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監修者

石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
子どもと添い寝したい、家族で一緒に眠りたい、という場合におすすめなのが、家族で一緒に寝られるファミリータイプのマットレス。近年、「子どもとの添い寝」の安全性が確認され、さまざまなファミリータイプのマットレスが見られるようになってきました。
上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、「ファミリータイプのマットレス」について解説します。
ファミリータイプのマットレスとは?
「ファミリータイプのマットレス」とは、次のようなマットレスを指します。
子供と親が一緒に並んで寝れる大きさのマットレス
ファミリーサイズのマットレスは、サイズは大きいけれど継ぎ目がなく、寝返りを打っても気になりにくいというメリットがあります。また、家族全員で寝られるので、子供が夜中に目を覚ました際などにすぐ対応できるのも嬉しい点ですね。
「でも子供の頃、添い寝って良くないって聞いたけど…」という方、実はごく最近、赤ちゃんの添い寝に関して、大きな転換点を迎えたのです。
2016年まで、米国小児学会(AAP)は赤ちゃんの1人寝を推奨していました。乳幼児突然死症候群(SIDS)、窒息、その他の睡眠関連の死亡などの特定のリスクがあるため、赤ちゃんと同じベッドで寝るべきではないというのがその理由でした。しかし、2016年にAAPは赤ちゃんの添い寝には問題がないということを認めたのです。
そんなわけで、晴れて堂々とお子様と添い寝してもOKとなったこともあり、ファミリーサイズのマットレスは商品数も増えてきた、というわけです。
ファミリータイプマットレスを選ぶ7つのポイント
どんなファミリーサイズのマットレスがいいのか。選ぶ時にチェックしたいポイントが7つあります。
- 設置スペース
- サイズ
- 厚み
- 連結性
- 通気性
- 衛生面
- 体圧分散性
です。それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
設置スペース
まずは、どこにファミリータイプのマットレスを置くか、具体的な場所を検討してみましょう。設置スペースに適した、マットレス、ベッドを選ぶことが最初のスタートラインです。
設置スペースが決まったら、次のサイズを計測してみましょう。
部屋全体のサイズ | 部屋全体のサイズを実寸で計測。キングサイズのベッドは一般的に10畳以上の面積を推奨 |
設置場所のサイズ | 出入口やクローゼットの扉の開け閉めが干渉しないかどうかもチェック |
搬入経路のサイズ | ベッドを搬入する部屋へアクセスするドア、階段などのサイズを確認。二階に設置する際、搬入が難しい場合も。設置場所に窓がある場合は、窓からの搬入も可能 |
ファミリータイプのマットレスは長く使うことがほとんどなので、使い勝手の悪さを我慢しないで済むよう、長い目線で考えることも必要です。
サイズ
ファミリータイプのマットレスは、人数に合ったマットレスのサイズを選びましょう。
一般的なマットレスのサイズは次の表のようになっています。
サイズ | 寸法 |
セミシングル:SS | 幅85cm×長さ195cm |
シングル:S | 幅97cm×長さ195cm |
セミダブル:SD | 幅120cm×長さ195cm |
ダブル:D | 幅140cm×長さ195cm |
クイーン:Q | 幅160cm×長さ195cm |
キング:K | 幅180cm×長さ195cm |
ロングサイズ | 幅97~180cm×長さ207cm |
3人以上で寝る場合はマットレス2つを並べて使用するのがおすすめです。パートナーやお子様と一緒に寝ていると相手の寝返りなどによる振動で目が覚める場合があり、人数が多いほどその機会が増えます。その結果、睡眠の質に影響するからです。
ファミリーで寝る場合の横幅の目安は以下のとおりです。大人2人+子どもを想定しています。
・2人 – 幅160cm程度
・3人 – 幅180cm程度
・4人 – 幅200cm程度
・5人 – 幅220cm程度
・6人 – 幅240cm程度
詳しくは「マットレスのサイズの選び方」の記事も参考にしてみてください。
厚み(高さ)
マットレスは、厚みが10cm以上あるものがおすすめです。ファミリーマットレスでは複数人で寝るので、通常よりも体重がかかるためです。マットレスの厚みが10cm以下のものでは、底つき感が出ることもあります。
連結性
3人以上が一緒に寝る場合はマットレスを2つ並べたほうがいい、と先ほど述べましたが、マットレスを連結して使用することを考えるなら、マットレスのフチの部分がどうなっているかを確認しましょう。商品によっては、フチの部分に段差があるものもあり、寝心地が悪くなるからです。
マットレス同士を連結するのはシーツやカバーで行うことがほとんどです。マットレスをくっつけた状態で、シーツやマットレスカバーをかければ、連結した部分がわかりにくくなります。
隙間が気になる場合は、「マットレス用スペーサー」「マットレスすきまパッド」などの名称で販売されているアイテムを使用するのも選択肢に入れましょう。
通気性
ファミリータイプのマットレスは、複数人で寝るので、一人寝用のマットレスより湿気がこもりやすい特徴があります。したがって、マットレスは通気性を重視して選ぶのがおすすめです。
通気性のよいとされているマットレスの中身素材には、ファイバーやボンネルコイルがあります。またウレタンでも素材中に小さな気泡を入れるなど、独自の加工を施すことで通気性を高めている製品もあります。
マットレス内部の空気の流れをコントロールし、湿気を素早く排出!コアラマットレス®️
衛生面
一人が寝ている間に一晩でかく汗はコップ1杯程度と言われています。人数が2人なら2杯、子供と一緒に寝るマットレスで3人なら3杯。想像してみると、ファミリーマットレスは清潔に使えるかどうかも重要なポイントだというのがわかります。
マットレスの清潔さを保つために、購入前の検討時に次の点をチェックしてみましょう。
・抗菌や防ダニ加工がされているかどうか
・マットレス自体のカバーが洗えるかどうか
体圧分散性
耳慣れない言葉かもしれませんが、「体圧分散性」とは、マットレスが身体にフィットするかどうかを指す言葉です。背骨はゆるやかなS字カーブを描いているため、体圧分散性に劣るマットレスの場合、マットレスと腰の間にすき間が開き、寝心地が悪くなります。
しかし、マットレスは柔らかすぎてもよくありません。マットレスが身体を支える力を「反発力」と言いますが、反発力が足りないと、寝返りが打ちにくくなります。
したがって、マットレスのお試しでは、
・マットレスに寝そべった時にマットレスと身体の間にすき間がないか
・寝返りが打てるか
を2人でやってみて、隣の人に影響を与えにくいかどうかもチェックしましょう。
マットレスの選び方については、「自分にぴったりのマットレスの選び方」の記事も参考にしてみてください。
ファミリータイプマットレス用のベッドはどうする?
どんなファミリータイプのマットレスを選べばいいのか、見えてきたでしょうか。そこで次に考えるべきは「マットレスを置くベッドフレームはどうする?」ということです。
大きいサイズのマットレスだから…と床置きを考えている方もいるかもしれませんが、マットレスは基本的に床置きNGです。その最大の理由は、「湿気・カビが発生しやすい」からです。
通気性のところでも説明しましたが、複数人で寝る場合、寝ている間に発生する汗の量はコップ1杯×人数分となります。ベッドフレームを使用しないと、就寝時の体の熱が床に伝わりやすくなり、その温度差により床とマットレスの接地面に結露が発生します。これにより、直置きしたマットレスは湿気を含み、カビが生えやすくなります。この現象は特に冬によく見られます。
マットレスのサイズに合った、連結可能なベッドフレームを選びましょう。たとえば「ミライカスタムベッドフレーム」のようなフレームがおすすめです。
子供が大きくなった時に分離してそのまま使えるのも、連結できるベッドフレームのメリットですね。
コアラのマットレスなら寝返り時の振動が伝わりにくい!
ファミリータイプのマットレスを選ぶ際の注意点を挙げてきましたが、家族で寝るマットレスを検討する際に一番気になるのが、「寝返りや夜中のトイレなど、一緒に寝る人の身動きで何度も目が覚めてしまう」ことではないでしょうか。睡眠の質は生活の質に大きく影響するので、切実です。
この問題の解決に役立つのが、「体圧分散性に優れたマットレスを選ぶこと」。たとえば寝心地に定評があるコアラマットレスは体圧分散性について、次のような工夫をしています。
オリジナルコアラマットレス
コアラマットレスの中で一番ベーシックなタイプともいえる「オリジナルコアラマットレス」。マットレスは3層構造となっており、上層部には、やわらかい低反発とほどよい弾力の高反発の長所を生かした通気性のある独自素材を使用。中間層は、振動をバランスよく吸収する硬めのクッション。下層部は、寝返りを打ちやすい高反発で体をしっかりサポート。体圧を分散させるゾーニング製法で、理想的な寝姿勢を保ちます。
朝までぐっすりのベーシックモデル、キングサイズ「オリジナルコアラマットレス」
コアラマットレスプラス PLUS
独自開発素材のクラウドセル™を20%増量し、背中をやさしく包み込みながら、体の各部位ごとに体圧をサポートすることで、パートナーの寝返りも気にならず朝までぐっすり。快適な寝心地と機能性を両立したマットレスが、「コアラマットレスプラスPLUS」です。
コアラマットレスシュプリーム SUPREME
独自開発素材のクラウドセル™を40%増量している「コアラマットレスシュプリーム SUPREME」。竹炭配合のベース層と、通気性を高めた中間層が爽やかな眠りを促します。日本の気候に合わせて開発されており、6層7ゾーンのサポートで、身体の各部位に合わせて体圧分散されるよう設計されています。
配合されたコッパ―(胴)色のカバーが目印のコアラマットレスシュプリーム SUPREMEキングサイズ
赤ちゃんと一緒に寝れる敷布団タイプのマットレス
ファミリータイプのマットレスを考える際、赤ちゃんと添い寝する場合はベッドの高さについても注意が必要です。ベッド+マットレスで、床面からの高さが40〜45cmほどになるからです。
赤ちゃんと添い寝する場合はベッドガードを使用するのも手ですが、高さそのものを低くするため、敷布団タイプのマットレスもおすすめです。
上の写真はセミダブルタイプの「コアラフトン OASIS」ですが、敷布団とは違い、夏は涼しく冬はあたたかいというマットレスの快適性を備えています。三つ折りできて収納もしやすく、お昼寝の時だけ、サッと取り出して使う場合にも最適です。
体圧分散性の優れたファミリータイプのマットレスで快眠を
ファミリータイプのマットレスを選ぶ際の注意点をまとめてみましょう。
・まず設置スペースについて具体的に考え、計測する。
・マットレスは一緒に寝る人数に合わせてサイズを選ぶ。
・マットレスの厚みは10cm以上のものが良い。
・多人数で使うマットレスならではの注意点は、マットレスの連結性、通気性、衛生面。
・一緒に寝る人の動きで睡眠の質が下がらないようにするため、マットレスの体圧分散性は重要。
以上の点に気を付けながら、家族で一緒に眠る幸せなマットレスを探してみてください。
お客様の声
オリジナルコアラマットレス
2025年1月28日
★★★★★
起床時の背中の痛みがなくなりました
以前使っていたマットレスがだいぶ古かったため、買い換えました。最近は朝起きた時に背中の痛みを感じていましたが、コアラマットレスに変えてから背中の痛みなどの違和感がなくなりました。普段の背中の硬さも取れているようです。アプリで熟睡できた日をカウントしたところ、明らかに熟睡の頻度が上がりました。購入してよかったです!
コアラマットレスプラス PLUS
2025年1月25日
★★★★★
腰痛がへりました!
ヘルニアの腰痛持ちです。今まで寝てても腰が痛くて起きる事も多くありましたが、それが減りました。
端っこで寝てもへたる事もなく、ストレスなく夫婦で寝ることができています。
これからも愛用させて頂きたいと思います。
コアラマットレスシュプリーム SUPREME
2025年1月27日
★★★★★
シュプリーム購入
寝転がった瞬間に感動しました
体の圧をしっかり支えてくれつつも固すぎず柔らかすぎない何とも言えない感動の寝心地
もっと早く買えばよかった!
ベッドにはいる度に感動が止まらないです!
そして今までは起きたら肩こり首の痛み腰の痛み、ぐったり疲れていたのですが
全て改善しました!!凄いです。
コアラマフトンOASIS
2025年1月23日
★★★★★
理想がすべてかなうマット
春からの新生活を始める子どものために、質の良いマットレスを探していたところOASISに出会いました。8. 5cmの厚み、年中快適に使えるカバー、コンパクトに折りたため、敷布団だけれどマットレスとしても問題なく使えそうと言う事が決めてで、新春のセールでお得に購入しました。とてもコンパクトな状態で届いたので、引越しも助かります。まだ開封は出来ていませんが、子どもに質の良い睡眠をとってもらえると今から使用が楽しみです