ライフスタイル by 松岡 雄治•2026年10月26日•読了目安時間: 6 分

ホテルライクインテリアとは?部屋づくりのコツと寝具・照明の選び方

ホテルの客室のような、すっきりと落ち着いた部屋に憧れる方もいるのではないでしょうか。

ホテルライクインテリアとは、ホテルの客室やラウンジのように、色や配置をそろえて生活感を抑えた部屋づくりのスタイルです。家具を買い替えなくても、カーテンやクッションの色、小物の置き場所を変えるところから、ホテルらしい雰囲気に近づけられます。

この記事では、ホテルライクな部屋をつくるコツと、寝具・照明の選び方を解説します。ホテルのような部屋づくりをしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ホテルライクインテリアとは

ホテルライクインテリアとは、ホテルの客室やラウンジのように、生活感を抑えて整えた部屋づくりのスタイルです。家具の色と素材をそろえ、日用品が目につきにくい配置にするのが特徴です。

ホテルライクといっても、目指す方向はひとつではありません。直線的な家具を中心に選べば、装飾の少ないモダンな印象になります。木目のある家具が多い部屋なら、やわらかな色の布を合わせると、木の温かみを生かした落ち着いた雰囲気になります。

リビングや寝室だけでなく、洗面所でタオルの色をそろえるなど、水回りでもホテルらしさを出せます。家全体の家具を統一しなくても、部屋ごとに目に入る範囲の色や形をそろえれば十分です。

 

ホテルライクな部屋をつくるコツ

ホテルらしい部屋に整えるには、色数を絞る、家具や小物の左右をそろえる、日用品を隠して収納するなどの工夫があります。

大きな家具を増やす前に、床や壁の色と、普段座る場所からの見え方を確かめると、買い足す物を選びやすくなります。買い足す物がある場合も、先に置く場所を決めておくと、必要な大きさがわかるでしょう。

1. 色数を絞る

ホテルらしく見せるなら、部屋で使う色は少なめに絞りましょう。今ある床や大きな家具の色に合わせて絞ると、部屋全体に統一感が出ます。カーテンやソファなど広い面を占める物は落ち着いた色でそろえ、濃い色は小物で添える程度にするとまとまります。

ベースにする色は、白やグレー、ベージュなどが合わせやすいでしょう。たとえば、白い壁にグレーのソファを合わせ、黒い小物で引き締める組み合わせなどがあります。また、濃い木の家具を残すなら、ベージュのカーテンやクッションが合わせやすい色です。

柄のある布を取り入れるときも、柄に含まれる色を家具やほかの布とそろえてみてください。部屋の色数を増やさずに、柄を取り入れることができます。

2. 異なる質感を組み合わせる

色数を絞った部屋は、光沢や手触りの異なる素材を組み合わせると、単調に見えにくくなります。木や布の落ち着いた面に、つやのある小物を添えてみましょう。合わせる素材の例は、次のとおりです。

  • 木のテーブルにガラスの花器
  • 布のソファの脇に金属のトレー
  • 木の棚の上に石調の小物

ソファやカーテンを無地にした場合は、クッションで織り目や光沢の違いを足すのもひとつの手です。なめらかな布と凹凸のある布を合わせると、同じベージュでも変化が出ます。

つやを添える場所を小物に絞れば、大きな家具を残したまま部屋の雰囲気を変えられます。

3. 家具や小物の左右をそろえる

ソファやアートを中心に、家具や小物の左右の高さや形をそろえると、ホテルのラウンジのような整った並びになります。たとえば、ソファの両脇に同じサイドテーブルを置くのは、ホテルライクな印象を出しやすい置き方です。

違う家具を使う場合は、天板の高さと横幅が近いものを選ぶとよいでしょう。片側に大きなテーブル、反対側に細いスタンドだけを置くと、左右のバランスが崩れて見えます。

棚の上なら、中央にアートを置き、その両側に高さの近い花器を並べる方法もあります。部屋の入口から眺めて、片側だけが高くなっていないかを確かめてみてください。家具を追加する場所がなくても、今ある小物の位置を動かすだけで、左右をそろえることができます。

寝室でベッドの両脇に同じナイトテーブルを置き、左右対称に整える配置については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:ベッドを部屋の真ん中に配置|ホテルライクな寝室を作る実践レイアウト術

4. 間接照明で陰影をつくる

天井の照明だけでなく、壁や家具の背後を照らす間接照明を加えると、ホテルのような落ち着いた雰囲気になります。これは、部屋に明るい面と暗い面が生まれ、照らした壁の一角や家具の輪郭が引き立つためです。

リビングでは、アートに光を当てると、壁に視線が集まります。ソファ脇にシェード付きの照明を置き、くつろぐ場所をやわらかく照らすのもよいでしょう。

置いたあとは、普段座る位置から電球が直接目に入らないかを確かめます。まぶしく感じるときは、照明の向きや位置を変え、壁に反射した光が届くように調整しましょう。

5. 日用品を隠して収納する

生活感を抑えるために、日用品は見えない場所にしまいましょう。使う場所の近くに戻し場所を決めておくと、すっきりした状態を保ちやすくなります。リモコンはソファ近くの引き出しへ、書類は扉付きの棚へ収めるなど、普段の動きに合わせて決めてください。

扉のない棚なら、日用品を同じ色のボックスにまとめる方法があります。中身のパッケージや形が見えなくなり、棚全体の色をそろえられます。また、テレビや照明の「電源コード」が見えないように配線カバーなどでコード類を隠す工夫を加えると、さらに生活感が消えてホテルらしさがアップします。

洗面所では、予備のボトルや掃除用品を棚に収め、表に出すタオルの色を統一してみてください。物の量を収納に収まる分に減らすと、洗面台の上を空けておけます。物をどかす手間がなくなり、拭き掃除もしやすくなります。

6. 飾る場所を絞る

飾りは壁や棚の一角にまとめ、周囲に何も置かない面を残すと、見せたい場所がはっきりして、ホテルのようにすっきり見えます。部屋のあちこちに小物を足す前に、入口やソファから目に入る場所を選びましょう。

棚の上に花器を置くなら、周囲まで小物で埋めず、花の形が見えるように空けておくとすっきりします。壁のアートを中心にした場合は、下の棚に置く飾りを減らすとよいでしょう。

季節感を加えたいときは、花を替えたり、クッションカバーを掛け替えたりする方法もあります。飾りの数を増やさずに、部屋に季節の変化を添えられます。

 

ホテルライクインテリアを取り入れる際の注意点

ホテルライクインテリアを自宅に取り入れるときは、狭い部屋で家具を増やしすぎないことと、賃貸での施工の条件に注意しましょう。

広いホテルと同じ配置を目指すと、通路や収納を使う場所が狭くなることがあります。家具を置く場所が限られるときや施工が難しい場合も、布や小物を替えれば、ホテルらしい雰囲気に近づけられます。

1. 狭い部屋では家具の数を絞る

1Kや6畳ほどの部屋では、必要な家具を残し、通路を確保してから配置を考えましょう。大きなソファや左右にそろえたテーブルを増やすと、日常の移動や収納の開け閉めに使う場所が狭くなります。

家具を買う前に、置く予定の場所の幅と奥行きを測り、床に印をつけて確かめる方法もあります。玄関から窓へ歩けるか、椅子を引いた状態で通れるかも見ておくとよいでしょう。家具が収まるかだけでなく、使うときに必要な空間が残るかも確かめてください。

左右をそろえる工夫は、棚の上に置く小物でも取り入れられます。今あるソファのカバーを落ち着いた色に替えれば、床を占める家具の数を増やさずに部屋の印象を変えられます。

2. 賃貸では施工条件を確認する

賃貸で壁や床を変える前には、契約書で、施工できる範囲と、退去時に自分で手を加えた部分を元に戻す(原状回復)条件を確認しましょう。契約書だけで判断が難しい場合は、貸主や管理会社に、使う材料と取り付け方を伝えて相談してください。壁紙を貼る場合も、貼ってよい場所を先に確かめておきましょう。

工事を伴わずに取り入れるなら、掛け替えられるカーテンや床に敷くラグ、置き型の照明などで、色や質感を変える方法があります。カーテンやラグは、変えられない壁や床の色を基準に選ぶと、部屋の色数を増やさずに済みます。

 

ホテルライクな寝室を眠りやすく整えるコツ

ホテルらしい寝室に整えるときは、見た目だけでなく、横になったときの寝心地と夜の明るさを考慮しましょう。

厚みのある寝具や光沢のある布で見た目は変えられても、それが体に合うとは限りません。ベッドまわりの色はシーツやカバーでそろえられるため、寝具本体は色を気にせず、硬さや重さなどの寝心地を基準に選びましょう。

1. 寝具は体に合うものを選ぶ

寝具は、ホテルのベッドのような厚みを再現するより、体の沈み込みや寝返りのしやすさで選びましょう。敷き寝具は、沈みすぎず、硬さによる圧迫感も気にならないものが目安です。

試せる場合は、端に腰掛けるだけでなく、普段の姿勢で横になり、仰向けから横向きへ無理なく動けるかを確かめてください。枕も組み合わせ、首や肩に窮屈さがないかを見ておきましょう。

掛け寝具は、体を動かしたときに重く感じないものを選び、季節に合わせて暖かさを調整しましょう。寒い時期は保温性の高いもの、暑い時期は湿気を吸って逃がしやすいものが向いています。ホテルのようなボリュームを出そうと厚い寝具を重ねると、暑さや蒸れを感じやすくなるので注意しましょう。

マットレスの硬さを体重や寝姿勢から選ぶ方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:自分に合うマットレスは柔らかめ?硬め?上級睡眠健康指導士がじっくり解説!

2. リネンは肌ざわりとサイズで選ぶ

ベッドリネンは、肌ざわりがよく、寝具の実寸に合うものを選びましょう。ベッドリネンとは、シーツや枕カバーなど、ベッドで使う布類のことで、素材の麻(リネン)とは別の意味で使われます。寝具本体の色が違っていても、リネンの色をそろえれば、ベッドまわりをホテルのように統一できます。

サイズを選ぶ際は、シングルなどの名称だけでなく、次の寸法を確かめておくと安心です。

  • 枕の縦と横の長さ
  • マットレスの幅と長さ
  • マットレスの厚み

カバーやシーツには寝具本体を汚れから守る役割もあるので、こまめに洗濯しましょう。洗濯表示と着脱のしやすさも見ておくと、交換が楽になります。洗い替えも近い色で用意しておけば、交換中も部屋の印象をそろえられます。

シーツやカバーの種類、素材ごとの肌ざわりや洗濯の方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:ベッドリネンとは?種類・安全基準・お手入れまで徹底解説

3. 遮光と調光の機能を確かめる

ホテルの客室のように、カーテンで外の光を遮り、ベッドにいながら照明を消せるようにしておくと、眠りやすい寝室になります。

眠っている間は、弱い光でも途中で目が覚めやすくなります。カーテンは色やひだの見え方だけでなく、遮光機能があるかを確認してください。

ベッドサイドの照明は、寝た姿勢のまま消せて、明るさも調節できる(調光)ものが便利です。手元にスイッチがあるタイプやリモコン付きなどが候補になります。電球色のような暖色の照明でも、夜は明るすぎないように明るさを下げ、眠るときには消灯しましょう。

実はホテルライクな照明には、睡眠の質を高める観点からも推奨されます。就寝前に、シーリングライトから間接照明などの温かみのある明かりに切り替えることで、メラトニンの分泌を妨げにくくなります。寝る時にはホテルのようなしっかりと遮光できるカーテンで外の光をしっかりと遮ることがポイントです。眩しさを感じない程度の光であっても睡眠が浅くなりやすいことが知られているためです。ホテルで味わう上質な睡眠を普段の暮らしで再現しましょう。

 

まとめ:ホテルライクインテリアは見た目と使い心地をそろえよう

ホテルライクインテリアは、色や配置をそろえて生活感を抑えた部屋づくりのスタイルです。色数を絞ってつやのある小物を添えたり、家具や小物の左右をそろえたりするだけでも、ホテルらしいまとまりが出ます。

狭い部屋では家具を増やしすぎず、通路や収納を使う空間を残しましょう。賃貸で壁や床を変える場合は、施工できる範囲と原状回復の条件を先に確認しておくと安心です。

寝室は、見た目より、横になったときの寝心地や寝返りのしやすさを優先して寝具を選びましょう。まずは、毎日目に入る棚の一角やカーテンなど、今の暮らしで変えやすい場所から整えてみましょう。

 

コアラマットレス®比較表

あなたにぴったりのコアラマットレスを見つけましょう

オリジナル
コアラマットレス
コアラマットレス
PLUS [2nd Gen]
コアラマットレス
SUPREME [2nd Gen]
価格69,900円〜99,900円〜149,900円〜
構造3ゾーン5ゾーン9ゾーン
層数3層5層11層
クラウドセル®量基準値+20%+60%
厚さ21cm22.5cm29cm
温度調節××●
BREATHAIR®××●
竹炭配合クラウドセル®×●×
夏冬カバー×●●
通気性●●●
PolarBands®×▲▲
ふんわりトッパー層×●●
ひっくり返し硬さ調整×●●
シフォンフォーム××●
高反発フォーム××●
エッジサポート××●
ゼロディスターバンス®●●●
抗菌効果●●●
CertiPUR-US®認証●●●
洗濯について●●▲
商品を見る 商品を見る 商品を見る

● 対応 ▲ 一部対応 × 非対応

マットレス一覧を見る