平均延べ床90.86㎡という日本の住宅事情では、ソファとベッドを両立させるのは至難の業。そこで便利なのは、省スペースでも置けるソファベッド。とくに共同生活を行う上で、くつろげるカウチとぐっすり眠れるベッドの両立は難しいものです。

失敗しないソファベッド選びをしつつ、生活に合ったソファベッドを購入したい。そんな悩みを解決すべく、ソファーの快適さに加え、2人で寝れる大きなソファベッドに焦点を当てて解説していきます。

本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の松本が「2人で快適に寝れるソファベッド」を選ぶ方法について、必要幅サイズや耐荷重、切替操作、お手入れ方法などをまとめました。ソファベッドの比較表からコアラソファベッド２つの比較もしているので参考にしてみてください。

2人で寝られるソファベッドを選ぶ3つのチェックポイント

ソファベッドを選ぶ際に2人で寝れるものを選びたい。そんなときはソファベッドを選ぶポイントを確認しましょう。就寝幅・耐荷重、切替操作と設置スペース、張り地とメンテ性の3つの観点から失敗しない選び方を以下で解説します。

ベッドの幅・耐荷重を確認

2人で快適に寝るには、ソファベッドは140 cm以上が理想的です。ソファベッドの横幅を比較すると、140cm以上はダブルベッドと同様の横幅になるからです。

平均的なベッドサイズの比較
サイズ	横幅 × 長さ
シングル	97 × 195cm
セミダブル	120 × 195cm
ダブル	140 × 195cm
クイーン	160 × 195cm

加えて、総耐荷重200 kg以上が理想です。ソファベッドには、耐荷重が低いものも多く、一人用に作られている場合もあるので2人でも寝れるのかを確認する必要があります。

切替操作と設置スペース

折りたたみソファベッド

折りたたみソファベッドのメリットは、ベッドとソファの一体型として使えるのでいつでも切替できるところです。シンプルな構造で軽量の場合が多く、簡単に広げられます。

普段はソファとして使えるので、たとえ設置スペースが広くなくても置きやすく、一人暮らしにもおすすめです。1台2役で使用するため、購入時の費用も抑えられます。リーズナブルな価格帯のソファベッドもあるのは嬉しいポイント。

折りたたみソファベッドのデメリットは、耐荷重が低く、気を付けなければ2人で寝れないといった点です。また、通常の分厚いマットレスが敷けないことから寝心地が良くないこともあります。その他は折りたたみベッドのデメリット10選！の記事でも書かれています。

引き出し方式のソファベッド

引き出し方式のソファベッドは、カウチ下部のマットレス部分を引き出してすぐに使えます。折り畳み式よりも構造が重く、大きく使えるため、2人で快適に寝れる可能性が高い傾向にあります。また、クッションがソファ用とベッド用に分かれているので、よりベッドに近い寝心地になるでしょう。

引き出し方式のデメリットは、折りたたみソファベッドよりも大きいことから、引き出しの前のスペースを広く確保する必要があるという点です。前側に何も物は置けません。さらに、構造が複雑なので組み立てに手間がかかることもあります。

搬入導線チェック方法

まずは、折りたたみと引き出し式のソファベッドのサイズを確認することが重要です。梱包サイズと本体サイズを確認しましょう。（引き出し機能があれば可動部含めた最大寸法もチェックしましょう）

次に、ソファベッドの搬入経路の採寸をメジャーで測ります。斜めすれば通れるか、回転できるか、パーツの分解はできるか併せて確認しておくと安心です。

採寸を測る場所：

1. 玄関ドア
2. 玄関の内側のスペース
3. 廊下
4. 階段（集合住宅や戸建）
5. エレベーター
6. 部屋の入口ドア

張り地とお手入れのしやすさ

ファブリック vs 合皮、カバー丸洗い可否、汚れ対策を解説。

快適に2人で寝れるソファベッドを探すのは、張り地とお手入れのしやすさも見ておきたいところです。ファブリックと合皮で比較してみましょう。

ファブリック：

ファブリック生地は柔らかく通気性が良いため、肌触りが良くナチュラルな雰囲気を与えます。しかし、汗を染み込みやすく、食べこぼしにも注意が必要です。掃除機に加えて、専用スプレーやカバーを外して洗濯するなど、お手入れの手間がかかります。また、使用感が出やすく、ニオイも吸収しやすいのでこまめに掃除する必要性もあります。

合皮：

合皮はつるっとした質感でモダンな雰囲気を与えます。劣化が早いと表面が剥がれることもあるので注意が必要です。水拭きや中性洗剤でささっとお手入れができるため、ファブリックよりも簡単。汚れには強いけれど、引っかき傷に弱いという特徴があります。

ソファベッドを長く使用するためにも汚れ対策は大切。そんなときには、ソファベッド専用のカバーを使用し、定期的に選択するのがおすすめです。ペットの毛や小さなお子様の食べこぼしなどから守る効果があり、汚れ防止、べたつき防止、劣化防止などのメリットもあります。洗濯可能なCUSHYカバーを使えば、お手入れも楽で肌触りの良いソファベッドをキープできます。

コアラソファベッドCUSHYの特徴

コアラソファベッドCUSHYは、クラウドセル™フォームを採用し、快適な寝心地と座り心地を両立したソファベッドです。

CUSHYの特徴
サイズ	ソファ時：高さ83cm × 幅143cm × 奥行 97cm ベッド時：高さ57cm × 幅143cm × 奥行 210cm
重量	56kg
耐荷重	1席あたり120kg
素材	シートクッション：ウレタンフォーム マットレストッパー：ポリエステル100%
フレーム	FSC®認証材 ポプラ合板 + HDF
カラー展開	4色（ペッパーグレー、チャコールグレー、サンセットラスト、グリーンワトル）
安心保証	5年

クラウドセル™フォームで快眠を実現

ベッド使用時のトッパーにクラウドセル™フォームを採用しており、心地良い座り心地と寝心地の両立を実現しています。クラウドセル™は、高反発×低反発を兼ね備えた“もちふわ”感としっかりとした体圧分散が特徴的なコアラマットレスの独自素材です。

耐荷重120 kg×2と5年保証

ソファベッドでありがちな耐荷重の低さを解決してくれるのは、CUSHYの120kg x 2という高い耐荷重。強化フレームにより実現した重さに耐えられるソファベッドには、さらに5年保証もついています。長期保証で安心して長く使えます。

コアラソファベッドBOXYの特徴

コアラソファベッドBOXYは、大容量収納付きで組み立て簡単！たったの10分で設置できます。フラット梱包でワンルームでも活躍します。

BOXYの特徴
サイズ	ソファ時 クッションなし：高さ76cm × 幅201cm × 奥行76cm クッションあり：高さ93cm × 幅201cm × 奥行76cm ベッド時：高さ76cm × 幅201cm × 奥行146cm
梱包サイズ（計5箱）	1箱目：幅195cm × 長さ22cm × 高さ18cm 2箱目：幅100cm × 長さ16cm × 高さ78cm 3箱目：幅104cm × 長さ76cm × 高さ26cm 4箱目：幅104cm × 長さ76cm × 高さ26cm 5箱目：幅40cm × 長さ40cm × 高さ147cm
重量	104.5kg
耐荷重	1席あたり120kg
収納量	横幅87cm、奥行59.5cm、高さ10cmの収納スペースが2つ
素材	表面生地：ポリエステル80%、再生ポリエステル20% マットレストッパー：ポリエステル100%
フレーム	フレーム：カーボンスチール トップパネル：FSC®認証材 バーチ材突き板合板
カラー展開	3色（チャコールグレー、スカイグレー、サボテングリーン）
安心保証	5年

ベッド下フル収納で空間を有効活用

引き出し式の構造になっているため、ソファとして利用しているときは下部に毛布や寝具を収納できるようになっています。来客用寝具はソファ下にすっきり収納し、就寝時に取り出してソファベッドに置くだけで簡単に設置できます。

すばやくベッドを整えられるので、広めのワンルームに置いたり、ゲストルームに置いたりするのに最適なソファベッドです。手前に家具を置くとベッドを引き出すことができないため、後ろや横側に家具を配置するのがおすすめ。

工具不要でスピード組立

ソファベッドはフラット梱包で組立は簡単。搬入から使用開始まで10分で完了します。ざっくりとした流れは以下になります。

1. 部品を確認し、把握する
2. フロントレールとバックレールを作る
3. ひじ掛けをそれぞれレールに押し込むように取り付ける
4. 背もたれをバックレールに押し込むように取り付ける
5. シートパネルを土台の上に置く
6. 引き出しとフロントパネルを固定する
7. 引き出しを奥までスライドさせて配置する
8. 土台の上にシートクッションを置く
9. ひじ掛けクッションと背もたれクッションをソファベッドに置く

また、玄関先までのお届けに加えて、指定の部屋まで搬入～開梱～組み立て～設置までのサービスも一部地域でご利用できます。

他社人気モデルとのスペック比較

	幅	耐荷重	保証	試用期間
S社	143cm	200kg以上	不明	不明
R社	205cm	160kg	1年	不明
F社	170cm	200kg	最大3年	3ヶ月の無料保証あり
コアラソファベッドCUSHY	143cm	240kg	5年	120日間の返品・返金保証あり
コアラソファベッドBOXY	201cm	240kg	5年	120日間の返品・返金保証あり

人気のソファーベッドと比較すると、コアラソファベッドは耐荷重が高く、保証も長いというのが分かります。普段ダブルサイズベッドで寝ている人や体格が大きく、ゆとりのあるソファベッドが好みの人なら、頑丈なコアラソファベッドBOXYがおすすめです。

就寝幅と耐荷重の差

一般的なダブルソファベッドとコアラソファベッドCUSHY、BOXYの幅比較と耐荷重比較をしてみましょう。

一般的なソファベッドの就寝幅は、約140〜200cmです。「ダブル」は多くの場合160cm前後が標準です。そのため、CUSHYは少し狭めに感じますが、BOXYなら快適に2人で寝れる広さです。

一般的なダブルソファベッドの耐荷重は1シート当たり90kg。113～227kg程度が標準的のようです。対してCUSHYとBOXYは1シート当たり120kgの合計240kgなので、かなりの重量にも耐えられる作りになっています。

試用期間・保証・返品条件の差

ほかのソファベッドと違って返品無料の保証があるコアラソファベッドなら、120日無料トライアル＆5年保証という独自のメリットがあります。

120日間トライアルの間は、自宅でゆっくりコアラ商品を試せます。その間の返品にかかる配送料は全国一律で無料です。

返品条件：

• 破損や汚損のある商品は返品・返金の対象になりません。
• 万が一、返品した商品に傷汚れ等が確認された場合は、トライアルの対象外になります。
• 離島からの返品は不可。

ソファベッドを長く快適に使うコツ

ソファベッドの使用開始後、半年に一回緩んだネジの締め直し、クッション芯材の交換や補充などのメンテナンスを行うのがおすすめです。

直射日光と湿気を避けてソファベッドを配置すると、より長持ちすることができます。通気性の良い場所に置いて、クッションは陰干しして乾燥させましょう。

配置レイアウト例：

• 部屋の壁に沿って角に置いて部屋の解放感を残す
• 部屋の中央に置いて間仕切りにする
• オットマンを使って自由に組み替え可能にする（L字、コーナーなど）
• 中心に置き、開放感を演出できるクリア素材のテーブルやラグと使用する

定期的なメンテナンス方法

定期的にできるお手入れ方法は、掃除機や粘着クリーナーを使ってソファ表面のほこりや細かいゴミを取り除くこと。部分的な汚れには、清潔な布でしっかりと拭き取ったり、布製家具用洗剤をご使用ください。

頑固な汚れには、中性洗剤で水をうすめたり、重曹を使ってポンポンとたたくように汚れを浮かせて拭き取るのがおすすめです。リンサークリーナーを使えば表面の布から染み抜きができるので子どもやペットのいる家庭でも活用できます。

さらに、ソファベッドのカバーは2、3ヶ月に1回の頻度で洗濯しましょう。選択方法は、カバーをネットに入れて「手洗い」または「ソフトモード」でやさしく洗うようにしましょう。手洗いの場合は、30℃前後のぬるま湯と中性洗剤でやさしく押し洗いすると丁寧に洗えます。

2人暮らしを快適にする最適解はCUSHY & BOXY

今回はソファベッドを選ぶ3つのポイントを網羅し、製品の仕様を比較してみました。一般的なソファベッドよりも耐荷重が高く、重さに耐えられる高品質ソファベッドCUSHYとBOXYをご紹介しました。

コンパクトに使用してすぐにベッドにするならコアラソファベッドCUSHYを。3人掛けで使える大きめのソファーを広々としたダブルベッドとして使用するならコアラソファーベッドBOXYをお買い求めください。公式ストアのセールにも注目！

お客様の声

★★★★★

2025/06/08

寝心地がいい！

もともとソファベッドを使っていて、新居のため大きなソファに買い替えました。そのソファが好きになれず、ベッドでもコアラマットレスを使用しており、良いかも！と思い購入しました。実際に寝てみると寝心地が良く、ベッドも好きですが、このソファベッドが大好きで夜はこのまま寝る事も🤫大きいので子供のお昼寝や遊び場にもなっていて嬉しそうです🤭

★★★★★

10ヶ月前

寝心地、座り心地最高です

ベッドとして　　

腰痛持ちで、眠りの浅い母が泊まりにきた時に、朝まで一度も目が覚めずに熟睡できた！と喜んでいました。

ソファーとして

長時間座っていても腰が痛くならないので硬めの座面が好みのわたしも大満足です。

★★★★★

1年前

非常に満足で快適に使用できる商品！！！

一般的なソファーはやめてベットと一緒に購入しました。長く広げてリビングで使用しています。非常に満足です。急な来客のベットにもなり、収納もできます。またコアラ独自の保証も安心です。是非皆様へもお勧めしたい商品です。