目次
監修者

石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
マットレスと敷布団は、どちらも快適な睡眠環境のために欠かせない重要な役割を果たしますが、それぞれ異なる特徴と利点があります。簡単に言えば、マットレスは「正しい寝姿勢を保ち、快適な眠りをサポートする」ための寝具であり、敷布団は「寝る」ことを目的とした寝具です。
この記事では、マットレスと敷布団の違いや種類、メリット・デメリットについて、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が解説します。
マットレスと敷布団の違いとは?それぞれの役割や特徴について解説
簡潔に言えば、マットレスと敷布団の目的の違いは以下になります。
・マットレス:正しい寝姿勢を保ち、快適な眠りをサポート
・敷布団:「寝る」ことが目的
これらの違いについては、以下でさらに詳しく解説していきます。
マットレスの特徴やメリット・デメリットについて
マットレスの特徴は、さまざまな機能性を備えていることです。
高性能なマットレスでは、正しい寝姿勢を保つために、体圧を適度に分散するように設計していたり、快適な睡眠のために速乾性や通気性を高めたりするなど、メーカーごとにさまざまな機能性を追求しています。
一方、デメリットは比較的高価であることです。品質の良いマットレスを購入するには、数万〜数十万円の予算を見込む必要があります。
そのため、機能性と価格のバランスを考慮しつつ、そのマットレスが本当に自分に合うかどうかを検討する必要があります。
コアラなら、納得できるまで120日間自宅で試せるから安心!▶️詳しくはこちら
敷布団の特徴やメリット・デメリットについて
敷布団はマットレスに比べ薄く、厚さ10cm以下のものがほとんどです。フローリングで使うと底付きを感じることがあるため、畳に敷いて使うのが一般的です。
敷布団の耐久性はあまり高くなく、3〜5年程度でヘタってしまいます。マットレスの場合、品質の良いものでは10年以上使えるものもあるため、長い間使いたい人には向いていません。
敷布団のメリットは、マットレスと比較すると安価であることでしょう。敷布団は品質の良いものでも数万円、安価なものであれば数千円で購入できます。一人暮らしをはじめたばかりで、あまり家具に予算をかけることができないという人には選択肢のひとつです。
畳でもぐっすり快適!コアラフトンなら季節に合わせて使い分けできる▶️詳しくはこちら
なぜマットレスや敷布団選びは重要なのか?
自分に合うマットレスや敷布団を使うことには、さまざまにメリットがあります。反対に、自分に合わないマットレスは熟睡できなかったり中途覚醒したりする原因になりかねません。睡眠環境を整え、健康な日々を過ごすためには、適切な寝具選びはとても重要です。
ここから、マットレス・敷布団選びの重要性について、さらに詳しくご説明します。
より良い睡眠によるアウトプットを期待
どのようなマットレスや布団を選ぶかによって、毎日の睡眠が左右されます。しっかり熟睡できる良質な睡眠環境は、仕事などのパフォーマンスを高め、健やかな毎日を過ごすための重要な鍵となります。
質の良い睡眠環境では、以下のようなアウトプットが期待できます。
- 集中力の維持
- ストレスへの抵抗力
- 疲れを持ち越さない
肩や腰への負担を軽減できる
体に合った寝具を使うと、腰や肩への負担が軽減され、睡眠環境の改善に役立ちます。もし現在、朝起きた時に肩や腰に痛みを感じているのなら、マットレスや敷布団が自分に合っていない可能性があります。
自分にぴったり合うマットレスを選ぶことは簡単ではありませんが、そのようなマットレスに出合えたら、朝起きるのが楽しみになるような毎日になることでしょう。
【用途別】マットレス・敷布団のそれぞれの特徴を解説
マットレスと敷布団は使うシーンによって分類できます。
敷布団はおもに床に敷いて使う一方、マットレスは用途や使い方が異なります。
マットレス|用途は3種類
マットレスを用途別に分類すると、大きく3つに分けられます。マットレスを選ぶ際は、どの用途で使うのかを考えることが大切です。
ベッドマットレス
ベッドマットレスは、ベッドの上でのみ使うマットレスです。厚みがあり重量も重いため、マットレスを移動することはあまり想定されていません。専用の寝室があったり、部屋の広さが十分な場合に適しています。
デメリットは、品質の良いマットレスを購入するには費用がかかることです。安くても5万円、高価なものだと10万円以上かかります。
もちろん高価なマットレスはそれに見合った寝心地が期待できます。耐久性も高く、機能も優れているため、安価なマットレスでは味わえない寝心地を堪能できます。高品質なマットレスの中には10年以上使えるものもあるため、支払った費用以上の効果を感じられることでしょう。
脚付きマットレス
脚付きマットレスは、マットレスに脚が付いた簡易的なベッドを指します。このタイプは、一般的なベッドよりもサイズが小さくコンパクトなつくりのため、狭い部屋におすすめです。
メリットは費用を抑えられることです。簡易的なつくりのため価格も抑えめで、さらにはベッドフレームの購入費用を浮かせることができます。
デメリットとしては、マットレスを専門に扱っている寝具メーカーでは取り扱いが少ないため、商品の選択肢が限られてしまうことです。
床置きタイプのマットレス
床に置くタイプは二つ折りや三つ折りタイプが主流で、収納や持ち運びしやすいのが特徴です。部屋が狭く、ベッドにスペースを取られたくない場合に便利でしょう。
ただし、ベッドマットレスと比べて性能や耐久性に劣るというデメリットもあります。持ち運びやすさを追求すると、どうしてもマットレスの厚みについて妥協せざるを得ず、寝心地を良くするための機能性も限定的になります。
敷布団|基本は床に直置き
敷布団は、直接床や畳に置いて使うというのが基本的な用途ですが、通気性が気になる場合は、すのこやベッドフレームの上に置いてもいいでしょう。また、床の硬さ(底付き)を感じる場合は、敷布団の下に畳用の折りたたみマットレスを使ったり、上にマットレストッパーを敷くなどして寝心地を調整することもできます。
折りたたんで収納できるコアラフトンOASISなら、スペースを有効活用できます!
【素材別】マットレス・敷布団の種類とそれぞれの特徴を解説
マットレスと敷布団を素材で分類すると、マットレスは7種類、敷布団は4種類に分けることができます。
マットレスは大きく分けて7種類
マットレスはおよそ7種類のタイプに分けることができ、それぞれで寝心地が全く異なります。
マットレスの種類や選び方についてさらに詳しく知りたい場合は、マットレス7種類の特徴やメリット・デメリットを解説!後悔しない選び方とはを参照してください。
低反発ウレタン|沈み込んで体にフィット
低反発ウレタンは、体が沈み込んでフィットするタイプのマットレスです。ただ、反発力が少ないため、寝返りを打ちづらいというデメリットもあります。
高反発ウレタン|硬めでサポート力にすぐれる
高反発ウレタンは、硬めの寝心地でほとんど沈み込みません。寝返りはしやすいですが、体圧分散性が高くないのがデメリットです。
低反発と高反発のハイブリッド|低反発×高反発のメリットを兼ね備える
低反発マットレスや高反発マットレスのデメリットを上手くカバーしたのが、複数の素材を使ったハイブリッドタイプのマットレスです。
ハイブリッドタイプのマットレスは、上層に柔らかい素材を使ってフィット性を高め、下層ではサポート性の高い素材を使って体の沈み込みを抑えるといった高性能な設計が特徴です。
高反発ファイバー|通気性にすぐれる
高反発ファイバーは通気性が高く、就寝中の汗や蒸れが気になる方におすすめです。ただ、寝心地は硬めで体圧分散性には優れないため、体にフィットする感覚は弱いかもしれません。
ラテックス|ダニ対策に有効
ラテックスも体圧分散と弾力性を兼ね備えた素材です。体にフィットしつつも沈み込みすぎない寝心地を体感できます。ただし、通気性には優れず汗による蒸れが気になる場合もあります。
ボンネルコイル|面全体で体を支える
ボンネルコイルは複数のコイル(スプリング)をつなぎ合わせて、一つの土台を形成する構造です。マットレスの面全体で体を支えるため、体にフィットする感覚はなく、寝心地は硬めです。
ポケットコイル|体にフィットして支える
マットレス内部に独立したコイルが敷き詰められた構造になっているのが、ポケットコイルです。コイル一つひとつが体にフィットし、柔らかいけれど、かといって沈み込みすぎない寝心地です。
敷布団の素材は4種類に分けられる
敷布団に使われる素材は、一般的に4種類ほどあり、素材によって通気性や保温力などの機能が異なります。
コットン(綿)|一年通して快適
吸湿性・保温性に優れた素材で、一年を通して快適な寝心地を感じられるでしょう。
また、天然素材のため、赤ちゃんや敏感肌の人におすすめです。
ただ、乾きにくい性質があるため、放置すると寝汗によりカビやダニの繁殖につながります。そのため、定期的な天日干しが必要です。
ウール(羊毛) | 蒸れにくい&乾きやすい
蒸れにくさと乾きやすさを兼ね備えているのがウールふとんの特徴です。夏場でも汗による蒸し暑さを感じにくく、さらには保温性にも優れているため、冬場の冷えも感じにくいでしょう。ただし、羊毛布団の価格は高めです。
ポリエステル|洗える&軽い
洗濯可能で、かつ軽いのが特徴です。また、価格もお手頃な点もポイントです。
ポリエステル100%素材の吸湿性はウールや綿に比べ劣りますが、吸湿性に優れるコットンと混紡した「ポリエステル綿」を選べば蒸れを感じにくいでしょう。
子供のおねしょなどによる汚れが心配な場合、おすすめの素材です。
ウレタン|耐久性が高い
マットレスにも使われる素材がウレタンです。
低反発ウレタンは柔らかめ、高反発ウレタンは硬めの寝心地です。素材により硬さが異なりますが、好みに合う硬さの敷布団を選べば快適な寝ごこちが期待できるでしょう。
欠点は蒸れやすいことです。敷布団の中では耐久性が高く長期間使用できる素材です。
マットレスと敷布団どちらを選べばいい?判断の決め手はこちら!
では、マットレスと敷布団、いったいどちらを選べばいいのでしょう?以下の基準がきっと手がかりになるはずです。
結論を言えば、マットレスは、寝心地にこだわりたい人 / 腰痛や背中痛など体の痛みが気になる人におすすめ、敷布団は、畳の部屋で寝る人 / コストを抑えたい人におすすめできます。
マットレスを選んだほうがいいケース|腰痛など体の痛みが気になる
これまで説明したとおり、マットレスをおすすめするのはこのようなケースです。
- 寝心地にこだわっている
- 腰痛や背中痛など体の痛みが気になる
寝心地を追求する場合は、ぜひ体に合ったマットレスを選びましょう。マットレスは7種類に分けられるのページで紹介したように、マットレスにはさまざまな種類があるため、自分に合うマットレスを見つけやすいからです。
また、腰や背中に痛みがあったり、気になるという場合もマットレスをおすすめします。体の負担が軽減される機能を追求したマットレスも数多く、自分に合ったマットレスが見つかれば、悩みが軽減される可能性があります。
限られたスペースを有効に活用したいという場合も、折りたためるタイプのマットレスを選べばコンパクトに収納できます。
このように、マットレスのメリットは数多くあるため、ほとんどのケースでおすすめできます。
<好みや体調でえらべるかたさ。コアラのベストセラーマットレス>
2023年12月16日
★★★★★硬さが選べる安心感
とある動画配信者がオススメしていて興味を持ちました。その方は何百万のベッドを使用してる人でコアラマットレスはコスパいいと絶賛していました。私も自分オリジナルマットレスを測定まではした事が有りましたが当時ローンを組まないと買えなかったので諦めていたのですが、腰が痛くずっと寝具にはこだわりたいと思っていました。今回はキャンペーンでかなり安く購入出来る機会だったので迷わず購入しました。硬さを選べる物にしましたが私は反り腰で長い時間寝ると痛くなってしまうので硬めの方で利用しています、普通の方はやらかくて反り腰を反り腰のまま寝てる感じになってしまい長く寝れなかったです。硬すぎると腰が痛くなり、やわらか過ぎると腰が痛くなるわがままな腰ですが体感的に6時間寝ると痛くなっていたのがコアラだと10時間まで寝れるようになりました、欲言えばお尻部分がもう少し硬いと良さげなのでタオルなどで調整するのも考慮の1つかもしれません
個人的に寝返りをしないのも良くありませんが… 身体との隙間を埋めてくれる心地よいマットレスだと思います
なによりいいマットレスを買ったという気分だけで気持ちよく寝れます
2023年11月8日
★★★★★腰痛持ち夫婦ですが…
購入して、良かったぁ〜!
私達、夫婦は、かためが合ったようで、
寝起きは、いつも、起きる時、ベッドの上でストレッチしてからでも、痛っ、、
って感じで起き上がりが辛かったのでしが…
違う!! 腰が、楽!!
と、体感しました!
私は、寝返りも楽でした。
かためが好きな方は、こちらのNEWタイプをオススメしまーす!ふつうの方も、静かに体が沈む感じで、
思わず、昼寝してしまいそうでした。買い替えを検討してたので、
買った方の、オススメを信じて購入して
正解でした。
良い買い物が出来、
ありがとうございましたぁ〜!
2024年1月22日
★★★★★快適睡眠が得られます!
今までは畳部屋に布団を敷いて寝ていました。どうしても起床した時に腰が痛く、暫く動けないことも…。そこで、様々なサイトでお薦めだった、コアラマットレスを購入。腰の痛みは解消し、かつ朝までぐっすり眠ることもできるようになりました。包み込まれるような寝心地がサイコーです!それなりなお値段しますが、それに見合うだけの恩恵が受けられます。購入して大正解でした♪
なお、腰痛があったり、使っているマットレスの硬さが合わない場合、マットレスや敷布団の上に重ねて使う薄いマット「マットレストッパー」を補助的に使うこともありますが、健やかな睡眠環境を整えるためには、やはり体に合ったマットレスを使うことをおすすめします。
敷布団を選んだほうが良い場合|畳で寝る・部屋が狭い・コストを抑えたい
限られたスペースを有効に使いたい場合、敷布団を使うのも一案です。たとえばワンルームの物件など、一つの部屋をさまざまな用途に使いたいなら敷布団はおすすめです。
そのほか、以下のような場合も敷布団がよい選択肢になるでしょう。
- 畳の部屋で寝ており、布団を押入れに収納できる
- なるべくコストを抑えたい
このように、マットレスに比べ敷布団を選ぶメリットはあまり多くありませんが、引っ越しや不動産を購入する予定があり、新しい部屋のレイアウトが決まっていないケースなど、状況によってうまく使い分けたいものです。
まとめ:マットレスと敷布団では役割が違う|自分に合った寝具を選ぼう!
マットレスは「正しい寝姿勢を保ち、快適な睡眠環境を提供する」ための寝具であり、いっぽう敷ふとんの目的は「寝る」ことです。
敷布団とマットレスのメリットについて比較・検証してみると、やはりマットレスに軍配が上がります。新しい寝具の購入を検討しているなら、マットレスの導入を検討することをおすすめします。具体的なマットレスの選び方については、寝心地がよい快適なマットレスの選び方とは?タイプやサイズ別に徹底解説!でさらに詳しく解説しています。
毎日のパフォーマンスを高める睡眠環境のために、この記事が役立てば幸いです。