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監修者

石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
マットレスの寝心地を改善するために、マットレストッパーを使ってみようかと考えたことはありませんか?しかし、これにはデメリットもあり、すべての人に適しているわけではありません。
この記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、マットレストッパーのメリットだけでなく、他ではあまり触れられていないデメリットにも焦点を当て、マットレスの寝心地に不満がある人が新しい寝具の購入を検討するにあたり役立つ情報をお伝えします。
マットレストッパーの役割やメリットとは?
マットレストッパーは、マットレスの硬さが合わないなどの場合に、マットレスの上に重ねて使う寝具です。マットレストッパーの役割は、マットレスの寝心地の改善です。
マットレストッパーだけで寝るなど、トッパーを敷布団代わりに使いたいという人もいますが、これらは本来別の役割を持つ寝具です。
マットレストッパーを使うメリットは、寝心地を改善したいときに、マットレスを買い替えなくてもよいため、買い替えの費用や手間を削減できる点です。
マットレストッパーと他の寝具との違い
マットレストッパーによく似た寝具に、敷きパッドやベッドパッドがあります。これらの寝具の役割や違いをチェックしてみましょう。
【マットレストッパーと他の寝具との違い】
寝具 | 役割 |
マットレストッパー | ・寝心地の改善 |
敷きパッド | ・肌触りの改善 ・汗による汚れの防止 |
ベッドパッド | ・汗による汚れの防止 ・寝心地の改善(主にコイルマットレス向け) |
敷きパッドの主な役割は、肌ざわりの改善です。冷感や起毛などさまざまな素材があり、季節ごとに使い分けることで、快適な睡眠環境をサポートします。
ベッドパッドは主にコイルマットレスの上に敷くものです。コイルマットレス特有の、金属バネによる寝心地の悪さを改善するために使用します。
このように、マットレストッパーと敷きパッド、ベッドパッドでは使う目的が異なります。
マットレストッパーはどのような場面で必要?
マットレストッパーはどんな場面で使われるのか、もう少し具体的に解説します。マットレストッパーが使われるのは、主に以下の場面です。
【マットレストッパーを使う場面】
- マットレスのかたさを調整したい
- マットレスのヘタり(劣化)を改善したい
マットレスの硬さを調整したいとき
マットレストッパーは、以下のようにマットレスの硬さの調整をするときに使われます。
【マットレストッパーの使い方】
マットレスの問題点 | マットレストッパーの使い方 |
①マットレスが硬い場合 | 低反発素材のマットレストッパーを重ねて、柔らかさをプラスする |
②マットレスが柔らかい(沈み込みが激しい)場合 | 高反発素材のマットレストッパーを重ねて、体が沈み込むのを抑える |
このように、マットレスの悩みに合わせて、低反発素材 / 高反発素材のマットレストッパーが使い分けられています。
マットレスのヘタり(劣化)を改善したいとき
マットレスのヘタり(劣化)を改善したいときにも、マットレストッパーは使われます。
ヘタりとは、マットレスを長期間使用した結果、体を支える力(反発力)が弱まった状態です。マットレスが劣化すると、腰が沈み込んだ不自然な寝姿勢になり、腰痛につながることがあります。
マットレストッパーを積極的におすすめできない2つの理由
以下の2点がマットレストッパーを積極的におすすめできない理由です。
【マットレストッパーを積極的におすすめできない理由】
- マットレスの寝心地の根本的な対策にはつながらない
- マットレスを買い替えたほうがコストパフォーマンスがよい場合がある
これらについて詳しく解説します。
マットレスの寝心地の根本的な対策にはつながらないことがある
マットレストッパーを使っても、必ずしも寝心地が改善されるというわけではありません。具体的な例がこちらです。
【マットレストッパーを使っても寝心地が改善されない例】
マットレスの問題点 | 寝心地が改善されない例 |
①マットレスの沈み込み(柔らかさ)を抑えたい場合 | 高反発など硬めの素材のマットレストッパーを重ねても、完全に沈み込みを抑えることはできない。土台となるマットレスの柔らかさの影響を受けるため |
②マットレスのヘタりやへこみを改善したい場合 | ヘタりやへこみがあるマットレスにマットレストッパーを重ねても、寝心地が改善しないことがある。土台となるマットレスのヘタリやへこみがトッパーによって解消されるわけではないため |
マットレスを買い替えたほうがコストパフォーマンスがよい場合がある
さらに、マットレスそのものを買い替えたほうがコストパフォーマンスがよい場合もあります。
以下は、主要なマットレストッパー3商品と、コアラマットレスの人気モデルであるオリジナルコアラマットレスについて、それぞれの価格と保証期間(寿命)をもとに、コストパフォーマンスを算出したものです。
【コストパフォーマンスの比較】
価格 | 保証期間 (寿命) |
コストパフォーマンス (価格/保証期間) |
|
A社のマットレストッパー | 38,500円 | 3年 | 12,833円/年 |
B社のマットレストッパー | 24,980円 | 1年 | 24,980円/年 |
C社のマットレストッパー | 29,800円 | 1年 | 29,800円/年 |
オリジナルコアラマットレス | 69,900円 | 10年 | 6,990円/年 |
一見したところ安価に感じられるマットレストッパーですが、耐久性はマットレスに比べて劣るため、1年ごとのコストは相対的に高くなります。マットレストッパーは、コストパフォーマンスの悪さがデメリットだと言えます。
長い目で見れば、マットレス自体を買い替えたほうがお得になる場合もあるでしょう。
まとめ:本格的に寝心地を改善したいなら、マットレスの買い替えを検討するのがおすすめ
「マットレスの柔らかさ(沈み込み)を抑えたい」「マットレスのヘタり(劣化)やへこみを改善したい」という目的でマットレストッパーを使用しても、思うように寝心地を改善できない可能性があります。
根本的にマットレスの寝心地を改善したいなら、マットレス自体を買い替えてしまうのがおすすめです。もし、現在使っているマットレスの寝心地に満足できない場合は、耐久性が高く、長期間劣化しない素材を使ったマットレスを検討するのも一案です。
コアラマットレスに使われているウレタンは、低反発と高反発を組み合わせた独自開発の素材です。ふんわり体を包み込むけれど、しっかりとサポートする「ちょうどよいかたさ」が心地よい睡眠環境をもたらします。
コアラマットレスでは、マットレスが体に合うかどうかは、実際に1か月以上使ってみないと判断できないと考えます。このため、120日間トライアル期間を設けています。気になるマットレスがあれば、自宅でじっくり試してみてください!
コアラマットレスをお買い上げいただいたお客様の声
2024年1月26日
★★★★★睡眠の質は人生の質
10年使った点で支えるマットレスからの買い替えで、2週間程使用してからの感想となります。 冬は横向きになって寝ることが多いのですが、少し沈み込むので体に負荷がかかりにくいです。 厚みがあるマットレスが初めてで、他の厚みのある物と比較できないですが、自分の体には合っており、睡眠の質が上がっているのを感じます。 注意点として、長時間の熟睡ができるコアラのようにになれるわけではありませんでした。 例えば6~7時間の睡眠習慣がある人が8~9時間にはならないということですね。逆に5時間程しか寝れない時があったのですが、短時間の割に体力が回復していて当日は活動することができました。 ゲーム的な例えをするならば、設備投資でスタミナ回復効率が上がるような感じでしょうか。 もちろん個人差もあるので絶対の保証はできませんが、人生のリソースコントロールに設備投資をしてみるのも良いかもしれません。
2024年2月5日
★★★★★異次元のマットレス!!!
今までずっと貰い物のマットレスを使用していて、引越を機に買い替えをしました!使い心地に拘ったことはなかったのですが、コアラマットレスを使い始めてから明らかに睡眠の質が向上しました!横になったときのしっとり沈む感じが気持ちよく、どの位置で寝返りをうっても身体にフィットします。 毎晩睡眠がとても楽しみになりいつの間にか寝る時間が早くなっていました!次は枕の購入を検討しています。
2024年1月27日
★★★★★QOL向上したい方へ
今年で2シーズン目です。 腰痛を持っていますが、コアラマットレスに変えてからは寝起きの腰の張りが軽減しました。 なぜなら、適切な柔らかさによって、身体にフィットすることで重力を分散してくれるから。 硬さは「ふつう」と「かため」の2通りから選べるので好みに合わせられます。 他にも、カビが生えないところが期待通り。 友達にも勧めたら、即購入して「やばいね」と絶賛でした。 自信を持ってお勧めできます!