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監修者

石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
ソファーにもベッドにもなる家具である、ソファーベッド。その便利さに、一度は導入を考えたことがある人も多いかもしれません。
しかし同時に、ソファーベッドを買ったけどいまひとつだった、という声や、寝心地が悪くて結局ソファーとしてしか使用していない…など、「ソファーベッドをおすすめしない」という声も耳にします。
ソファーベッドをおすすめしない理由とは何でしょうか?上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、ソファーベッドをおすすめしない理由について詳しく解説します。
ソファーベッドをおすすめしないって本当?
ソファーベッドはその名のとおり、ソファー+ベッド、という1台2役の家具です。ソファーには座ってくつろぐ、ベッドには寝るというそれぞれ異なる目的があるため、「製造元がどちらの目的をより重要視した製品か」で、ソファーベッドの ”味付け” が異なります。ご自分の使用シーンを具体的に想定してみましょう。
たとえば、深夜帰宅や早朝勤務がある仕事で、家族の安眠を妨げたくないから、書斎に置いたソファーベッドで眠りたいというのが主な使用目的の場合。ベッドにするのに何ステップも必要だったり、ソファーベッドに寝具が収納できないため寝具を別部屋に出し入れしなければいけなかったりすると、結局物音で家族を起こしてしまう羽目になります。
また、遊びに来る友人カップルが宿泊する際に使用する、というパターンが一番多いのに、広げてもシングルサイズの幅にしかならないソファーベッドを購入してしまったら、狭すぎて寝心地がよくありません。
このように、ご自身の使用状況に合わないソファーベッドはおすすめしません。
ソファーベッドの購入を検討する際は、必ず次の点について検討してみましょう。
- 使用目的 – ソファーとして座る方を優先するか/ベッドとして寝る方を優先するか。
- 使用頻度 – ベッドとして切り替える頻度はどのくらいあるか。
- 使用場所 – 設置する部屋はどこで(ワンルーム/リビングルーム/ゲストルーム/オフィス)広さや部屋の使用頻度はどのくらいあるのか。
ソファーベッドはその切り替え方で主に4つのタイプに分かれます。その特長を表にまとめてみたので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
方式名 | リクライニング | 折りたたみ式 | スライド式 | 肘掛け可動式 |
特長 | ソファーの背もたれ部分がそのままマットレスとなるもの | 座椅子のようなリクライニング式のフレームの上に、折りたたみ式のマットレスを座面として備えているもの | 座面を引き出してベッドとして展開する | リクライニング式ソファーベッドの派生形。背もたれだけではなく、肘掛け部分も倒すもの |
切り替え方 | 背もたれ部分を押してフラットに。ワンアクションでベッドになる | フレームのリクライニングを後ろに倒し、座面を広げる | 座面を引き出すワンアクションで早変わり | 背もたれ部分と肘掛部分を押してフラットにする |
メリット | ・ソファーからベッドへの切り替えが簡単で力が要らないので、腕力に自信がない人でも扱いやすい
・ソファーの下に収納があるタイプも |
・ソファーからベッドへの切り替えが簡単
・床に直置きするクッションを重ねただけの簡易なものから、機械式の座面のものなど、値段もさまざま ・座面が機械式のものは、ソファーの下に収納がある |
・ソファーの幅がベッドの幅となるため、展開すると通常のベッドサイズと変わらず、またシングル、ダブル、キングなど、さまざまなサイズを選択可能
・引き出し部分に寝具を収納できるスペースがあるタイプが多い |
・肘掛けがあるため、リクライニングタイプよりも座り心地に優れており、デザイン性も優れたものが多い |
考慮点 | ・背もたれを倒せるだけの背面のスペースが必要 | ・価格帯も幅広い商品群のため、商品によりマットレスの質が大きく違う | ・寝心地がいい反面、マットレスが重い傾向 | ・背もたれ部分を倒すスペースが必要であるため、デッドスペースが生まれやすい
・中価格帯以上のものが多い |
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ソファーベッドのメリット
このように導入前に使用目的やシーンを考えておく必要があるソファーベッドですが、根強い人気があるのは、メリットも多いからです。
1台2役で経済的
ソファーやベッドは大型家具なので、それぞれを新たに用意するとなるとそれなりの予算が必要です。でも1つで2つの役割をこなせるソファーベッドなら、1つ分の金額ですみます。確かな製品を選べば、長期的に見るとお財布に優しい家具と言えます。
家のスペースを効率的に使える
最近は広い多目的リビングルーム+絞った個室数の家が人気ですが、ソファーはリビングスペースに、ベッドは就寝スペースに置くもの。それぞれ1つずつ置く場合、ある程度の部屋数が必要です。したがって、ソファーにもベッドにもなるソファーベッドは、部屋数が少ない家庭にもおすすめです。
ソファーベッドは、オプションの就寝スペースにもなります。普段は家族と寝室で寝ているものの、寝付けない時/翌朝早起きしなければならない時など、1人で寝る場所として使用できます。
一人暮らしのワンルームにぴったり
一人暮らしで部屋のスペースに余裕がない場合、ソファーベッドはスペース効率が良い家具です。ワンルームにベッドを設置すると、せっかく部屋をおしゃれにしても、ベッドがあることで生活感が前面に出てしまいがちです。ベッドをクッションやカバーでリビングスペース風に見せるインテリアが紹介されたりもしますが、実際のところ、ベッドはソファーに比べてサイズが大きいので、一人暮らしの部屋の広さに対して存在感がありすぎることも。ソファーベッドなら、普段はソファーに切り替えておけば大丈夫です。
来客用のベッドになる
就寝スペースが他にない場合、ソファーベッドを備えておけば、来客用のベッドにもなります。ソファーベッドの購入を考えている人で実際多いのは、「来客があった時に備えたい」という動機なのだとか。
ウイークデイは座ってくつろぐ場所として。休日には寝そべって話題の配信動画シリーズを鑑賞するなど、おうち時間を楽しむ場所として。友達が宿泊する時は、客用ベッドとして。
ソファー機能だけのソファーにはできないこういった使い方は、ソファーベッドならではのメリットです。
収納付きソファーベッドなら収納力アップ
ソファーベッドには、座面の下に収納できる隠し収納スペース付きのものもあります。そういった収納付きのソファーベッドなら、小さなスペースを最大限に活用することができます。収納部分は、客用の枕やシーツ、寝具をしておいたり、リビングルームに散らかりがちな子どものおもちゃをしまう場所として活用したり。アイディア次第でさまざまな使い方ができます。
ソファーベッドのデメリット
ソファーベッドのメリットを紹介してきましたが、反面、デメリットもあります。
寝心地がベッドに劣る場合がある
このデメリットはソファーベッドの成り立ちから考えると、仕方ないという一面もあります。ソファーベッドは「座る」と「寝る」という2つの機能を持つ家具であり、広げればマットレスになるものを工夫してソファーの形状に収めています。したがって、「座る」を重要視した製品と、「寝る」を重要視した製品の2系統があるのです。
今まで経験した「座り心地の良いソファー」を思い出してみてください。「座る」のが心地よいソファーは、クッションがふかふかと柔らかく、身体を深い位置でホールドしてくれるものが多かったはず。
一方、そのように柔らかく体が沈むクッション性の高いベッドだと、寝心地はあまりよくないのです。通常はマットレスのほうが寝心地が良いことが一般的です。
切り替えに手間が掛かる
ソファーベッドは切り替え方で4タイプに分かれる、という話をしましたが、中には切り替える際に手数が必要な製品もあります。また、ソファーベッドの切り替えにマットレスを広げる場所や、自分が動けるだけの余裕が必要なのに、十分なスペースを取っていなかった……ということも。
通気性が高くないことがある
ソファーベッドの表面素材には、ファブリック、合皮、本革の3種類の素材があります。
ファブリックは通気性に優れ、湿度の高い日本の夏でもムレにくいのが特徴です。合皮のソファーベッドは汚れがしみこまないため、汚れのお手入れが簡単なのがメリットですが、通気性が悪いため寝心地の点ではいささか劣ります。本革は合皮に比べて肌ざわりが心地よく、本物だけが持つ圧倒的な存在感を放ちます。通気性・吸湿性に優れています。
合皮のソファーベッドはお値段も手頃なものが多く、ソファーとしては使い勝手もいいのですが、ベッドとして使用する場合、暑苦しくて目覚めてしまうこともあります。
掛け布団やシーツの収納場所が必要
ソファーベッドを置いた部屋に十分な収納場所がない場合、ベッドとして使うたびに、シーツや枕、掛布団など、寝具を別の部屋のクローゼットから運び入れて、翌朝またしまう……かなり手間がかかります。
ベッドとして使う頻度が高いと、いわゆる「名もなき家事」の負担が激増してしまいます。
デメリットの改善策
このようなソファーベッドのデメリットにも、改善策があります。以下に表にまとめてみました。
ソファーベッドのデメリット | 改善策と避けるべきこと |
寝心地がベッドに劣る | 改善策
避けるべきこと
|
切り替えに手間が掛かる | 改善策
避けるべきこと
|
通気性が高くない | 改善策
避けるべきこと
|
掛け布団やシーツの収納場所がない | 改善策
避けるべきこと
|
おすすめのソファーベッド
おすすめしないソファーベッドの条件や、ソファーベッドのメリット/デメリット、改善策について解説してきました。その結果、逆に、おすすめのソファーベッドの条件が明確になったのではないでしょうか。
- 自分の使用状況(目的、頻度、場所)に合う
- 寝心地がよい
- さっと切り替えられる
- 通気性が高い
- できれば、収納場所が付いている
おすすめしない理由として挙げられているデメリットは、総じてベッドとして使用する際の不満が原因です。つまり、マットレスに定評のあるマットレスブランドのソファーベッドを選べば、こういった不満を解決できるということです。
もしベッドとして使用する際の快適さにこだわりたいなら、マットレスブランドであるKoalaのソファーベッドをチェックしてみてください。こういった不満点を解決できるソファーベッドがあります。
わずか5秒でベッドに早変わりするCUSHYと、たっぷり収納のBOXYです。
- コンパクトなCUSHY
CUSHYは背もたれと座面を手前に倒すだけでベッドに変わります。ソファーとして設置する際、背面にわざわざ余裕を持たせる必要もありません。
表面に糸の輪が出るように加工されたブークレ素材をファブリックに使用。通気性も抜群です。
- 収納付きのBOXY
たっぷり収納、寝具類をすぐに取り出せます。
お客様からのメッセージ
2024年12月12日
★★★★★
寝心地が良すぎる
来客用としてソファーベッドを購入しましたが、普段使用しているマットレスよりも寝心地が良く、昼寝のつもりが熟睡してしまいます。ソファー時は通常の二人が掛けソファーと同程度のサイズになるため、場所も占領することなくとても気に入っています。
2024年8月6日
★★★★★
満足♪
不眠の主人がよく眠れている。ちょっとの音でも目を覚まさないぐらい。奮発してよかったです。組み立ても簡単でした。
2024年11月25日
★★★★★
買ってよかった!
リビングで寝る為にソファーベッドを探していて、見つけたのがこのコアラマットレスのソファーベッドでした。まずは1週間寝てみて、椎間板ヘルニアの私でも腰が痛くならず、寝心地が良くとても気に入っています。普段はソファーにして子供たちが寝転んだり座ったりして使用をし、普段使いの座る面とベッドにした時の面が違うところが何よりも気に入っています!