寝具コラム by Koala Sleep Japan2024年3月1日読了目安時間: 7

【上級睡眠健康指導士監修】マットレスの掃除・お手入れ方法6選|頻度や注意点についても解説


マットレスのお手入れを怠ると、劣化が早まったり、カビやダニが発生したりと、健康にも悪影響が及ぼされる可能性があります。

本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の松本が、マットレスの基本的な掃除・お手入れ方法に加えて、おねしょやカビなどの汚れトラブルの対処法についても紹介していきます。

大切なマットレスの寿命を伸ばし、いつまでも清潔に使うために、ぜひこの記事を役立ててください。

 

【基本】マットレスの掃除・お手入れ方法6選

マットレスを使っているなら、必ず心がけたいのがこの6種類のメンテナンスです。どの素材のマットレスでも、このお手入れ・掃除は必要です。

【マットレスの掃除・お手入れ方法】

  • 掛け布団をめくる・風通しの良い場所に広げる
  • シーツやカバーを洗濯する
  • マットレスを通気して湿気を飛ばす
  • マットレス表面に溜まった汚れを吸い取る
  • ベッドパッドを洗う
  • マットレスの向きを変える

これらのお手入れをすることで、マットレスをいつまでも清潔に使うことができます。

 

掛け布団をめくる・風通しの良い場所に広げる|毎日

私たちは寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくと言われます。シーツやカバーでは吸収しきれない汗はマットレスまで浸透します。

掛け布団をマットレスの上に置いたままにすると、就寝中マットレスに溜まった湿気を放出できず、湿気の多いカビやダニが好む環境を生み出します。朝起きたら、掛け布団をめくるか、風通しの良い場所に広げて湿気を取り除きましょう。

晴れた日に布団を干すのは気持ちいいものですが、たとえば羽根布団は長時間紫外線にさらされると劣化につながります。取扱説明書などを参照して、適切にメンテナンスしましょう。

 

シーツやカバーを洗濯する|週に1回

直接肌に触れる寝具であるシーツやカバーは、寝汗や皮脂で汚れやすいものです。汚れたまま使い続けると、肌トラブルなどの原因になりかねません。少なくとも週に1回はシーツやカバーを洗濯し、清潔な睡眠環境を整えましょう。

 

マットレスを通気して湿気を取り除く|月に1回

「掛け布団をめくる・風通しの良い場所に広げる|毎日」で紹介したように、マットレスの内部には寝汗による湿気が溜まっています。そのままにしておくとカビやダニの発生につながるため、溜まった湿気を取り除く必要があります。

風通しのよい場所の壁に立てかけたり、マットレスの底面に扇風機やサーキュレーターなどで通気したりしましょう。

注意点として、マットレスは熱に弱いことがほとんどです。直射日光を避け、陰干ししてください。

 

マットレス表面の汚れを除去する|月に1回

シーツを使っていても、マットレスとシーツの間にはダニの死骸や汚れが蓄積しています。シーツを外したタイミングで、掃除機や布団クリーナーを使ってマットレス表面の汚れも取り除きましょう。

掃除機を使う場合、布団専用のアタッチメントやノズルに変えると衛生的です。

 

マットレスの向きを変える|月に1回

マットレスは、一定の場所に体圧がかかり続けると、凹みなどの劣化が起こります。これを防ぐには、月に1回程度、足と頭の部分を入れ替えるのがおすすめです。

マットレスの寿命を伸ばし、長く使うことができるため、ぜひ実践してみてください。

 

ベッドパッドを洗う|2〜3か月に1回

コイルマットレスを使用している場合は、マットレスの上にベッドパッドを重ねている人もいるでしょう。

その上にシーツを重ねていても、ベッドパッドには寝汗が浸透しています。これを放置しているとカビやダニの原因になります。定期的にベッドパッドも洗濯しましょう。2〜3か月に1回の頻度が目安です。

 

【シーン別】マットレスについた汚れへの対処法5選

マットレスに汚れがついてしまった場合の対処法について、5つのポイントで説明します。

【マットレスによくある汚れトラブル】

  • 飲み物をこぼした
  • 寝汗・嘔吐・血液のシミや黄ばみがある
  • おねしょ
  • カビが生えている
  • ダニが潜んでいる
※ ここで紹介するクリーニング方法によるマットレスの劣化については保証できません。マットレスが劣化する可能性があることを必ずご了承の上、あらかじめ製品表示ラベルなどを確認してお試しください。

 

飲み物をこぼした場合

マットレスに飲み物をこぼしてしまった場合、中性洗剤を使って汚れを落とす方法があります。

ただし、内部まで浸透してしまった水分は除去できないため、マットレスにサーキュレーターなどで風を当てて乾燥させてください。

【用意するもの】

  • 中性洗剤
  • タオル(雑巾でも可)×2枚
  • キッチンペーパー(新聞紙でも可)
  • 中性洗剤と水を入れる容器

 

【手順】

  1. 中性洗剤と水を混ぜ、洗剤水を作る
  2. 洗剤水にタオルを浸しておく
  3. 飲み物をこぼした箇所にキッチンペーパーを当て、水気を取る
  4. 洗剤水に浸したタオルを固く絞り、飲み物をこぼした部分に当てトントンと叩くようにしてふき取る
  5. 水に浸したタオルで、洗剤を拭き取る。
  6. 風通しのよい場所において乾かす(扇風機などを使ってもOK)

 

寝汗・嘔吐・血液のシミや黄ばみがついた場合

寝汗・嘔吐・血液のシミや黄ばみ汚れに対しては、重曹水を使います。

【用意するもの】

  • 重曹(小さじ2杯程度)
  • 水(200ml)
  • スプレーボトル
  • タオル(キッチンペーパーでも可)

 

【手順】

  1. 嘔吐物や血液が残っている場合は取り除いておく
  2. 水と重曹をスプレーボトルに入れ、重曹水を作る
  3. 汚れが付いている箇所に重曹水をスプレーし、タオルで叩くようにして、水分を拭き取る
  4. 手順2および3をシミや臭いがなくなるまで繰り返す
  5. 風通しのよい場所で乾かす(天日干しやドライヤーは避ける)

 

おねしょの場合

おねしょやペットの粗相については、消臭効果のあるクエン酸を使います。

【用意するもの】

  • クエン酸(小さじ1)
  • トイレットペーパー(新聞紙でも可)
  • 水(200ml)
  • スプレーボトル
  • 使い捨て可能なタオル×2枚

 

【手順】

  1. トイレットペーパーなどで水気を取る
  2. スプレーボトルにクエン酸と水を混ぜ合わせ「クエン酸水」を作る
  3. 乾いたタオルを押し当てて、水気を取る
  4. クエン酸水をスプレーして、5分間そのままにする
  5. 5分経過したら、2枚目のタオルをスプレーした箇所に押し当てて水気を取る。
  6. 手順3~5を数度繰り返す
  7. 風通しのよい場所にマットレスを置いて乾かす(素材が劣化する可能性があるため、天日干しは避ける)

 

カビが生えている場合

マットレスのカビに対しては、消毒用エタノールを使って対処します。

【用意するもの】

  • 消毒用エタノール(スプレータイプ)
  • 廃棄してもよいタオル
  • ぬるま湯(30℃~40℃程度)

 

【手順】

  1. カビが生えている箇所全体が湿るくらいに、消毒用エタノールを噴射する
  2. 1時間ほど放置する
  3. タオルをぬるま湯に浸けて軽くしぼり、該当箇所を叩くようにして拭き取る(カビが広がってしまうため、こすらない)
  4. マットレスに風を当てて乾かす(扇風機でもOK。天日干しは避ける)

 

※ 上記の対策は「コアラマットレス」を含むウレタン素材のマットレスにおいて、効果が期待できません。また、身体への影響を考えると、一度カビが発生してしまったマットレスを使うことは推奨いたしかねることにご留意ください。

 

ダニが潜んでいる場合

ダニに対しては、はじめに布団乾燥機などを使ってダニを死滅させ、その後ダニの死骸を掃除機で吸いこむという手順で行います。

ダニ対策は多岐にわたるため、詳しくは「マットレスのダニ対策について解説|効果的な駆除方法や費用も紹介」をご覧ください。

 

自分で対処できない場合はマットレスクリーニング業者に依頼しよう

handsome cleaner in cap removing dust on mattress with vacuum cleaner

マットレスが汚れてしまった場合、マットレス専用のクリーニング業者に依頼するのも選択肢の一つでしょう。

費用の目安は10,000〜20,000円程度です。専用の機材を使って汚れを落とすため、自宅では落とせない汚れもきれいになる可能性があります。

ただし、ウレタンやラテックス素材は熱や水に弱いため、これらのマットレスはクリーニングできない場合がほとんどです。

 

マットレスの買い替えがおすすめな場合も|買い替えの目安は?

マットレスのクリーニングは、専門業者に頼むとかなりの金額がかかります。このため、マットレスが汚れてくると、現在使っているマットレスを処分して新しいマットレスを購入したほうがいい場合もあります。

マットレスを買い替える目安としては、以下のような状況があります。

【マットレスの買い替えを検討する目安】

  • 朝起きたら体が痛む
  • 以前よりマットレスに体が沈み込む
  • マットレスが凹みはじめた
  • コイルがきしむ音がする
  • カビやダニが発生している

この記事では、カビやダニが発生した場合の対処法について紹介しましたが、心身の健康や衛生的な睡眠環境を考慮すると、マットレスの買い替えも選択肢としておすすめです。

詳しくは「マットレスの寿命は何年?交換を判断する目安や長持ちするマットレスの特徴を解説」で解説しています。買い替えの判断に迷っているなら、参考にしてください。

 

マットレスの掃除・お手入れが楽になる寝具アイテム

簡単にマットレスの掃除やお手入れができる寝具アイテムを3つ厳選して紹介します。

【お手入れが楽になる寝具アイテム】

  • マットレスプロテクター・保護カバー
  • 通気性のよいベッドフレーム
  • 折りたたみマットレス

 

マットレスプロテクター・保護カバー|汚れ・カビ・ダニ対策に

子どもやペットと一緒にマットレスで寝る場合、おねしょ等トイレトラブルの問題が気になるものです。

そんな時、おすすめしたいのが「マットレスプロテクター」や「保護カバー」です。

一般的に、これらの寝具には耐水加工が施されており、万が一のトラブルが発生した場合もマットレスを汚しません。さらに、カビやダニの繁殖を抑える効果のある製品もあるため、マットレスを清潔に保つのに役立ちます。

大切なマットレスは、マットレスプロテクターや保護カバーでしっかり守りましょう。

マットレスの汚れを事前に防ぎ、いつまでも清潔に使用できる心強いアイテム

 

通気性のよいベッドフレーム|カビ・ダニ対策なら

ベッドフレームを選ぶ場合のポイントは、すのこベッドのように、底板が通気性のよい構造になっているものがおすすめです。

マットレスの底部から湿気を放出することができるため、カビ・ダニ対策に役立ちます。

上質な素材を使ったシンプルな構造で通気性抜群のベッドフレーム

 

折りたたみマットレス|お手入れかんたん!

ベッドの上に置いて使うマットレス(ベッドマットレス)は、15kgを超える製品もあり、場合によっては壁に立てかけて風を通したりするのが困難です。

毎朝しっかり通気したい、朝起きたらマットレスを片付けたい、そんなニーズにぴったりのマットレスが折りたたみタイプのマットレスです。

ベッドマットレスに比べ、薄型・軽量なため、一人でも持ち運びしやすく、お手入れも簡単です。

折りたたみマットレスのメリット・デメリットについては「折りたたみマットレスの3つのデメリットを徹底解説|簡単にできる対策をすれば問題なし!」で詳しく解説しています。

夏は涼しく冬は暖かい、リバーシブルな折りたたみ敷き布団

 

まとめ:マットレスを長く清潔に使うために、定期的な掃除・お手入れを

マットレスの掃除・お手入れについてもう一度まとめておきます。

【マットレスの掃除・お手入れ方法】

  • 掛け布団をめくる・風通しの良い場所に広げる
  • シーツやカバーを洗濯する
  • マットレスを通気して湿気を飛ばす
  • マットレス表面の汚れを取り除く
  • ベッドパッドを洗う
  • マットレスの向きを変える

どれも自宅で簡単に実践できるものばかりです。マットレスの寿命を伸ばし、いつまでも清潔に使うためにも、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。

もしマットレスの買い替えを検討しているなら「マットレスの寿命は何年?交換を判断する目安や長持ちするマットレスの特徴を解説」を参考にしてみてください。

マットレスのムレや湿気を放散する通気孔を備えたデザイン

 

 

お客様からのメッセージ

 

2024年2月26日
★★★★★
オールシーズン快適です
ふつうの硬さがお気に入りです。季節によって変えられるのもいいところ。夫婦で使っています。

2024年2月25日
★★★★★
最高!!!
めちゃくちゃ良かった。最初はなかなか体に合わなかったのか、実感湧きにくかったがだんだんコレじゃないと寝れないくらいになって、体が違う

2024年2月21日
★★★★★
家族で使う方におすすめです。
家族で使う方におすすめです。
小さい子どもと一緒に寝ても身体が痛くならないマットレスを探していました。
コアラマットレスは硬さが大人にも子どもにも丁度良く、子どもは熟睡してくれるし、大人は身体が痛くならず調子が良いです。

 

監修者

松本 恭
コピーライター / 上級睡眠健康指導士

「健康の秘訣はぐっすり眠ること」がモットーで、これまでウォーターベッド、ウッドスプリングベッド、西式健康枕、ハンモックなどさまざまな寝具の寝心地を追求してきた睡眠マニア。偶然出会ったコアラマットレス®︎の快適さに感銘を受け、メンバーとして参加。上級睡眠健康指導士としての知識を通して、より多くの人に快眠を届けたいと願っている。