寝具コラム by Koala Sleep Japan2024年5月31日読了目安時間: 5

【上級睡眠健康指導士監修】畳の上でマットレスを使う際に知っておくべきこと|ベッドマットレスの直置きはおすすめしない

「和室でマットレスを使いたいけれど、畳の上に置いてもいいの?」といった疑問をもつ人も多いのではないでしょうか。

フローリングと同様に畳の上でもマットレスは使えますが、カビ対策や畳を傷めないための対策が必要です。

この記事では、畳の上でマットレスを使う場合に知っておくべきことについて、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が解説していきます。

 

畳の上でマットレスを使う3通りの方法

畳の上でマットレスを使う方法は3通りあります。

【畳の上でマットレスを使う3通りの方法】

  • ベッドマットレスを畳に直置きする
  • 折りたたみマットレスを畳に直置きする
  • 畳の上にベッドフレームとマットレスを置く

マットレスを使ううえで注意すべきは「カビ」です。そのため、カビの発生リスクを高めてしまうベッドマットレスの直置きは推奨できません、

 

【非推奨】ベッドマットレスを畳に直置きする

ベッドマットレスを畳に直接置いたままにしていると、カビの原因になってしまいます。そのため立てかけて湿気を逃す必要がありますが、ベッドマットレスは軽いものでも15kgは超えるため、毎日持ち上げるのは大変です。

マットレスを直置きしたい場合は、次に紹介する折りたたみマットレスを検討してみてください。

 

折りたたみマットレスを畳に直置きする

コアラフトン OASIS

 

折りたたみマットレスは重さが10kg以内に収まる製品が多いため、一人でも持ち上げることができます。また、コンパクトに折りたためるため、押入れに収納したり部屋の隅に立てかけたりすることでスペースを有効に使うことができます。

折りたたみマットレスについては「折りたたみマットレスの3つのデメリットを徹底解説|簡単にできる対策をすれば問題なし!」の記事で詳しく解説しています。

カビ対策について考えると、次に紹介する通気性に優れたすのこのベッドフレームの上に置くのが理想的です。

畳の上でも快適!三つ折りタイプで湿気対策も楽々「コアラフトン OASIS」

 

畳の上にベッドフレームとマットレスを置く

すのこなどの通気性のよいベッドフレームを使うことで、カビ予防になります。

ただし、ベッドフレームを置くと畳がへこんでしまう可能性があるため、注意が必要です。特に賃貸物件の場合、賃貸契約書に畳の交換費用「借主負担」と記載されていると、その費用を請求されることもあります。

ベッドフレームを置く場合は、次に紹介する畳のへこみ予防を取り入れましょう。

 

畳の上でマットレスを使う際の注意点2つ

畳の上でマットレスを使う際の注意点として、以下の2つを紹介します。

【畳の上でマットレスを使う際の注意点】

  • 畳がへこまないように対策する
  • マットレスのお手入れは欠かさずにおこなう

 

畳がへこまないように対策する

畳の上にベッドフレームを置いていると、畳がへこむ可能性があります。畳のへこみを防ぐ対策は以下の2つがあります。

【畳のへこみ予防】

  • 畳のへこみ防止マットを敷く
  • 畳との接地面積が多いベッドフレームを使う

ただし、畳のへこみを完全に防げるものではありません。

 

マットレスのお手入れは欠かさずにおこなう

マットレスのお手入れを怠るとカビが発生し、最悪の場合、使用できなくなることもあります。

以下で紹介するお手入れを実践し、マットレスを清潔に保ちましょう。

【マットレスのお手入れ方法】

  • 掛け布団をめくる・風通しのよい場所に広げる(毎日)
  • シーツやカバーを洗濯する(週に1回)
  • マットレスに風を当てて湿気を取り除く(月に1回)
  • マットレス表面にたまった汚れを取り除く(月に1回)

掛け布団をめくる・風通しのよい場所に広げる|毎日

人間は睡眠中、コップ1杯程度の汗をかくと言われています。シーツやカバーでは吸収しきれない汗があり、その一部がマットレスに浸透します。

日中、掛け布団をマットレスの上に置いたままにすると、就寝中にマットレスにたまった湿気を放出できず、カビやダニが好む湿気の多い環境を作ってしまいます。朝起きたら、掛け布団をめくるか、風通しのよい場所に広げて湿気を取り除くことが大切です。

 

シーツやカバーを洗濯する|週に1回

肌に直接触れるシーツやカバーは、寝汗や皮脂で次第に汚れがたまっていきます。そのまま使い続けると、肌荒れなどのトラブルを引き起こす恐れがあります。

清潔な寝具で気持ちよく眠るためにも、最低でも週1回はシーツやカバーを洗濯するようにしましょう。

 

マットレスに風を当てて湿気を取り除く|月に1回

通気性のよいベッドフレームの上に置いている場合は、月に1度マットレスを壁に立てかけて、湿気を取り除きましょう。立てかけられない場合は、マットレスの下に本などを挟み込んで底面を浮かせて、サーキュレーターや扇風機で風を当てましょう。

また、折りたたみマットレスも床に直置きしたままだと、カビの発生リスクが高まります。このタイプは毎日立てかけて湿気を取り除くようにしましょう。

 

マットレス表面にたまった汚れを取り除く|月に1回

シーツを敷いていても、マットレスとシーツの隙間にはダニの死がいや汚れがたまっています。

シーツを外したタイミングで、掃除機や布団クリーナーでマットレス表面の汚れを除去しましょう。掃除機を使う場合は、布団専用のアタッチメントに変えると衛生的です。

その他のマットレスのお手入れについては、「マットレスの掃除・お手入れ方法6選|頻度や注意点についても解説」の記事で詳しく解説しています。

 

【よくある質問】畳の上で使うのにおすすめのマットレスはある?

マットレスは畳用やフローリング用などに分かれてはいないため、ご自身のお好みのマットレスを使って構いません。

もし新しいマットレスの購入を検討している場合は「寝心地がよい快適なマットレスの選び方とは?タイプやサイズ別に徹底解説!」の記事を参考にしてください。

 

まとめ:畳の上でもマットレスのカビ対策は必須|清潔な睡眠環境を保とう

畳の上でマットレスを使用する際に知っておくべきことについて、おさらいしましょう。

【畳の上でマットレスを敷く際に知っておくべきこと】

  • ベッドマットレスを直置きすることはおすすめしない
  • 畳に直置きするなら、折りたたみマットレスを使って毎日立てかける
  • ベッドフレームを置くことも可能だが、畳がへこむ可能性がある

マットレスを畳に直置きしてしまうとカビの原因になります。できるだけ通気性のよいベッドフレームの上に置くようにしましょう。もしベッドフレームを置けない場合は折りたたみマットレスを使い、敷いたままにせず毎日立てかけるようにしてください。

新しいマットレスを探している場合は「寝心地がよい快適なマットレスの選び方とは?タイプやサイズ別に徹底解説!」の記事を参考にしてください。

この記事で紹介した畳の上でのマットレスの使い方を実践して、清潔で快適な睡眠環境を整えましょう。

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お客様からのメッセージ

 

2024年4月12日
★★★★★
腰が痛くない!難点は、子どもと取り合いになること。

厚手の三つ折りマットレスは以前より使用しておりましたが、コアラフトンはそれらと同じくらいの厚みにも関わらず、底つき感が無く、本当に快適に寝られます。
腰の痛みも感じなくなりました。
ただ一つ難点なのが、子どももこのふとんの良さに無意識のうちに気づいており、いつもこちらに寝てしまうこと。
私もそっちに寝たい…取り合いです。

2024年3月23日
★★★★★
腰痛改善、朝までグッスリ

1年前から起き上がれない位の腰痛になり、腰のあたりにバスタオルを敷いて寝ていましたが、段々とまた痛くなり、布団買い換えを検討、以前後輩がコアラマットレス買ったというのを思い出し、サイトを観たところ、120日間のお試しが出来るとのことだったので布団購入決めました。 2、3日は余り変化なかったのですが、気がつくと腰痛が無くなり、夜中の寝返りもちゃんと出来ているようで朝までグッスリでした。 こちらの布団にして良かったです。

2024年3月11日
★★★★★
1歳の息子と川の字で寝ています

産後、腰痛が悪化してしまいましたが、コアラフトンを試したところ、寝起きもスムーズに起き上がれるようになりました。息子のベビーベッド卒業を機に夫と息子の分も追加購入し、川の字で寝ています。

 

畳の上でも快適!三つ折りタイプで湿気対策も楽々「コアラフトン OASIS」

 

監修者

石川 恭子
リテールスペシャリスト / 上級睡眠健康指導士

コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。