以前に、家庭での丸洗いが難しいマットレスを、寝室から気持ちよくするエコな方法を紹介しました。
https://blog.jp.koala.com/how-to-keep-bedroom-clean-when-you-cant-wash-mattress/
今回は、「それでもやっぱりマットレス 自体を洗いたい!」とご希望される皆様に、コアラマットレス®と仲間でもあるウレタン素材のマットレス のオススメお手入れ方法をご紹介します!
新品のにおい
ウレタンマットレスは、その素材の特性上、到着直後はウレタン独特のにおいがする場合があります。これは身体に害があるものではありませんが、気になる場合には、においが消えるのを早める裏技があります。
それが、重曹を使う方法です!
重曹はベーキングパウダーとして使われるように(英語だと重曹も調理用も同じ扱いで”baking soda”と言います👀‼️)、肌にも環境にも負担がなく、マグカップの茶しぶなども綺麗に取れるので、とっても重宝するお掃除道具の1つです。
そして重曹のすごいところはにおいを吸収する働きがあるところです!!
この重曹を、思い切って新品のマットレスの表面に振りかけます!表面を覆うように満遍なく振りかけちゃいましょう。
そして、たっぷり1日ほど置いてください。
ここはちょっと正念場ですね💪
その後、掃除機で振りかけた重曹を全て吸い取ってください。においごと綺麗さっぱり無くなります!
この時の注意点は、掃除機は「弱」モードでかけていただくことです。
せっかくの新品のマットレスのカバーを傷めてしまってはもったいないですもんね。
新品ウレタンのにおいのお手入れ方法をご紹介しました!次は、湿気対策です!
湿気対策
ウレタン素材のマットレスでよくみなさんが心配されるのが、「通気性」です。
そのウレタンマットレスの密度によって、実際には通気性の良いウレタンマットレス から、通気性のそこまで高くないウレタンマットレスまで千差万別です。
(一般的に低反発ウレタンは高密度、高反発ウレタンは低密度のものが多いです。)
コアラマットレス®はどちらかというと高反発ウレタンマットレスなので、密度はあまり高くなく、通気性は良いです。
ということで、お持ちのウレタンマットレスでも密度やそれぞれの通気性によってお手入れ方法が少し変わってくるのはご理解いただけたかなと思いますが、コアラマットレス®のお手入れ方法を例にどのウレタンマットレスにも共通してお使いいただけるお手入れ方法をご紹介します。
すのこベッドあるいはパレットの上に設置する
まず、普段から空気の通り道を確保した使い方をする必要があります。
ということで、床に直置きは避けましょう。
ぶ厚めのお布団を床に敷くのに慣れている方も多いかと思いますが、お布団はそもそも起きたら畳むのを前提として使われるものですよね。敷きっぱなしにはしないはずです。
マットレスは基本的には片付けないので、その代わり置きっ放しにする場所に常に空気が通るようにする必要があります。
ということで、隙間が空いていながらしっかりとマットレスを支えることができる「すのこベッド」あるいは、「パレット」と呼ばれる台をベッドフレームとしてお使いいただくことをオススメします!
定期的にマットレスを立てる
上記のすのこベッドやパレットに置いておけば、よっぽどお部屋の湿度が高かったり滝のように汗をかかれる方でなければ、まず底がカビたりすることはありません。
でも、よりマットレスを気持ちよく長く使いたい方には、定期的にマットレスを立てかけていただき、お部屋の窓を二箇所開け、お部屋ごと換気をしていただくのをオススメしています。
これを2週間に一回でもやることで、しっかりと乾いたマットレスで常に寝ていただくことができます。
ホコリ・ダニ
どうしても布製品が多くなってしまう寝室は、ホコリがたまりやすくなります。また、寝ている間に人はコップ1杯の汗をかくと言われているように、寝ている間マットレス の湿度はどうしても高めになります。
その場合は、1つ前に紹介した「マットレス を立てかける+お部屋の換気をする」をした後に、掃除機をゆっくりかけることで、ホコリやダニの死骸をしっかりと除去することができます。
この時のポイントは、掃除機のモードは「弱」で、そして掃除機を動かす速度は「ゆっくり」で、ということです。
マットレス カバーの素材を傷つけないようにすること、そして弱いモードでもしっかりとマットレス 全体からホコリなどを吸い取れるようにするためです。
換気+掃除機で、ホコリやダニと無縁のマットレス を保つことができますよー♪
シミ
さて、「うっかり飲み物をこぼしてしまった」「子供やペットが粗相を…」という場合もありますよね?
そんな時は、薄めた中性洗剤を染み込ませて固く絞ったタオルで表面を拭き、シミを取るようにしてください。
ウレタンは簡単にいうとスポンジ状なので、すぐにマットレス の奥まで染み込んでしまう場合があります。そうすると、表面の色は取れても中に染み込んだ水分まで完全に拭き取るのは難しいです。
こうなったら、せめて清潔さだけは保ちましょう!ということで、先述の、「マットレス 立てかけ+お部屋の換気」によって、中のシミを完全に乾燥させましょう。
どうしても心配な方は、お子様が小さい間やペットが粗相をしてしまう心配がある場合には防水シートというのが売っていますので、お使いいただくことでマットレス が傷むのを予防できます!
※防水シートは水分も湿度も通さない仕様のため、マットレス 本来の通気性が妨げられ、背中が蒸れる場合があります。
また、ウレタンマットレス を洗ってくれる民間業者もありますので、必要な場合は利用してくださいね。
コアラマットレス® の注意点
おまけで、コアラマットレス® 特有のお手入れ方法を補足します。
よく、マットレス は「ヘタレ予防として定期的に表裏をひっくり返す」ことをオススメされますが、コアラマットレス®は硬さと役割の違う種類のウレタン素材を重ねている構造のため、裏側に寝ていただくことができません。
裏側では自慢の寝心地を全く実感していただくことができないので、ひっくり返して使うということはなさらないでください。
10年保証付きですので、万が一2.5cm以上ヘタレてしまった場合はご連絡くださいね。新しいマットレス と交換いたします!
まとめ
ウレタンマットレスは寝心地が良く、スプリングマットレスより軽くお手入れや移動が楽などなど、多くの利点がある一方で、もちろん弱点もあります。
正しいお手入れ方法を習得して、ウレタンマットレス ならではの極上の寝心地を長く楽しんでくださいね!
寝室ごと気持ちよくするアイディアはこちら▼
https://jp.koala.com/blog/how-to-keep-bedroom-clean-when-you-cant-wash-mattress/
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