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監修者

松本 恭
「健康の秘訣はぐっすり眠ること」がモットーで、これまでウォーターベッド、ウッドスプリングベッド、西式健康枕、ハンモックなどさまざまな寝具の寝心地を追求してきた睡眠マニア。偶然出会ったコアラマットレス®︎の快適さに感銘を受け、メンバーとして参加。上級睡眠健康指導士としての知識を通して、より多くの人に快眠を届けたいと願っている。
新生活を始める際、「マットレスのサイズは何がいいだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか。特に一人暮らしの場合、ベッドは大きな存在感があるため、間違ったサイズを購入して失敗したくないですよね。
一人暮らしの部屋にぴったりのマットレスやベッドを選ぶには、部屋の広さやライフスタイルに合ったサイズや種類を見極めることが大切です。そこで本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の松本が、一人暮らしに適したマットレスサイズの選び方や、快適な睡眠環境を実現するためのコツを徹底解説します。
「一人暮らしだからシングルサイズで十分」は本当?
一人暮らし用マットレスの選び方ポイント
快適な睡眠環境を整えるには、硬さや通気性、収納性などを多角的に考えることが大切です。ポイントを押さえて、自分に合ったマットレスを見つけましょう。
まずは自分の睡眠スタイルや好みに合った硬さを見極めることが重要です。硬めを好む人や寝返りが多い人は、高反発ウレタンやボンネルコイルなどしっかり体を支えてくれるタイプが向いています。一方で、柔らかい寝心地を好む人や腰への負担が気になる人は、低反発素材やポケットコイルを検討するとよいでしょう。
また、お手入れのしやすさ、通気性、収納性も押さえておきたいポイントです。湿気の多い地域や夏場が長い地域で暮らす場合は、通気性の高いコイルタイプのマットレスと、すのこベッドを組み合わせるとメンテナンスしやすくなります。一方で、ベッド下に収納スペースがある脚付きマットレスを選ぶと、衣類や雑貨を収納することができて便利です。
自分に適切なマットレスのサイズを知ろう!
マットレスのサイズを適切に選ぶには、自分の体格や寝姿勢、部屋の広さを把握することが重要です。実際に寝る姿やライフスタイルをイメージしながら検討しましょう。
大柄な人や手足を伸ばして寝ることが多い人は、シングルでは少し窮屈に感じるかもしれません。ゆったりとした寝心地を望む場合は、セミダブル以上のサイズを検討してみると快適性が向上します。
また、一人暮らしの部屋は家具の配置バランスも大切なため、マットレスやベッドフレームを置いた際の動線やスペースも意識しましょう。部屋の広さに余裕がない場合は、折りたたみや収納機能付きのマットレスを使うなど、ライフスタイルに合わせた工夫が必要です。
部屋の広さに合わせたマットレスの選び方については、「マットレスのサイズの選び方|寝る人数・部屋の広さごとに解説!」の記事で詳しく解説しています。
どんな体勢で寝るか
人によっては仰向けで寝る人もいれば、横向きで丸くなって寝る人もいます。たとえば横向きが多い場合は、やや幅に余裕のあるサイズを選ぶと肩や腰への負担が軽減され、寝返りも楽になります。普段の寝姿勢を考慮して、快適に眠れるサイズを選ぶと睡眠の質を高めることができます。
誰かと寝ることはあるか
一人暮らしといっても、時には友人やパートナーが泊まりに来ることがあるかもしれません。そのような場合は、セミダブル以上のマットレスだと窮屈さを感じにくくなります。普段は自分一人でも、来客を想定したサイズを選んでおくのは賢い選択です。
ベッドの周りにどれくらいの広さが欲しいか
マットレスのサイズを決める際には、室内の通路や作業スペースも見落とせません。たとえば、ベッドサイドにテーブルを置いたり、収納棚を設置する予定がある場合は、適度なゆとりが必要です。一人暮らしの限られた空間を最大限活かすには、ベッドの周りに確保したいスペースを明確にしてからサイズを決定しましょう。
一般的な一人暮らし向きのマットレスのサイズ
マットレスのサイズはメーカーによって異なりますが、「シングル」「セミダブル」「ダブル」「クイーン」が一般的といえます。もし予算や部屋のスペースが許すのであれば、ダブルやクイーンで寝たい人もいると思います。
しかし、多くの人が迷うのは「一人暮らしにはシングル?それともセミダブル?」ではないでしょうか。そこで、シングルとセミダブルサイズがそれぞれどんな人に向いているかを解説していきます。
シングルサイズ vs セミダブルサイズ
自分の寝姿勢やライフスタイル、家具のレイアウトをイメージしながら、どちらのサイズが合っているかを比較してみてください。
シングルサイズを選ぶ理由
・予算的に安くて済む
マットレス自体だけでなく、シーツやカバーなどの付属品もサイズが小さい方が安く手に入ります。
・コンパクトで場所をとらない
お家の間取りのスペースが限られている人は特に大事ですね。
・引越しをすることが多い
引越しが多い人は小さいマットレスの方が何かと便利です。
・生活のスペースを広く取りたい
ソファーなどの他の家具を置きたい人や、広々とした生活スペースで作業をしたい人にはオススメです。
・マットレスの搬入時に困らない
お部屋の入口が狭い場合、マットレスが小さい方が小回りが利きます。
セミダブルサイズを選ぶ理由
・ゆったり寝ることができる
広さが大きいとゆとりがあるので寝相が悪くても、ベッドから落ちる心配がありません。安心して眠れる環境は、より深い眠りへと繋がります。
・ベッドで過ごすことが多い
ベッドに腰を掛けながらTVを見たり、パソコンで作業をしたり、本を読む人などはベッドが大きい方が広々と使えます
・ペットと一緒に寝ることができる
ペットと一緒に寝るとついつい自分のスペースがなくなるという方には少し大きめがオススメです
・友だちや恋人と一緒に寝ることが多い
人が泊まりにくることが多い場合は、一緒に寝られるスペースがあると便利ですよね。恋人がいなくても、今後作るためにあえて、セミダブルにしてみては?
以上、シングルとセミダブルを選ぶ理由を紹介しましたが、実はそのサイズの差は、幅約20cmです。ただし、この20cmで部屋が狭くなると感じてシングルにするか、そのスペース分を楽しみたいと考えてセミダブルにするかは、人それぞれです。自身の好みやライフスタイルに合わせて検討してみてください。
また、もし部屋が6畳以下の場合は「セミシングル」という選択肢もあります。セミシングルは、シングルよりも横幅が狭い約80cmのベッドです。寝返りを打つとベッドから体がはみ出してしまうこともあるため、細身な体格の人に向いています。その一方で、部屋によっては、シングルサイズだとドアやベランダの窓に重なって入りきらないという場合に便利なサイズです。
住環境とマットレスの工夫
ワンルームなどの部屋であっても、収納力やベッドフレームの形状によって快適な寝室環境をつくることができます。住環境に合わせた工夫も考えてみましょう。
一人暮らしでは、限られたスペースを最大限活用できるように、収納付きベッドや省スペースのベッドフレームが人気です。たとえば、ベッド下に収納スペースを備えたフレームなら、季節家電や衣類をまとめて収めることができます。また、必要に応じてマットレスを折りたためるタイプもあるので、昼間は省スペースにして生活動線を確保し、夜にはゆったりと眠れる環境をつくることができます。
暮らし合わせて高さを3段階調節できる「MIRAIKUSTOM ミライカスタムベッドフレーム」
通気性の面では、すのこ構造のベッドフレームを使うと、湿気がこもるのを防ぎやすくなります。特にコイルタイプのマットレスは適度に風が通り、カビやダニが発生しにくいため、長期間清潔な状態を保てるメリットがあります。住環境の課題を把握して最適なベッドとマットレスを組み合わせると、より快適で健康的な空間にすることができます。
マットレスのカビ対策については「マットレスのカビ対策について解説|除去法4選と今日からできる予防法5選」の記事で詳しく解説しています。
マットレスのメンテナンスと長寿命化のコツ
マットレスの中には長年使うことを想定してつくられている製品もあるので、定期的なケアや正しい使い方をすると快適性と耐久性を保つことができます。
日頃のお手入れとしては、マットレスを定期的に立てかけて風通しをよくしましょう。湿気がたまりやすい環境で放置すると、カビやダニの原因になる可能性があるからです。また、上下や裏表をひっくり返して使用できる製品は、定期的に入れ替えて特定の部分に負担がかからないようにすると、偏りやヘタリを回避することができます。
布団クリーナーや掃除機などを使って、表面にたまるホコリやダニを取り除くのも効果的です。さらに、マットレス専用のプロテクターやカバーを利用すれば、汚れや寝汗から本体を守ることができるので、清潔さと耐久性をキープすることができます。定期的なメンテナンス習慣を身につけておけば、マットレスをより長く快適に使い続けられます。
マットレスのメンテナンスについては「マットレスの掃除・お手入れ方法6選|頻度や注意点についても解説」の記事で詳しく解説しています。
コアラマットレスが一人暮らしに最適なワケ
コアラマットレスは「シングル」「セミダブル」「ダブル」「クイーン」「キング」の5サイズを展開していますが、一人暮らしにおすすめしたい理由があります。
マットレスが小さくなって箱で届く
コアラマットレスでは特殊な圧縮技術を用いて、大きなマットレスを箱に入れてコンパクトに配送しています。そのため搬入作業が楽になり、狭い部屋や通路であっても問題なく運び入れることができます。実際にどんな形で届くかは、コチラからご覧ください。
ベッドで過ごす時間が多い人、誰かと一緒に寝る人に向けた機能
コアラマットレスが選ばれる一番の理由は、隣で寝る人の振動を感じにくい「ゼロディスターバンス®技術」にあります。不要な振動を吸収してくれるので、誰かと一緒に寝る人や眠りが浅い人も、相手の寝返りや動きを気にすることなく快眠できます。
「ゼロディスターバンス®技術」によってどれくらい振動が伝わらないかは、コチラのワイングラス動画をご覧ください。
一人暮らしでは、ついついベッドの上で飲食してしまうこともありますよね。そんなときでもコアラマットレスなら、安心してワインが飲めるかも? また、友人や恋人などが来て一緒に寝る場合でもストレスなく寝られるので、お泊まりの日がさらに楽しくなるでしょう。
人間は人生の約1/3の時間を睡眠に当てているといわれます。自分にあったサイズのマットレスを選んで、一人暮らしでも快適な睡眠環境を手に入れてください。
一人暮らしにもぴったりの寝心地「コアラマットレスプラス PLUS」