寝具コラム by Koala Sleep Japan2025年4月15日読了目安時間: 7

ベッドサイズ一覧と種類・特徴・選び方についてご紹介!

松本 恭
コピーライター / 上級睡眠健康指導士

「健康の秘訣はぐっすり眠ること」がモットーで、これまでウォーターベッド、ウッドスプリングベッド、西式健康枕、ハンモックなどさまざまな寝具の寝心地を追求してきた睡眠マニア。偶然出会ったコアラマットレス®︎の快適さに感銘を受け、メンバーとして参加。上級睡眠健康指導士としての知識を通して、より多くの人に快眠を届けたいと願っている。

ベッドを購入するときに必ずと言っていいほど迷うのはベッドサイズですよね。今後の生活のために大きいベッドが必要。でも部屋のスペースにフィットするかどうかわからない・・そんなお悩みもあるかもしれません。

ベッドサイズの選び方はさまざまな角度から見ていく必要があります。購入後に後悔しないように、ベッド選びは慎重に行いましょう!

本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の松本が、ベッドサイズの一覧について深掘りし、ベッドの特徴と選び方についてまとめています。お引越しや新生活の準備に必要なベッドの購入で迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

ベッドを選ぶ前に押さえておきたい基本知識


ベッドを購入する前に、ベッドサイズを検討されるかと思います。実際には、ベッドの寸法、規格、マットレスの有効スペース、フレームの構造など、さまざまな要素について考慮する必要があります。

特に海外製品を検討する場合は、インチ表示や国ごとの規格の違いに注意が必要です。ベッドサイズの一覧に加えて、寸法の測り方やサイズ規格の注意点を押さえておくと良いでしょう。

ベッドサイズの基準はどこで決まる?寸法の測り方と注意点

さて、ベッドサイズの基準はどこにあるのでしょう。基本的にベッドサイズは主にマットレスの幅と長さで決まっており、メーカーの独自設定によって多少変わります。

ベッドサイズの測定時は、メジャーを使用し、フレーム分も考慮しながら幅と長さを測りましょう。壁との距離やドアの開閉スペースなども確認することが重要です。

ベッドサイズは利用していくにつれて変わることもあり、フレームの外寸や高さも実際の使用感に影響します。寝室に余裕を持って配置できるように十分にベッドスペースを確保することが大切です。

日本国内で一般的に流通するサイズ規格と海外との違い

日本国内のベッドサイズは比較的固定的ですが、海外では国ごとに呼び名や寸法が異なる可能性があります。ベッドの作りは海外よりもややコンパクト。日本のベッドに海外の寝具を使用すると大きく感じてしまうこともあります。

日本では一般的にカテゴライズされるベッドの種類(セミシングル、ダブルなど)に基づいてベッドサイズが決まります。海外のサイズ規格と比べてみましょう。

シングル ダブル クイーン キング
日本 97 x 195 cm 140 x 195 cm 152 x 195 cm 180 x 195 cm
アメリカ
カナダ
99 x 190 cm 137 x 190 cm 152 x 203 cm 193 x 203 cm
イギリス 91 x 190 cm 137 x 190 cm 152 x 198 cm 183 x 198 cm
ヨーロッパ 91 x 200 cm 140 x 200 cm 160 x 200 cm 180 x 200 cm
オーストラリア 91 x 190 cm 137 x 190 cm 152 x 203 cm 183 x 203 cm

主なベッドサイズ一覧

ベッドサイズは、セミシングルからワイドキングまで数多くあります。寝室環境や身体の特徴、体格に合わせて適切なベッドサイズを選択することが重要です。

ベッドサイズの一覧で、特定の用途や適している体格、最適な部屋サイズについて比較していきます。各ベッドの幅サイズは異なり、丈サイズは均等で195cmです。

セミシングル(SS)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅80-85cm
用途
一人暮らしや子ども部屋に適している
最適な
部屋サイズ
4.5畳からOK(スペースに余裕を持たせるなら6畳以上がおすすめ)
ポイント
大柄な人には少し狭く感じられる可能性がある

シングル(S)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅約97cm
用途
寝具の入手や買い替えが容易で、初めてのベッド購入者に最適
最適な
部屋サイズ
6畳~8畳
ポイント
一人用として最もポピュラーなサイズ

セミダブル(SD)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅120cm
用途
一人でゆったり使える、子どもやペットと一緒に寝るのに適している
最適な
部屋サイズ
8畳あると快適
ポイント
寝返りを打ちやすいサイズ

ダブル(D)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅140cm
用途
カップルや夫婦が寝るためのスタンダードサイズ
最適な
部屋サイズ
8畳~(家具も配置するなら10畳~が快適)
ポイント
単身で使う場合も十分な広さがある

クイーン(Q)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅160cm
用途
二人で寝るのに最適で、お互いに十分なプライベート空間を確保できる
最適な
部屋サイズ
8畳~10畳
ポイント
動くと振動が伝わりやすい。気になる場合は、分割マットレスも選べる。

キング(K)の寸法とおすすめ使用例

サイズ 幅180cm
用途
家族全員で寝られる最大サイズ
最適な
部屋サイズ
10畳~12畳
ポイント
日本のベッドで最も大きいサイズ

ショートやロングの特殊サイズもチェックしよう

ロングサイズ 200cmを超える
用途
身長180cm以上の長身の方におすすめ
最適な
部屋サイズ
上記ベッドサイズに合わせた部屋サイズを目安に
0.5畳~1畳プラスするとバランスがいい
ポイント
足元の通路が確保できるように配置を考える必要がある

 

ショートサイズ
長さが195cmより短い約180cmのベッド
用途
子どもや小柄な方におすすめ
最適な
部屋サイズ
各ベッドサイズに合わせた部屋サイズ(上記参考)
ポイント
長さが短いだけでなく、横幅が80cmほどの狭いものもある

ワイドキング・ファミリー向けの大型サイズ

サイズ 200cm
用途
家族全員が一緒に寝られ、柔軟なレイアウト変更が可能
最適な
部屋サイズ
14畳~
ポイント
シングルマットレスを2枚連結した大型サイズ

 

目的・使用人数に合わせたベッドサイズの選び方

ベッドサイズの一覧を見ての通り、用途はそれぞれ異なります。一人暮らし、パートナーとの暮らし、家族・子どもとの暮らし、介護の暮らしなど、それぞれの生活に合わせて適切なベッドサイズを選択しましょう。

一人暮らしやコンパクトな部屋に適したサイズ

一人暮らしの場合、シングルやセミシングルが定番ですが、スペースに余裕があるならセミダブルを検討するのも良いでしょう。一人でゆったりと寝れるスペースなので十分に寝返りも打てます。将来ペットを飼って一緒に寝たいときにも最適です。

ただし、新社会人で一人暮らしワンルーム、限られた省スペースの部屋で生活するならやはりシングルベッドからスタートするのがおすすめ。低予算でスペースもとらず、組み立てもしやすいでしょう。さらに収納付きベッドフレームを選ぶとベッド下に洋服や雑貨をしまえるというメリットがあります。読書が好きな人は、ランプや本が置ける棚付きのベッドフレームもおすすめ。

夫婦やカップルで快適に眠れるサイズの目安

夫婦やカップルでベッドを共有するとき、なるべく快適な広さで使用したいですよね。二人以上で寝る場合、ダブルサイズ以上を目安に選択すると息苦しさを感じにくく、余裕のあるスペースで眠れます。もちろん、セミダブルベッドに二人で寝ることもできますが体格が大きい方は窮屈に感じられるかもしれません。

また、寝返りをよく打つことから相手に気を遣ってしまい、熟睡ができないこともあるかもしれません。そんな時は、パートナーとそれぞれシングルベッドを並べて使用する方法もあります。

お子様と一緒に寝るファミリー向けサイズの選択

子どもと同じベッドで寝る場合はダブルサイズではまだ窮屈に感じる方が多いため、最初からワイドキングや連結タイプを検討するケースもあります。

子どもの寝相は想像以上に動きが大きく、予想外に広くベッドスペースを占拠されることもしばしばあります。余裕のあるベッドサイズであれば、お互いを気にせずに安定した睡眠がとりやすくなるでしょう。

たとえば、子どもと大人2人でベッドに寝る場合は、クイーン以上がおすすめ。クイーンでも十分寝られる広さですが、さらにゆとりをもって寝たい場合はキングまたはワイドキングを選びましょう。子どもが落下しないように、ローベッドにするのもおすすめ。

部屋の広さやライフスタイルから選ぶポイント

部屋の広さからベッドサイズを選ぶ場合、ベッドの配置や部屋の動線を考慮することが重要です。日常的な動きがスムーズにできるかを確認し、適切なサイズのベッドと家具を配置することが大切です。

部屋が狭くスペースが限られている場合は、収納付きのベッドに、あるいは圧迫感を感じにくいローベッドにするなど工夫することができます。一方で部屋が広い場合は、ローベッドにするとお掃除ロボットのルンバがベッド下に入らないという問題があるので注意が必要です。

ライフスタイルからベッドサイズを選ぶ際に考えるべきポイントは2つあります。

ベッドの設置場所と生活導線の確保

大人一人が快適に通路を通るには、最低60cm必要です。ベッドの端から壁まで60cm以上離れているか確認しましょう。荷物を持ちながらスムーズに移動できるのは70〜80cm。大人二人が通れる幅は、90~120cm。快適に通れる通路を確保するだけで、生活の利便性も向上します。

今後の生活の変化を視野に入れる

ライフスタイルに応じてベッドを買い替える必要がないよう、将来を見据えてベッドサイズを選ぶこともできます。結婚、出産、子どもの成長を考えて大きめのベッドを選ぶと、長年使用できるようになるでしょう。ベッドの寿命は長くて10年ほど持つので(高級マットレスの場合20年まで)長期的なベッドの使用を考え、サイズを検討するのも良いでしょう。

ベッドフレーム・マットレスの種類も確認しよう

人生に寄り添うコアラアーバンベッドフレーム

フレームやマットレスの種類によっても寝心地が変わります。収納付きフレームや様々な素材のマットレスから、自分に合うものを選びましょう。それぞれ例として以下の種類があります。

ベッドフレームの種類
フラットタイプ
キャビネットタイプ(棚付き)
ローベッド
フロアベッド
収納付きベッド
脚付きマットレス(フレーム無し)
リクライニングベッド
畳ベッド
マットレスの種類
ボンネルコイルマットレス
ポケットコイルマットレス
高反発ファイバー
ラテックス
低反発ウレタン
高反発ウレタン
ハイブリッドウレタン

参考:自分に合うマットレスはどれ?|コアラマットレスブログ

 

【まとめ】最適なベッドサイズを選んで快適な睡眠を手に入れよう

ベッドサイズの一覧から、それぞれの使用用途をお分かりいただけましたか?最適なベッドサイズは、部屋の広さ、使用目的、身体の大きさ、寝方など、多角的な視点から総合的に選ぶ必要があります。本記事で触れたように、今後のライフスタイルに合わせてベッドサイズを選ぶことがおすすめです。

さて、ベッドのあるお部屋、未来の暮らしの想像は膨らみましたか?長く使う家具だからこそ、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう!

上質なブークレ生地のリラックスできるヘッドボードに寄りかかろう。コアラファブリックベッドフレーム

 

お客様の声

★★★★★

5ヶ月前

程よい弾力感

マットレスとベッドフレームを購入しました。

とても良いですね。

組み立ても簡単でしたが、説明が少しわかりにくいかと思います。

肝心のマットレスですが、身体が沈み込みすぎず、適度に反発感があるので、そこらのビジネスホテルより寝心地が良い。

寝具が大切だってことに、改めて気づきました。

ありがとう。

 

★★★★★

5ヶ月前

組み立てが簡単

工具なしで組み立てました。

 

★★★★★

8ヶ月前

最高ー

コアラマットレスのおかげで、寝つきがよくなり、寝るのが楽しみになりました。柔らかすぎず、硬すぎず心地いいです。