選んだり、購入前に寝心地を試したりしてみてください。

 

【枕の代表的な素材とその特徴】

素材 特徴
わた
  • 比較的柔らかく、頭にフィットしやすい
  • ヘタリが生じやすい
パイプ
  • 通気性がよく、ムレ感が少ない
  • 耐久性に優れる
  • 寝心地は硬め
羽根
  • 保温性と吸湿性に優れる
  • 耐久性が低く、形が崩れやすい
そばがら
  • 通気性がよく、さわやかな寝心地
  • 湿気に弱く、カビが生えやすい
極小ビーズ
  • 柔軟に変形して、首や頭にフィットする
  • 通気性は低めで、熱がこもりやすい
低反発ウレタン
  • 頭の形状に合わせてフィットする
  • 寝心地は柔らかめ
  • 通気性は低めで、熱がこもりやすい
ラテックス
  • 柔らかさと跳ねるような反発力がある
  • ゴム特有のにおいがする
立体メッシュ
  • 通気性に優れ、ムレにくい
  • なかには水洗いできる製品もある
ジェル
  • 冷感効果をもち、ひんやり感がある
  • 頭の形にフィットする
  • 価格が比較的高め

 

枕の素材については「上級睡眠健康指導士がおすすめ!枕の選び方」の記事で詳しく解説しています。

自分の好みに合わせて寝心地を選べる「コアラピロー」

 

「寝返りを打てるサイズ」のものを選ぶ

枕のサイズは、寝返りを打てるかどうかがポイントです。

寝ている間、私たちは無意識のうちに左右に寝返りを打っているため、頭が落ちない枕の大きさが必要です。

つまり、最低でも頭3つ分以上の大きさが求められます。下記に、枕の一般的なサイズをまとめました。

 

【枕の大きさ】

  • 小さめ:約50cm × 35cm
  • 標準:約60cm × 40cm
  • 大きめ:約70cm × 50cm

※製品によって多少の差はあります

 

【Q&A】枕に関するよくある質問

ここでは枕に関するよくある質問について回答していきます。

枕の寿命はどのくらい?

製品によって差はありますが、およそ2~3年ほどとされています。

毎日枕を使っていると、頭の重みによりしだいにヘタり、低くなります。枕の高さが合わなくなり、首や肩に痛みを感じるようになってきたなら、買い替えの目安といえます。

 

枕のお手入れ方法は?

水洗いできない枕のお手入れの基本は、干すことです。

枕は素材によって天日干しができるもの、できないものに分けられます。間違ったお手入れによって枕を傷めないように、事前に確認しておきましょう。

また、枕カバーには汗や皮脂が付着しています。清潔に保つためには、週に1回の洗濯が基本です。

 

ベッドフレームの選び方

最後に、ベッドフレームの選び方について解説していきます。

 

ベッドフレーム選びで押さえておきたい、たった一つのポイント

ベッドフレームを選ぶ際に押さえておきたいポイントは、「通気性」を重視して選ぶことです。

理由の一つは「カビの発生を抑えるため」です。私たちは寝てる間にコップ一杯ほどの汗をかいています。通気性を考慮していないベッドフレームを使ってしまうと、寝汗による湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。

また、睡眠中の寝汗によるムレ感を抑えるためにも、ベッドフレームの通気性が大事になります。

 

ベッドフレームの種類6つ

ここでは、代表的な6つのベッドフレームについて紹介します。

 

【ベッドフレームの種類とその特徴】

ベッドフレームの種類 特徴
すのこマット 費用が安く済む
ローベッド 部屋を広く感じられる
折りたたみベッド 折りたたんで収納できる
ロフトベッド 部屋のスペースを有効活用できる
収納付きベッド ベッド下を収納スペースにできる
ヘッドレスベッド 部屋を広々と使える

 

すのこマット|費用が安く済む

すのこマットは、一般的なベッドフレームとは異なり、フレーム(脚)部分がなく高さが低いのが特徴です。

 

【すのこマットのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • ベッドフレームを買うより安く済む
  • スペースを広く使える
  • 引っ越しが楽
デメリット
  • ベッドフレームよりカビの発生リスクが高い

 

すのこマットは一般的にベッドフレームより安く購入できます。また、高さがない分、部屋が広く感じられることや、引っ越しの際、楽に持ち運びできるなどのメリットがあります。

一方で、高さがないため寝汗による湿気がたまりやすく、カビの発生リスクは高まります。すのこマットを使う場合は、毎日マットレスを立てかけて湿気を取り除きましょう。

 

ローベッド|部屋を広く感じられる

ローベッドとは、高さが低めに作られているベッドフレームのことです。

 

【ローベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 部屋を広く感じられる
デメリット
  • 通気性が悪くなるため、カビの発生リスクが増す
  • ベッド下に収納スペースを作れない

 

高さがない分、圧迫感が少なく部屋を広く感じられます。

ただし、ベッド下のスペースがあまりにも狭いと、湿気がこもりやすくなってカビの発生リスクが高まります。床からの高さは、最低でも7cm以上は確保しましょう。

3段階の高さに調節できる「MIRAIKUSTOM ミライカスタムベッドフレーム」

 

折りたたみベッド|折りたたんで収納できる

折りたたみベッドは、折りたたんでコンパクトにできるのが特徴のベッドフレームです。

 

【折りたたみベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 使わない時に折りたたんで収納できるため、スペースを有効活用できる
  • キャスター付きのものが多く、部屋内での移動が簡単
デメリット
  • 折りたためないマットレスとは相性が悪い(折りたたむ際、都度ベッドからマットレスを降ろす必要がある)

 

就寝時以外は折りたたんで部屋の隅に置いておくことで、部屋のスペースを有効活用できます。

また、2つ折りタイプのマットレスと一緒に使うと、マットレスを乗せたまま、折りたたんで収納することができます。

 

ロフトベッド|部屋のスペースを有効活用できる

ロフトベッドとは、高い位置にマットレスを設置し、その下にスペースを確保できるタイプのベッドフレームです。

 

【ロフトベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 部屋のスペースを有効活用できる
デメリット
  • 寝床に入るために昇り降りが必要になる
  • ベッドマットレスを設置するのが困難(15kg以上はあるため)

 

部屋のスペースを有効活用できる点は大きなメリットですが、寝床に入るために、昇り降りするのにストレスを感じる人がいるかもしれません。

また、重さが15kgを超えるようなマットレスの場合、設置が困難になるケースがあります。

 

収納付きベッド|ベッド下を収納スペースにできる

収納付きベッドのなかには、収納スペースが大容量のチェストベッドや、ベッドフレームの床板を開閉できる跳ね上げベッドがあります。

 

【収納付きベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • 収納スペースを確保できる
デメリット
  • 通気性が悪いため、カビの発生リスクが高まる
  • 重い傾向にあり、引っ越しなどで運び出すのが不便

 

ベッド下に収納スペースを確保できる点がメリットとして挙げられます。

しかし、反対に収納物で塞がれてしまうため、湿気がこもりやすくカビの発生リスクが高い傾向にあります。週1回を目安に、引き出しを開けた状態にして湿気を取り除くようにしましょう。

 

ヘッドレスベッド|部屋を広々と使える

通常のベッドには、頭を置く側に立ち上がり部分(ヘッドボード)があり、そこに物を置くスペースやコンセントが備わっています。

ヘッドレスベッドは、このようなヘッドボードがないベッドフレームのことを指します。

 

【ヘッドレスベッドのメリット・デメリットまとめ】

メリット
  • ヘッドボードがない分、部屋のスペースを広くできる
  • ヘッドボードありと比べて、費用を抑えられる
デメリット
  • ベッドの近くに照明などを置くスペースがない

 

ヘッドボードがない分、多少ではありますが、部屋をすっきりと見せつつ広く使えます。

一方で、ベッド付近に照明やスマートフォンなどの小物を置くスペースを取れない点はデメリットになるでしょう。

できるだけベッドのスペースを削減したいと考えている場合、ヘッドレスベッドはおすすめの選択肢といえます。

空間の広がりを感じさせるシンプルなデザイン「コアラアーバンベッドフレーム」

 

まとめ:自分に合った寝具を見つけて、日々の暮らしをより良くしよう!

この記事では、快適な睡眠に欠かせない、マットレス・枕・ベッドフレームの3つの寝具について解説してきました。

睡眠は人生の時間のおよそ3分の1。そのため睡眠の質は、仕事や家事のパフォーマンス、生活の満足度に大きな影響を与えます。本記事で解説した内容を参考に、自分に合った寝具を見つけてください。

 

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お客様のメッセージ

2024年9月14日
★★★★★
KOALAマットレス最高!!
スプリング式のベッドからの買い替えです。
10年くらい使用していたベッドがへたってしまい、腰を痛めてしまった為の買い替えです。使用して1か月くらい経ち、すごく快眠でき、腰の痛みもなくなりました。
買い換えてよかったです。

2024年8月31日
★★★★★
コアラマットレスの虜です。
もともとセミダブルを使用していましたが、今回同棲を開始するにあたり、思い切ってクイーンサイズに買い替えました!やはりこの寝心地は事件です!

2024年8月22日
★★★★★
とても良き
身体に合うベッドが見つかって本当に嬉しい。
ぐっすり眠れるのと、何より腰が痛くならない、疲れないベッド!
たくさん調べて巡り会えたベッド、買って大正解でした!

 

朝までぐっすりが続く心地よさ「オリジナルコアラマットレス」

 

監修者

石川 恭子
リテールスペシャリスト / 上級睡眠健康指導士

コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。