目次
監修者
石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
「しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い」
「起きた瞬間から首や肩、腰がカチカチにこっている」
「寝る姿勢や寝具が合っていない可能性はある?」
悩みの原因は、睡眠時間だけでなく「寝る姿勢」にあるかもしれません。
そこでこの記事では、疲れが取れやすい寝る姿勢を仰向け・横向き・うつ伏せ別に解説し、首・肩・腰への負担を減らすコツや、寝具の見直し方まで紹介します。
ぜひ、自分に合う寝方を見つける際の参考にしてください。
疲れが取れる寝る姿勢とは?背骨と呼吸が楽な状態
疲れが取れやすい寝る姿勢とは、ひとことでいえば「体に余計な力がかからず、楽に呼吸できる姿勢」です。
具体的には、次の3つの条件を満たす姿勢が理想とされています。
- 背骨の自然なS字カーブが保たれている
- 首・肩・腰の一部に負担が集中していない
- 呼吸や血液の流れを妨げていない
一般的には仰向けが基本とされますが「仰向けだけが正解」ではありません。いびきや腰の違和感など、体型や悩みによって適した姿勢は変わります。
だからこそ大切なのは、姿勢の名前よりも「自分の体が一番楽かどうか」で選ぶことです。まずは基本的な3つの姿勢の特徴を見ていきましょう。
1. 仰向け|疲れを取りやすい基本的な姿勢
仰向けは体の重みを背中全体で受け止められるため、左右のどちらかに負担が偏りにくい姿勢です。背骨の自然なカーブも保ちやすく、疲れを取りたいときの基本的な寝方とされています。
一方で、仰向けになると舌がのどの奥へ落ち込みやすく、いびきや呼吸が気になる人には向かないこともあります。
仰向けが向いている人
仰向けは、次の項目に当てはまる人に向いています。
- 首・肩・腰の負担を減らしたい人
- 寝返りを打ちやすい状態をつくりたい人
- 体の左右差を減らして眠りたい人
ただし、腰が反って浮いてしまう人や枕が高すぎる人はかえって負担がかかりやすいため、次に解説するコツを実践してみてください。
仰向けで疲れを残さないコツ
仰向けで疲れを残さないためのポイントは、枕の高さと腰の反りの2つです。それぞれ、簡単なセルフチェックで確認できます。
- 枕の高さ:仰向けに寝て、目線が真上より少し足元側を向く高さが目安
- 腰の反り:腰とマットレスのすき間に手のひらを入れ、手のひら1枚分より大きく空くなら反りすぎのサイン。その場合は、膝の下に薄いクッションやタオルを入れる
気になるサインがあれば、枕やクッションで少しずつ調整してみてください。
2. 横向き|呼吸・腰への負担を調整しやすい
横向きは気道が確保されやすく、いびきが気になる人に向きやすい姿勢です。仰向けで腰がつらい人でも、腰の反りを避けやすくなります。
ただし、横向きは肩や股関節など、体の一部に圧が集中しやすいのが欠点です。枕の高さや脚の位置を工夫して、負担を分散させましょう。
横向きが向いている人
横向きは、次のような人に合いやすい姿勢です。
- いびきや呼吸のしづらさが気になる人
- 仰向けだと腰が反ってつらい人
- 妊娠中など、仰向けがつらい人
肩への圧迫が強くなりやすいため、下になった側の肩や腕がだるくなるかもしれません。その場合は、寝具や枕で調整しましょう。
横向きで肩や腰に負担をかけないコツ
横向きで負担を減らすコツは「頭から背骨のラインをまっすぐ保つ」ことです。
そのために、枕は肩幅の分だけ高さがあるものを選びましょう。頭が沈みこんだり傾いたりせず、首から背骨が床と平行にまっすぐ保てる高さが最適です。
さらに、膝の間にクッションを挟むと、骨盤のねじれを防ぎやすくなります。左右どちらか片側ばかりで寝続けないよう、寝返りを打ちやすくすることも意識してみてください。
3. うつ伏せ|首や腰に負担がかかりやすい
うつ伏せは、体の前面が布団に密着することで安心感を得やすく、寝つきやすいと感じる人もいます。一方で、疲れを取るという観点では注意点が多い姿勢です。
うつ伏せは、首を左右どちらかにひねった状態が続き、胸やお腹も圧迫されやすい姿勢です。
体への負担が大きくなりがちなので、疲れを取りたい人はデメリットを理解したうえで取り入れましょう。
うつ伏せで疲れが残りやすい理由
うつ伏せで疲れが残りやすいのは、首と呼吸に負担がかかるためです。
顔を横に向けて寝るので、首や肩の筋肉が長時間ねじれた状態になり、朝起きるとこりや痛みを感じることが多いです。
また、胸やお腹が敷き布団に押さえつけられ、呼吸が浅くなりやすい点もデメリットです。呼吸が浅いままだと、寝ても疲れが抜けにくく、朝の重だるさにつながります。
うつ伏せで寝たいときの注意点
うつ伏せが落ち着くという人は、以下の負担をやわらげる工夫を取り入れましょう。
- 長時間同じ向きで固まらないよう、寝返りを意識する
- 首のひねりを抑えるために、枕を高くしすぎない
- おなかの下に薄いクッションを入れ、腰の反りを防ぐ
なお、首や腰に痛みやしびれがある場合は、うつ伏せを無理に続けないことが大切です。つらさが続くときは姿勢を変えるか、医療機関に相談してみてください。
疲れが残る寝方に共通する原因
「どの姿勢でも疲れが取れない」という人には、姿勢以外に原因があるかもしれません。
疲れが残る寝方には、以下3つの共通点があります。
- 体の一部に圧力が集中している
- 寝返りしにくい寝具を使っている
- 寝る前の習慣で睡眠の質が下がっている
自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
1. 体の一部に圧力が集中している
肩・腰・首などの体の一部に負担が集中すると、その周りの筋肉が緊張し、朝のだるさにつながります。
次のようなサインは、圧力が一点に集まっている合図です。
- 横向きで肩が痛い
- 仰向けで腰が浮く
- うつ伏せで首が痛い
思い当たるものがあれば、タオルやクッション、枕などで調整を行い、体重が広く分散される状態を目指しましょう。
2. 寝返りしにくい寝具を使っている
寝返りが打ちにくくなる原因は、寝具にあることが多いです。
とくに、次のような寝具は寝返りを妨げます。
- マットレスが柔らかすぎる、または硬すぎる
- 枕の高さが合っていない
- 寝るスペースが狭い
寝返りは、体圧の偏りをリセットし、血流の滞りを防ぐための大切な動きです。※1
寝返りが打ちにくい寝具は、同じ場所に負担をかけ続け、疲れが残る原因になります。
3. 寝る前の習慣で睡眠の質が下がっている
疲れの取れ方は、寝る姿勢だけでなく寝る前の過ごし方にも左右されます。
たとえば、以下のような習慣は睡眠の質を下げやすいとされています。
- 就寝直前までスマホを見る
- 遅い時間に食事をとる
- 熱すぎるお風呂に入る
- 強いストレスを抱えたまま眠る
姿勢を整えても疲れが残るなら、生活習慣もあわせて見直してみましょう。
寝姿勢を整える枕とマットレスの選び方
理想の寝姿勢を保てるかどうかは、枕とマットレスで大きく変わります。どんなに良い姿勢を意識しても、寝具が合っていないと体は休まりません。
以下2つの要素を見直し、自分に合った枕とマットレスを選びましょう。
- 枕は首のカーブと寝姿勢に合わせる
- マットレスは体圧分散と寝返りのしやすさで選ぶ
1. 枕は首のカーブと寝姿勢に合わせる
枕選びで大切なのは、高さそのものより「首から背中のラインが自然に保てるか」です。
枕が高すぎると首が前に曲がり、低すぎると頭が落ち込んで、どちらも首に負担がかかります。仰向けと横向きでは必要な高さが変わるため、自分がよく取る姿勢に合わせて選びましょう。
仰向けと横向きの両方に対応させたい人には、硬さを調整できる枕が便利です。コアラピローは両側のファスナーの開け閉めで硬さを変えられるため、自分がよく取る寝姿勢に合わせて調整しやすい設計です。興味がある方はぜひ確認してみてください。
2. マットレスは体圧分散と寝返りのしやすさで選ぶ
マットレス選びのポイントは「体圧を分散しつつ、スムーズに寝返りが打てる適度な弾力がある」ことです。
柔らかすぎると腰が沈み込み、硬すぎると肩や腰に圧が集中しますから、自分に合った硬さのマットレスを選びましょう。※1
関連記事:低反発・高反発マットレスの違いを3つに分けて解説|それぞれの欠点とは?
今日からできる疲れを取る寝方の実践ポイント
最後に、今日から実践できるポイントをまとめます。意識したいのは「寝る前のリラックス」と「寝る前・朝の体のチェック」の2つです。
まず寝る前は、体をリラックスさせておくと眠りに入りやすくなります。寝る前に、次の3点を意識してみてください。
- 就寝1〜2時間前に、ぬるめのお湯(40℃くらい)へゆっくりつかる
- 就寝前は、スマホやパソコンの強い光を控える
- 就寝直前の夜食・間食を控える ※2
そのうえで、寝る前と朝に体の状態をチェックすると、自分に合う寝方が見つけやすくなります。
1. 寝る前に体が楽な姿勢を確認する
布団に入ったら、まず仰向け・横向き・うつ伏せのどれが一番楽かを確かめてみましょう。首・肩・腰に違和感がないか、呼吸がしやすいかが判断のポイントです。
「理想の姿勢だから」と痛みを我慢し続ける必要はありません。今の体にとって負担が少ない姿勢を選ぶことが大事です。
2. 朝起きたときの体の状態を確認する
寝る姿勢が合っているかは、朝の体の状態で確認しましょう。起きたときに首・肩・腰の痛みやだるさがないか、しっかり寝た感じがあるかがポイントです。
合わないと感じたら、枕の高さや寝る姿勢を少しずつ調整してみてください。1日ごとではなく、1つの姿勢を数日間試すと、自分に合う状態が見つかりやすいです。
疲れが取れる寝る姿勢は体に負担が少なく続けやすい姿勢
「疲れが取れる寝姿勢」とは、以下3つの要素を兼ね備えた姿勢です。
- 背骨の自然なS字カーブが保たれている
- 首・肩・腰の一部に負担が集中していない
- 呼吸や血液の流れを妨げていない
基本は仰向けで寝てみて、いびきや腰の違和感があるなら横向きも選択肢となります。うつ伏せが楽な人もいますが、ほかの姿勢よりも体への負担が大きい分注意が必要です。
そして、寝る姿勢を支えるのが、枕とマットレスです。自分の体に合った寝具に整えて、毎晩の疲れがたまらないようにしましょう。
大切なのは「正しい姿勢」より「自分の体が楽な姿勢」です。まずは今夜、一番楽に眠れる姿勢を探すことから始めてみてください。
なお、枕やマットレスから見直したい人は、コアラマットレス公式サイトもチェックしてみてください。寝具の多くが120日間トライアルの対象なので、毎晩の疲れの取れ方を実際に比べながら選べます。
・参考
※1 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」
※2 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」











