睡眠コラム by 八木 宏美2025年9月17日読了目安時間: 9

【医師監修】眠くなる方法10選と眠くなりやすい体をつくる4つの習慣

目次

監修者

森田 麻里子
Child Health Laboratory 代表 / 医師

医師・小児スリープコンサルタント・睡眠専門家

2012年東京大学医学部医学科卒。
亀田総合病院にて初期研修後、2014年仙台厚生病院、2016年南相馬市立総合病院にて麻酔科医として勤務。2017年の第1子出産をきっかけに、2018年より乳幼児の睡眠問題についてのカウンセリングや講座、企業と連携したアプリ監修など行っている。2019年昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤勤務を経て、現在は大人の睡眠カウンセリングや企業向け睡眠講座も手掛ける。

日本人の約4人に1人は慢性的な不眠を抱えているといわれています(※1)。眠れない夜が続くと、翌日の集中力が低下し、仕事や勉強の効率も下がり、心身の不調につながります。さらに睡眠不足は免疫力の低下や肥満、糖尿病リスクとも関連することが報告されており、単なる「寝不足」では済まされません。

一方で、布団に入った瞬間にスッと眠れる人もいます。その差は「眠気を呼ぶ仕組み」を理解しているかどうかにあります。眠気は偶然や気分で訪れるものではなく、体温・ホルモン・自律神経・心理的要素といった複数の因子によってコントロールされています。

そこで本記事では、まず「今夜からすぐ実践できる短期的なテクニック」、次に「就寝前の習慣改善」、さらに「寝室環境」「食べ物や心理的アプローチ」「長期的な体質改善」に至るまでを包括的に紹介していきます。科学的根拠を踏まえつつ、すぐ実践できるステップ形式でまとめていますので、最後まで読めば自分に合った“眠くなる方法”を見つけられるはずです。

今すぐ眠くなる!寝る前に取り入れたいテクニック10選

ここでは「とにかく今日は眠れない」「布団に入ってから30分以上眠れずに焦っている」という場面で役立つ、即効性のある方法を紹介します。

眠くなる方法10選

寝る前に取り入れたいテクニック10選
  1. 478呼吸法を試してみる
  2. 頭の中を“退屈な遊び”でいっぱいにする
  3. 足元を温める
  4. 明日のやることを紙に書く
  5. 軽いストレッチで体をゆるめる
  6. 温かい飲み物でほっとひと息
  7. ラベンダーなど癒される香りに包まれる
  8. 雨音や波の音を流してみる
  9. 部屋を暗くして安心できる灯りを
  10. 重めの布団でぎゅっと包まれる

下記動画内で眠くなる方法10選をココちゃんが実践しています!この動画を参考に皆さんもぜひトライしてみてください♡

【Kokoちゃんが実践してみた!眠くなる方法10選!】

 

それでは、上記の眠くなる方法10選について以下で詳しく解説していきます!

1. 478呼吸法を試してみる

「吸って〜、吐いて〜」を意識するだけ。4秒吸って7秒息を止め、8秒で吐きます4セット程度行うのがおすすめです。これを続けると体がリラックスモードに切り替わって、自然と眠気が訪れやすくなります(※2)。

2. 頭の中を“退屈な遊び”でいっぱいにする

眠れない夜って、つい明日のことや過去のことを考えちゃいますよね。そこで試してほしいのがそこで「脈絡のないシンプルな単語」で頭を埋めると眠気が訪れやすいという方法、「認知シャッフル睡眠法です。

たとえば「ひらがなの“さ”で始まるものを順番に思い浮かべる」とか、「行ったことのある町を北から順に思い出す」とか。くだらないけど、こういう“退屈な遊び”が頭を落ち着かせてくれるんです(※3)。

3. 足元を温める

冷え性の人はもちろん、そうでなくても「足をポカポカにする」と眠気が訪れやすくなります。靴下を履いて足が冷えないようにしたり、湯たんぽで布団を温めておくと、足が温まって体の中心の温度が下がりやすくなり、そのタイミングで眠気がやってくるんです(※4)。ただし、眠っている間に温め続けると、体温を下げにくくなり逆に眠りを妨げます。寝る前に靴下は脱ぎ、布団が温まったら湯たんぽも外しておきましょう。

4. 明日のやることを紙に書く

「やらなきゃ」が頭の中をぐるぐるしていると眠れません。そんなときは紙とペンを出して3分だけ、明日の予定をTo-do listに書き出してみましょう。

「9時にスーパーで卵を買う」など具体的に書くのがコツ。これだけで脳が安心して、眠りに入りやすくなります。

5. 軽いストレッチで体をゆるめる

寝る前にちょっとだけ首や肩を回したり、前屈してみたり。無理のない範囲で体をほぐすと、筋肉がゆるみ副交感神経が働きやすくなります。ほんの3分で効果を感じる人も多いですよ(※5)。

6. 温かい飲み物でほっとひと息

定番のホットミルクやカモミールティー。寝る前のルーティーンとして飲み物を飲むのもおすすめです。必ずしもホットドリンクでないといけないわけではありませんが、冷たすぎるものよりは温かいもののほうが刺激になりにくいです。体も心もじんわり落ち着くので、「寝る前の小さなご褒美」にもなりますね。

関連記事:睡眠の質を上げる飲み物10選と飲むタイミングについて解説!

7. ラベンダーなど癒される香りに包まれる

香りの力って侮れません。ラベンダーの香りは不安を和らげ、眠りを助けることが研究でも確認されています(※6)。枕元にアロマスプレーをひと吹きするだけでも、ふんわりリラックスできます。

関連記事:良質な睡眠をサポートする定番アロマオイル3選と効果的な使い方

8. 雨音や波の音を流してみる

静かすぎると逆に眠れない…そんな人は環境音やホワイトノイズを流すのもおすすめです。雨音や波の音、扇風機の音など、一定の音があると安心できて眠りやすくなります。

9. 部屋を暗くして安心できる灯りを

寝室はできるだけ暗くするのが基本。でも「真っ暗は不安」という人は、暖色系の床置きライトを利用して足元を照らしましょう。明るすぎると睡眠を妨げてしまうので、明るさの目安は、0.3ルクス程度がおすすめです(※7)。ほんのりとした光なら安心感がありつつ、メラトニン分泌も邪魔しません。

10. 重めの布団でぎゅっと包まれる

最近人気の「加重ブランケット」。少し重い布団に包まれると、不思議と安心感が出てきて眠りに入りやすくなるんです(※8)。まるで抱きしめられているような感覚で、ぐっすり眠れる人も多いんですよ。

5分でできる!即効ルーティン

上記で説明した方法を組み合わせると効果がより増加します。例えば「ハーブティーを飲む→軽いストレッチ→呼吸法」という流れをルーティン化すると、脳が「眠る合図」と覚えやすくなります。

  1. 部屋を暗くする(0.3ルクス程度)(30秒)
  2. 足元を温める(靴下や湯たんぽ)(30秒準備)
  3. 温かい飲み物を飲む(1分)
  4. ラベンダーのアロマを枕元にシュッ(10秒)
  5. 軽いストレッチ(首回し・肩ほぐし)(1分)
  6. 呼吸法(4秒吸う・7秒止める・8秒吐くを4回繰り返す)(1分)

合計 約5分 で「眠気スイッチON」の状態が作れます。

 

就寝1〜2時間前からの準備

眠気は布団に入った瞬間に突然訪れるものではなく、寝る前1〜2時間の過ごし方によっても大きく左右されます。この時間をどう過ごすかで「自然に眠れる夜」と「なかなか眠れない夜」が分かれることもあるのです。ここでは科学的に効果が確認されている方法を詳しく紹介します。

1. 入浴で体温リズムを整える

睡眠と体温の関係は密接です。人は深部体温が下がるときに眠気を感じやすくなります。そこで効果的なのが就寝前の入浴です。

研究によれば、就寝前に入浴などで体を温めた場合、ベッドに入ってから眠りにつくまでの時間が平均で 約8分短縮 されることが分かっています(※9)。例えば23時に寝たい場合は、21時半ごろに入浴し、22時には出るようにするとちょうど良いでしょう。シャワーだけでも多少の効果はありますが、湯船に浸かった方が体温変化が大きく、効果的です。

2. 照明とスクリーンのコントロール

夜遅くまで明るい照明の下で過ごすと、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されます(※10)。スマホやPCを見続けたりすることもNGです。

そのため就寝前は、部屋の照明を間接照明や暖色系の電球に切り替えるのがおすすめです。どうしてもスマホやPCを見る必要がある場合は、ブルーライトカット機能を使う、画面の明るさを下げるなどの工夫をすると良いでしょう。ただし、ブルーライトにかかわらず、スマホやPCで閲覧するコンテンツそのものによって眠りにくくなることもあります。できればスマホやPCは触らず、本を読んだり軽いストレッチをしたりして過ごしましょう。

3. カフェイン・アルコール・ニコチンに注意

眠れない夜の大きな原因に「カフェイン」があります。コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶やエナジードリンク、チョコレートにも含まれており、就寝6時間前の摂取でも睡眠時間を短縮させることが研究で示されています(※11)。午後以降は控えるのが理想です。

アルコールは「寝つきが良くなる」と勘違いされがちですが、実際には深い睡眠を分断し、中途覚醒を増やす作用があります。眠れない夜にお酒を飲むのは逆効果ですし、さらにニコチンにも覚醒作用があるので、就寝前の喫煙は控えましょう。

4. リラックスできる習慣を取り入れる

就寝前の1〜2時間は「心身をゆるめる時間」として意識的に過ごしましょう。たとえば以下のような習慣です。

  • 読書(紙の本がおすすめ)
  • 軽いストレッチやヨガ
  • 温かいハーブティー(カフェインレスのカモミールなど)
  • アロマセラピー
  • 瞑想や呼吸法(次章で詳述)

こうした行為を毎晩のルーティンにすると「この行動をすると眠くなる」という条件づけが働き、自然と眠気が訪れやすくなります。

5. 就寝前の「デジタルデトックス」

現代人にとって最大の敵は「スマホ」です。ベッドの中でSNSや動画を見続けると、光だけでなく情報過多による覚醒で眠れなくなります。

【デジタルデトックスのための対策】

  • ベッドにスマホを持ち込まない
  • ベッドから離れた場所で充電する
  • アラームは目覚まし時計に任せる

これだけでも睡眠の質は大幅に改善します。

寝室環境の整え方

眠くなる方法の中でも、「寝室の環境」は特に大きな影響を与えます。いくら呼吸法や入浴で眠気を高めても、部屋が明るすぎたり暑すぎたりすれば台無しになってしまいます。ここでは科学的に効果が確認されている「眠れる環境づくり」のポイントを解説します。

1. 室温と湿度の調整

人間が最も眠りやすいとされる環境は、やや涼しめで安定した湿度です。室温は季節によって変動しますが、夏はやや高め、冬はやや低めになりますが、目安としては18〜27℃の範囲内に収めるのが望ましいでしょう。寝具内部の温度は、およそ33℃前後に保つと快適です。また、湿度は40~60%程度が適切とされており、寝具や空調をうまく利用してバランスのとれた睡眠環境を整えることが推奨されています(※12)。

実際、室温が高すぎると寝つきが悪くなり、低すぎると夜中や朝方に目が覚めやすくなります。エアコンや加湿器、除湿機を活用して、自分の体感に合った「快眠ゾーン」を探ることが大切です。

2. 光のコントロール

睡眠ホルモンであるメラトニンは、光に非常に敏感です。明るい光を浴びると分泌が抑制されるため、寝室はできるだけ暗く保つことが推奨されます。

ただし「真っ暗だと不安」という人も少なくありません。その場合は0.3ルクス程度の常夜灯が最適とされています。豆電球よりもさらに暗いレベルで、安全感を保ちながらメラトニン分泌を妨げない明るさです。

また、朝は逆にしっかり光を取り入れることが重要。朝日が入るようにタイマー式のブラインドや光目覚まし時計を利用するのもおすすめです。

3. 音の工夫

「静かすぎると逆に眠れない」「外の騒音が気になって眠れない」という人もいます。その場合に有効なのがホワイトノイズやピンクノイズです。一定の音を流し続けることで、突発的な騒音をマスキングすることができます。

最近はスマホアプリやスピーカーで簡単に環境音を流せます。川のせせらぎ、雨音、焚き火の音など、自分が落ち着く音を探してみると良いでしょう。

関連記事:医師監修 | ホワイトノイズとは?その効果と活用方法

4. 寝具の選び方

寝具は「眠気を妨げない」ために非常に重要です。マットレスは硬すぎると肩や腰に負担がかかり、柔らかすぎると体が沈みすぎて寝返りが打ちにくくなります。理想は体圧を均等に分散し、自然な寝姿勢を保てるものです。

枕は首の自然なカーブ(頸椎のS字)を支える高さを選びましょう。高すぎても低すぎても首や肩に負担がかかり、結果的に「眠くても眠れない」状態になります。

布団や掛け布は季節に応じて調整が必要です。特に冬は重すぎる布団をかけると寝返りが制限されて熟睡を妨げることがあります。

5. 香りと空気の質

ラベンダー、ベルガモット、サンダルウッドなどのアロマは鎮静効果があり、睡眠導入に効果的とされています。ディフューザーで焚いたり、枕元にアロマスプレーを使ったりするとリラックス効果を得られます。

また、空気がこもっていると眠気が訪れにくいので、寝室の換気も忘れずに。就寝前に5分程度窓を開けるだけでも快眠効果があります。

長期的に眠くなりやすい体をつくる4つの習慣

短期的な工夫も大切ですが、根本的に「眠りやすい体」を作るには習慣がものを言います。ここでは1〜2週間から数か月単位で効果が出てくる、長期的な改善策を解説します。

1. 刺激制御法(CBT-Iの基本)

不眠症治療のゴールドスタンダードとされる認知行動療法(CBT-I)の中核技法が「刺激制御法」です(※13)。例えば、以下のルールを守るだけで、多くの人が「ベッド=眠る場所」という条件づけを再形成できます。

  • 眠くなったら床に入る(習慣で横にならない)
  • ベッドは睡眠専用(スマホや読書は控える)
  • 20分眠れなければ一度出る(脳に「ベッドは眠れない場所」と覚えさせない)
  • 毎朝同じ時間に起きる(休日も例外なく)
  • 昼寝はできるだけ避ける

このような習慣を続けると、自然と「布団に入る=すぐ眠れる」体質に近づきます。

2. 光で体内時計をリセット

体内時計は光によってリセットされます。特に朝の強い光はメラトニン分泌をストップさせ、活動モードへ切り替えてくれます。毎朝同じ時間にカーテンを開けて太陽光を浴びることが、夜の眠気を確実に呼び込むコツです。

3. 運動習慣の確立

適度な運動も深い眠りを増やす効果があります。

たとえば、速歩や軽いジョギングのように、体への負担が少なく長く続けられる有酸素運動を習慣化すると、寝つきが良くなり、睡眠時間が延び、さらに深い眠りが増えると報告されています。その結果、起床時の休養感も高まりやすくなります。

室内での運動やウォーキング、筋力トレーニングなども効果的です。1日30分、週5回程度をまず目標にしましょう。

4. 昼寝の工夫

昼寝は「眠気リセット」に有効ですが、長すぎると夜の眠気を妨げます。夜に眠りにくい方はできるだけ昼寝は避けましょう。どうしてものときも、20分以内・午後3時までに抑えましょう。

食べ物・飲み物と眠気の関係は?

「眠くなる方法」と聞くと呼吸法や寝室環境が注目されがちですが、実は食事や飲み物も眠気に大きく影響します。胃腸に負担をかけたり、覚醒作用を持つ成分を摂ったりすると、いくら布団に入っても眠れない夜を過ごすことになります。逆に「眠気を誘う栄養素」を意識的に摂れば、体を自然に眠りへと導けます。

1. トリプトファンとメラトニンの関係

睡眠ホルモンであるメラトニンは、アミノ酸の一種「トリプトファン」から作られます。トリプトファン → セロトニン → メラトニンという経路で合成されるため、材料が不足すると眠気の質も下がってしまいます。

トリプトファンを多く含む食品例:

  • 牛、豚、鳥などの肉
  • 豆腐、納豆、味噌などの大豆製品
  • 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
  • ナッツ類

関連記事:睡眠の質を上げる飲み物10選と飲むタイミングについて解説!

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2. GABAやマグネシウムでリラックス

GABA(γ-アミノ酪酸)は抑制性の神経伝達物質で、脳の興奮を鎮める働きがあります。GABAを含む食品やサプリメントはリラクゼーション効果を高めます。

また、マグネシウムは「天然の精神安定剤」とも呼ばれ、筋肉や神経の緊張をほぐす効果があります。アーモンド、カボチャの種、ホウレン草などから摂取できます。

3. 就寝前の飲み物

ハーブティー

カモミールティーは昔から「安眠のお茶」として知られています。カモミールティーを飲んだ後、リラックス感や自律神経機能の向上が見られたという研究もあります(※13)。ほかにバレリアンルートティーも鎮静効果があります。

4. NGな食習慣

  • カフェイン入り飲料(コーヒー、緑茶、エナジードリンク):就寝6時間前までに止める。
  • アルコール:寝つきは良くても深い眠りを分断する。
  • 脂っこい食事や大食:消化にエネルギーが使われ、体が「活動モード」になってしまう。

「夜食でラーメン」は美味しいですが、睡眠の質を落とす大きな原因になるのです。

心理的アプローチ(瞑想やマインドフルネス)も大事!

食事と同じくらい見逃せないのが心の状態です。布団に入っても眠れないとき、多くは「脳が興奮している」ことが原因。心理的にリラックスさせるアプローチを取り入れると、入眠がスムーズになります。

1. 瞑想で自律神経を整える

瞑想(メディテーション)は、雑念を手放し「今ここ」に意識を集中させる方法です。呼吸に意識を向けるだけでも副交感神経が優位になり、心拍数が下がり、体がリラックスして眠気が訪れやすくなります。

関連記事:【医師監修】瞑想の基本的やり方と科学的な効果を解説!初心者でも5分で始められる実践法

2. マインドフルネスで反芻思考を減らす

「過去の失敗」「明日の不安」が頭から離れない人に有効なのがマインドフルネスです。これは「今起きていることに注意を向ける」心理療法で、不眠症患者に対しても効果が認められています(※15)。

例えば布団に入ったとき、呼吸のリズムや布団の温かさに意識を集中させると、思考のループから抜け出せます。

まとめ

ここまで「眠くなる方法」を、即効テクニックから長期的な習慣改善まで体系的に紹介してきました。

  • 短期で効く方法:呼吸法、認知シャッフル、足の保温、To-Doリスト
  • 就寝前の準備:90分前の入浴、照明を落とす、カフェインを避ける
  • 寝室環境:温度・湿度・光・音・寝具の工夫
  • 長期習慣:刺激制御法、朝の光、規則正しい起床、適度な運動
  • 食事・飲み物:トリプトファンやハーブティーを活用
  • 心理的アプローチ:瞑想、マインドフルネス

眠気は体と心の仕組みによってコントロールできるものです。今日から取り入れられる小さな工夫を一つ選び、実践してみてください。それが「眠れない夜」を減らし、翌日の集中力や心身の健康を守る第一歩となります。

 

参考文献

  1. 厚生労働省「日本人の睡眠実態調査」
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/
  2. Effects of sleep deprivation and 4‐7‐8 breathing control on heart rate variability, blood pressure, blood glucose, and endothelial function in healthy young adults:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9277512/?
  3. Luc P. Beaudoin(2016)A design-based approach to sleep-onset and insomnia。Super-somnolent mentation, the cognitive shuffle and serial diverse imagining.: https://www.researchgate.net/publication/267337398_A_design-based_approach_to_sleep-onset_and_insomnia_super-somnolent_mentation_the_cognitive_shuffle_and_serial_diverse_imagining
  4. Kräuchi K. et al. (1999) Warm Feet Promote Sleep Onset. https://www.nature.com/articles/43366
  5. Oda S., Shirakawa K. (2014) Evening Exercise and Sleep. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24619885/
  6. How Smell Affects Your Sleep https://www.sleepfoundation.org/bedroom-environment/how-smell-affects-your-sleep
  7. 北堂真子.(2005) 良質な睡眠のための環境づくり -就寝前のリラクゼーションと光の活用-:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/29/4/29_4_194/_pdf
  8. Ekholm B. et al. (2020).The effect of weighted blankets on sleep and related disorders.:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11056563/
  9. Haghayegh S, et al. “Before-bedtime passive body heating by warm shower or bath to improve sleep: A systematic review and meta-analysis”
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31102877/
  10. LED照明の色はメラトニン分泌量にどう影響するか: https://www.jsac.or.jp/tenbou/TTN59/p13.pdf
  11. Caffeine Effects on Sleep Taken 0, 3, or 6 Hours before Going to Bed
    https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3805807/
  12. 健康づくりのための睡眠指針 2014
    https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sleep-column21.html
  13. CBT‒I の理論と実践
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/58/7/58_616/_pdf
  14. カモミール茶摂取による自律神経機能と感情指標の変化 : 青年男性における検討https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbf/28/0/28_KJ00000929090/_article/-char/ja/
  15. The effect of mindfulness meditation on sleep quality: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30575050/