目次
監修者
松本 恭
「健康の秘訣はぐっすり眠ること」がモットーで、これまでウォーターベッド、ウッドスプリングベッド、西式健康枕、ハンモックなどさまざまな寝具の寝心地を追求してきた睡眠マニア。偶然出会ったコアラマットレス®︎の快適さに感銘を受け、メンバーとして参加。上級睡眠健康指導士としての知識を通して、より多くの人に快眠を届けたいと願っている。
忙しい日々を送るなかで、睡眠不足や運動不足に悩む人は少なくありません。十分な睡眠を取ることは肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスの解消にもつながります。また、適度な運動は眠りを深くし、日中のパフォーマンスを高める効果があるともいわれています。
運動が睡眠の質に影響を与える主な理由には、筋肉の疲労回復や成長ホルモンの分泌促進などが挙げられます。これらは脳や体のリカバリーをサポートし、目覚めをすっきりとさせる重要な要素なのです。
本記事では上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の松本が、睡眠と運動が互いにどのような影響を及ぼし合うのかを詳しく解説していきます。具体的なデータや研究報告を踏まえ、運動を生活に取り入れる際のポイントや注意点、良質な眠りを手に入れるためのヒントを紹介します。自分に合ったバランスを見つけて、健康的な毎日を目指してみましょう。
データで知る!睡眠と運動パフォーマンスの関係

まずは睡眠の質と運動パフォーマンスがどのように関連しているのか、研究データを交えて確認してみましょう。
強度の訓練を行うスポーツ選手は,睡眠状態が悪いと疲労の回復が遅くなるだけでなく 日中の活動に悪影響を及ぼします※1.一方,十分な睡眠は,日中の眠気 や倦怠感を減らし活力と心身の能力を増加させ,スポーツの精度や記録を向上させます※2。近年,睡眠不足は持久力を低下させることが示され※3,長時間の睡眠はスポーツパフォーマンスの向上に有意に関連することが明らかになりました※2。.
筋力や持久力を十二分に発揮するには、しっかりとした睡眠時間を確保することが欠かせません。筋肉や神経系、さらにホルモンバランスの維持は、適切な睡眠によって調整されているからです。十分に休息を取ると体の可動域や集中力が高まり、運動効果が向上しやすくなります。
一方、睡眠不足が続くと疲労が蓄積し、代謝機能や免疫力の低下につながります。この状態ではパフォーマンスも著しく低下するため、運動の成果を実感しにくくなります。反対に、睡眠を十分に取った状態であれば日中の活力やトレーニング効果が高まり、運動習慣を継続しやすくなると考えられています。
運動パフォーマンスと睡眠時間の関連
多くの研究では、一般的に1日7~8時間程度の睡眠を確保できている人ほど、運動パフォーマンスが高い傾向にあると報告されています。これは体の疲労回復や精神面のリフレッシュがしっかりおこなわれることで、最大限の力を発揮しやすくなるためです。
また複数の研究から、睡眠不足が続く場合には集中力が途切れやすく、けがや故障のリスクも高まる可能性が示されています。競技レベルを問わず、運動前には十分な睡眠を確保しておくことが、パフォーマンスの向上と安全性の面で大切になります。
疲労回復とホルモンバランス
激しい運動のあとに必要な疲労回復には、ホルモンのバランスが大きく関わっています。特に成長ホルモンは筋肉や細胞の修復をサポートするため、睡眠不足でこれらの分泌が乱れると回復力が損なわれやすくなってしまいます。
さらに、精神的疲労も無視できません。自律神経を整えるためには、まとまった睡眠が効果的です。体の修復だけではなく、気持ちを切り替える意味でも十分な睡眠時間の確保が重要だといえます。
深い睡眠が運動に適した体づくりにつながる?
深い眠りを確保することで、筋肉や脳のリカバリーが促進され、結果的に運動効率が高まります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、特に深いノンレム睡眠は筋肉や脳の休息に欠かせません。日中に活動した体がしっかりリセットされることで、翌日のパフォーマンスに大きな違いが出てきます。質の高いノンレム睡眠を得るには、規則正しい生活習慣や就寝前のリラックスが有効です。
また、疲労を翌日に残さないためには、寝付きやすい環境づくりと適度な運動が相乗効果を生むという点も見逃せません。リラックス効果のある運動や呼吸法を取り入れると、スムーズに深い眠りに入り、筋肉や神経の修復を促進できるでしょう。
ノンレム睡眠の役割
ノンレム睡眠は体の修復や脳の休息に大きな役割をもち、特に最初の90分程度の深いノンレム睡眠が重要といわれています。この段階では自律神経が落ち着き、心拍数や呼吸数が低下して、筋肉や関節のメンテナンスが活発におこなわれます。
運動習慣がある人ほど、深いノンレム睡眠が得られやすいと報告する研究もあります。「適度な疲労」によって脳に入眠シグナルが送られやすくなるため、適度な運動は深い眠りを促すうえでもプラスに作用するのです。
筋タンパク合成と睡眠の深さ
筋力トレーニングや有酸素運動をおこなうと、筋肉のタンパク合成が高まることが知られています。それに合わせて欠かせないのが、深い睡眠です。ノンレム睡眠をしっかり確保すると、筋タンパク合成を促進してより効率的に筋力を育てることができます。
筋肉の修復には時間が必要ですが、その回復過程の多くは深い眠りの際におこなわれます。一方で、睡眠不足が続けば筋タンパク合成が妨げられ、思うような成果が得られないこともあります。運動後のリカバリーを充実させるためにも、睡眠の深さをいかに確保するかが重要です。
成長ホルモン(成長と疲労回復)の分泌と眠りの深さ

体の成長や回復に関わる成長ホルモンは、深い睡眠と密接に結びついています。
成長ホルモンは、筋肉や骨、皮膚など全身の組織を修復・再生するために欠かせないホルモンです。特に運動後には損傷した筋肉を修復する役割を担っていて、運動効果を最大化するうえで大きな意味をもっています。
睡眠時間が短い、または眠りが浅いと、こうしたホルモンの分泌が十分におこなわれず、疲労や筋肉痛が長引いてしまうことがあります。トレーニングを継続する観点からも、成長ホルモンの分泌量を高める質の高い睡眠を意識するとよいでしょう。
成長ホルモン分泌のメカニズム
成長ホルモンの分泌は主にノンレム睡眠時に活発になり、特に就寝直後の深い睡眠でそのピークを迎えます。成人になっても細胞レベルの修復に関わっているため、運動後の修復プロセスには不可欠な存在です。
一方で成長ホルモンの分泌は加齢とともに減少するため、若い時と同じように運動しても回復効果を実感しづらくなる可能性があります。だからこそ、良質な睡眠でホルモン分泌をサポートすることがいっそう重要になってくるのです。
運動と成長ホルモンの相乗効果
運動は成長ホルモンの分泌を促す刺激として機能し、睡眠はその効果を最大限に得られる回復の時間帯といえます。適度な筋力トレーニングや有酸素運動をおこない、深く良質な睡眠を確保することで、成長ホルモンの相乗効果が期待できます。
体づくりや疲労回復を加速させたい場合には、運動後のクールダウンやストレッチなどで心拍数を落ち着かせ、スムーズに睡眠に入れるように心がけてみましょう。運動と睡眠の両面からアプローチし、ホルモン分泌をサポートすることが大切です。
適切な睡眠時間と運動計画の立て方

睡眠時間と運動頻度を自分の生活リズムに合わせて組み立てることは、長期的な健康維持に不可欠です。
日常生活では、仕事や学業、家事など多くのタスクがあるため、運動の時間を十分に確保できないこともあるかもしれません。しかし、まとまった睡眠時間を確保しつつ週2~4回の運動を継続するだけでも、深い眠りと体力アップの両立が期待できます。無理のない範囲で計画を立てることが継続のコツです。
また、運動の時間帯も重要なポイントです。就寝直前に激しい運動をおこなうと交感神経が高ぶってしまい、入眠を妨げることがあります。夕方から寝る2~3時間前までにおこなう中程度の運動や、有酸素運動を30~60分程度おこなうのが効果的とされています。
目安となる睡眠時間と運動頻度
一般的には1日7~8時間の睡眠を目標とし、週2~4回の運動を取り入れると良いとされています。運動の種類はウォーキング、ジョギング、筋力トレーニングなどさまざまですが、継続できる強度と時間を見つけることが大切です。
睡眠が十分に取れないときは、翌日の運動強度を下げたり短めにしたりするなど柔軟な調整が求められます。過度な運動はかえって疲労を蓄積させ、睡眠の質を下げてしまう恐れがあるため注意しましょう。
運動のタイミングと睡眠の質
人によって運動しやすい時間帯は異なりますが、一般的には夕方から寝る2~3時間前までが体温上昇と深部体温の降下をうまく利用できるため、スムーズな入眠を促しやすいとされています。反対に、就寝ぎりぎりまで運動をすると体が興奮状態になり、寝付きが悪くなる場合があります。
運動後にはクールダウンやストレッチをおこない、十分な水分補給や入浴などでリラックスすると睡眠の質がさらに高まります。就寝前のスマートフォンやパソコンなどはなるべく避けるようにして、安らかな気持ちでベッドに入ることも心がけましょう。
運動後のリカバリーに最適な睡眠とは
運動後は筋肉や脳に負荷がかかっているため、効率的な疲労回復を促す睡眠が欠かせません。
運動によって蓄積した疲労は、ノンレム睡眠とレム睡眠の両方をバランスよく得ることで回復しやすくなります。また、運動後にリラックスする習慣をつけると、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになり、より深いノンレム睡眠に入りやすくなります。軽めのストレッチや呼吸法で全身をほぐし、自然に眠気を誘うことを意識してみましょう。
リカバリーに必要な睡眠要素
体と脳をリカバリーするには、ノンレム睡眠とレム睡眠のどちらも重要です。特に長距離ランニングや筋力トレーニングなどの負荷が大きい運動後は、ノンレム睡眠による筋組織の修復が不可欠なため、深い睡眠の確保が重要になります。
レム睡眠では脳の情報整理や記憶の定着がおこなわれるため、気持ちの切り替えやストレスマネジメントにも大きく関係します。両方の睡眠ステージをバランス良くとれると、けがの予防や継続した運動モチベーションにつながるでしょう。
疲労度に応じた睡眠アプローチ
運動の強度や疲労度によって、必要な睡眠時間や質は変化します。高負荷のトレーニングをおこなった場合は、早めに就寝するほか、翌日の運動を軽めにするなど柔軟な調整が望ましいといえます。
疲労が抜けきらないまま無理を続けると、過労やけがのリスクが高まるだけではなく、睡眠の質も悪化してしまいます。運動と睡眠はセットで考え、体の状態に合わせて最適な休息をとり入れるようにすることが大切です。
深い眠りに誘うマットレスとは?
寝具の選択も、眠りの深さと質を左右するポイントのひとつです。
適切なマットレスを選ぶと、体にかかる負担を和らげることができます。体圧を分散してくれる構造や通気性の高い素材は、寝返りを打ちやすくし、眠りを妨げない環境づくりに役立ちます。
運動をしていると筋肉が張りやすくなるため、寝具との相性が悪いと疲れが十分に取れない場合もあります。自分の体型や好みに合った硬さのマットレスを選ぶことが、質の高いノンレム睡眠を得るためにも重要です。
マットレス選びのポイント
マットレスを選ぶ際は、体圧分散性や通気性、寝返りのしやすさなどをチェックするのが基本です。体重や体格によって感じ方は異なるため、店舗で試し寝をするなど実際に体感してみることをおすすめします。
素材にはポケットコイルやウレタン、ラテックスなどさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。自分の寝姿勢や腰痛の有無などを考慮し、体に合ったものを見極めることが大切です。
正しい寝姿勢とサポート
睡眠時の姿勢は、背骨の自然なカーブを保つことが理想とされています。マットレスが柔らかすぎると腰や背中が沈み込みすぎてしまう一方、硬すぎると肩や腰に負荷がかかりすぎる場合があります。
運動後の筋肉をしっかり休めるためにも、体を適切に支えてくれるマットレスは重要です。体全体が自然な状態で支えられるとリラックス効果が高まり、深いノンレム睡眠を得るための下地を整えることができます。
まとめ

運動と睡眠のバランスを保つことは、健康とパフォーマンス向上への近道です。
一方で、睡眠時間の不足や無理なトレーニングは、短期的に効果があっても長期的には体やメンタルに負荷を与えます。十分な睡眠と適度な運動の両立が、疲労回復を促進し、日々の元気を支える柱になるのです。
自分に合った運動量と睡眠リズムを見つけると、生活の質を総合的に向上させることが期待できます。運動後のリカバリーをサポートする寝具の選択も含め、一つずつ整えていきましょう。
ポイントのおさらい
1日7~8時間の睡眠をベースに、週2~4回の運動をおこなうと、総合的なパフォーマンスや健康状態が向上しやすくなります。ただし、就寝前の激しい運動は避け、夕方から寝る2~3時間前までに中程度の運動をおこなうのがおすすめです。
また、マットレスなどの寝具も深い眠りをサポートする要となります。適度な硬さや体圧分散性を意識して選ぶことで、運動による疲れも効率的に回復できるでしょう。
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参考文献
- 和田匡史・山本憲志(2014)「大学水泳選手における運動と睡眠状態の関連性」『国士舘大学 理工学部紀要 第7号』,159-163.
- Cheri D Mah, Kenneth E Mah. and Eric J Kezirian. et al. (2011) The effects of sleep extension on the athletic performance of collegiate basketball players, Sleep, 34(7),943-950.
- Samuel J Oliver,. Ricardo J S Costa. and Stewart J Laing. et al. (2009) One night of sleep deprivation decreases treadmill endurance performance, European Journal of Applied Physiology, 107(2), 155-161.
お客様の声
3日前
寝心地が最高でした。
腰痛や疲れが取れないなどの症状があり、マットレスを変えました。
コアラマットレスだと、弾力が全然違い、朝起きると体がスッキリしていました。
マットレスにはお金をかけるべきだと感じました。
これからもずっと使わせてもらいます。
1週間前
目覚めの気分
コアラマットレスにしてから、不自然な姿勢で寝ることが少なくなり、
朝の身体のだるさも軽減され、軽くなったように感じます。
家族も寝入りが早くなり、寝るのが楽しみになりました。
2週間前
買ってよかった
以前から買い替えたいなと思い、早一年。たまたまタイミングが合い、セールで購入しました。
結論、本当に買い替えてよかった。
30歳を超えてから、寝起きの疲れが全く取れない日々だったのですが、起きた時の身体の怠さが全くありません。
ほぼ毎日見ていた夢も見なくなったので、深い睡眠を取れているのだと思います。
良い買い物でした!
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