睡眠コラム by 2025年4月23日読了目安時間: 6

睡眠×アロマで快眠を叶えよう!良質な睡眠をサポートする定番アロマオイル3選と効果的な使い方

石川 恭子
リテールスペシャリスト / 上級睡眠健康指導士

コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。

アロマには香りでリラックス効果を得られる特徴があり、質の良い睡眠をサポートする手段として注目されています。しかし「どの香りを選んだらいいのかな」「どうやって取り入れるのが効果的なのだろう」と思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、アロマがもたらすリラックスのメカニズムから、おすすめのアロマオイルやその活用方法、さらに安全に使用するための注意点まで詳しく解説します。

アロマと睡眠の関係:香りがリラックスをもたらす仕組み

アロマが睡眠に影響を与える要因は、香りを通じて直接脳に働きかけるからといわれています。ここでは、その仕組みを紹介します。

香りの分子が鼻の奥にある嗅覚受容体を刺激すると、そこから神経を経由して脳に情報が届けられます。香りはこの間の時間が短いため、私たちの感情や自律神経に影響を及ぼしやすいといわれています。そのことから、リラックス感覚を得るのに適した香りを選ぶと、睡眠の質向上につながるとされています。

さらに、香りを認識する脳の部位は、情緒や記憶をつかさどる部分と密接に関係している点も見逃せません。そのため、気分を前向きにするような香りや落ち着きをもたらすアロマを取り入れることで、ストレスが軽減されるといわれています。こうした仕組みにより、アロマは睡眠トラブルで悩む人にとって、手軽で有効な方法の1つになっています。

嗅覚と脳がダイレクトにつながるメリット

人間の五感のなかで嗅覚は、情動・自律機能をつかさどる大脳辺縁系に直接信号を送るルートをもっています。このため、香りは心地よさや懐かしさといった感情の引き金になりやすく、睡眠へのアプローチとしても効果的といわれています。気分が安らぐ香りを意図的に取り入れると、副交感神経が優位になって入眠をサポートしやすくなります。

ストレス軽減とホルモンバランスへのアプローチ

気になるストレスを緩和するためには、自律神経のバランスを整えることが欠かせません。ラベンダーやカモミールなどの穏やかな香りは、副交感神経を刺激し、セロトニンやメラトニンといった睡眠ホルモンの分泌が促されやすくなるともいわれています。こうしたホルモンへの働きかけにより、心身の緊張が解けてリラックスしやすい環境が生まれます。

良質な睡眠をサポートする定番アロマオイル

定番とされるアロマオイルには心身を和らげる作用が多く、リラックスした状態へ導く助けとなります。

アロマオイルのなかには、寝つきを良くするとされる定番の香りがあります。深いリラックス効果によって、夜間の神経の高ぶりを抑えるために役立ちます。香りの好みが一致すると効果を感じやすいので、いくつかの精油を試してみて好みの香りを探すのがおすすめです。

また、同じアロマオイルでもメーカーや産地により香りのニュアンスに違いがあるので、使用前にサンプルを試したり少量から取り入れるのもよいでしょう。気分や体調に合わせて選ぶことで、より自分に合った香りを活用できます。ここからは、定番のオイルがもつ特徴について確認していきましょう。

ラベンダー:心身を落ち着かせる王道の香り

ラベンダーはリラックス効果の代表格ともいえるもので、不安な気持ちやイライラを鎮める働きが期待されます。フローラルさと爽やかさを併せ持つ香りが特徴で、初心者にも扱いやすいことから人気があります。寝る前にディフューザーに数滴垂らしたり、アロマストーンにしみこませて枕元に置くなど、取り入れやすい方法で試してみましょう。

カモミール:やさしい香りで穏やかなリラックス効果

カモミールの甘くやわらかな香りは、気持ちを落ち着かせて心をリセットしたいときにぴったりです。とくに、緊張感が高まる夜や内面の不安が強いと感じるときなどに使うと、眠りにつきやすくなります。寝つきの悪さに悩む人にもおすすめのオイルです。

マンダリン・オレンジ系:気分を安定させる柑橘の香り

柑橘系の爽やかな香りは気分転換に効果的でありながら、ほのかな甘みで心を落ち着かせる作用も期待できます。オレンジスイートやマンダリンは子どもから大人まで受け入れやすい香りが特徴です。爽やかななかにも落ち着きを与えてくれるため、ストレスを感じた日などに取り入れると入眠がスムーズになるでしょう。

アロマの効果的な使い方:ディフューザー、スプレー、入浴法

アロマは使用方法によって得られる効果が異なります。代表的なディフューザーやスプレー、入浴法での活用方法を見ていきましょう。

アロマディフューザーは、熱や超音波を利用して香りを部屋全体に拡散する便利な機器です。就寝前の1時間ほど運転させるだけで、部屋が好みの香りに包まれてリラックス空間をつくることができます。作動中の音が気になる場合は、静音設計のディフューザーを選ぶとストレスなく使用できるでしょう。

また、アロマスプレーは枕やシーツといった寝具周りに手軽に使えるのがポイントです。寝室全体ではなく、必要な場所だけに香りを追加したいときに便利です。一方、アロマバスではお湯に数滴の精油を入れることで全身から香りを取り込みやすく、血行促進と相まってより高いリラックス効果が得られます。

ディフューザーを使った部屋全体への香りの広げ方

ディフューザーを使用すると、適量の水と精油を入れるだけで簡単に部屋全体に香りを行き渡らせることができます。就寝の30分から1時間ほど前にスイッチを入れておくことで、ベッドに入る頃には部屋がほのかなアロマ空間に変わります。優しい明かり付きのディフューザーなら、照明を落としたあとのリラックスムードを高めることができます。

アロマバスで全身をリラックスする方法

バスタブに湯を張った段階で精油を数滴垂らし、軽くかき混ぜることで香りがバスルーム全体に広がります。入浴中に深呼吸を意識しながらリラックスすると、全身の血流が高まって体が温まりやすくなるのが特徴です。入浴後は心身が落ち着いた状態となるため、自然と質の高い睡眠にもつながります。

枕元やシーツにスプレーしてやさしく香らせるコツ

寝る直前にスプレーを使用する場合は、ベタつきやシミのリスクを避けるためにも少量の噴霧を心がけましょう。気になるときは、目立たない部分で試してから全体にスプレーすると安心です。枕やシーツから微かに漂う香りが、穏やかな入眠を促してくれます。

安全に使うために知っておきたい注意点

アロマオイルには濃度や肌トラブルなどに関する注意点もあります。正しく使わないと期待する効果が得られにくいばかりか、トラブルにつながることもあるため注意が必要です。

まず、アロマオイルは高濃度の成分を含むため、直接肌につける場合にはキャリアオイルで希釈することが基本です。誤って原液を塗布すると、肌荒れやかぶれを引き起こす恐れがあるため注意しましょう。敏感肌の人は使用前にパッチテストをおこなうのがおすすめです。

また、妊娠中や持病がある人は、特定の精油を避けたほうがよい場合もあるので、専門家に相談すると安心です。子どもやペットがいる家庭では、誤飲や過度な香りを防ぐために保管場所や使用量に配慮が必要です。

アロマ以外に取り入れたい睡眠の質を高める生活習慣

香りの効果を高めるためには、普段の生活習慣を見直すことも大切です。適度な運動や就寝前のデジタルデトックスなどを合わせて実践すると、より効果を感じやすくなります。

たとえば、寝る前のブルーライトを避けるためにスマートフォンやパソコンの利用を控える時間を設けると、自然と脳が休息モードに切り替わりやすくなります。さらに、軽いストレッチやヨガなどで体をほぐすと、心身がリラックスに向かいやすくなるでしょう。アロマの香りとの相乗効果で、一層落ち着いた睡眠環境を整えられます。

また、日中の適度な運動は夜間の深い睡眠を確保するうえで大切な要素になります。ウォーキングや軽いジョギングなど、継続しやすい運動習慣を取り入れるとともに、食事内容や就寝時間も意識しながら生活リズムを整えるとよいでしょう。こうした生活習慣の改善によって、アロマのリラックス効果が高まりやすくなります。

快適に睡眠ができる寝具を使う

アロマに加えて、快適な睡眠ができる寝具を使うこともおすすめです。

たとえばコアラマットレスは、独自開発のウレタンフォームで一緒に寝ている人に振動が伝わりにくい点が魅力です。そのため、お互いに負担なく睡眠を取ることができます。

また、「120日間トライアル」ができることもポイントです。マットレスは高い買い物のため実際に寝てみないと判断が難しいですが、コアラマットレスなら自宅でじっくり試すことができるので安心です。もし合わなかった場合は返品・返金対応となるので、購入のハードルが低いというメリットもあります。 

理想の睡眠環境をパーソナライズ「コアラマットレスプラス PLUS」

まとめ:心地よい香りで質の高い睡眠を手に入れよう

自分に合った香りと適切な睡眠習慣を組み合わせることで、快適な眠りを実現しやすくなります。アロマを上手に取り入れて、毎日の睡眠をより豊かにしましょう。

この記事では、香りが脳や自律神経にどのように働きかけるのかというメカニズムから、快眠をサポートするアロマオイルやその使い方を紹介しました。ラベンダーやカモミール、マンダリン・オレンジ系などの定番オイルは、初心者でも取り入れやすい魅力があります。しかし睡眠の質を高めるためには、生活習慣の見直しも不可欠です。

まずは好きな香りを見つけるところから始めて、ディフューザーやアロマバスなど自分に合った方法を試してみてください。ほんの少しの心がけで、毎晩の眠りが変わってくるはずです。

今夜もぐっすり眠れますように。Sweet dreams!

理想の睡眠環境をパーソナライズ「コアラマットレスプラス PLUS」

お客様の声

★★★★★

23時間前

最高のマットレス

評判は聞いていたが、なかなか手が出なかった商品。

満を持して購入し、寝てみたところ翌朝の目覚めが最高。

もっと早く買えばよかったと後悔。

★★★★★

5日前

すぐ分かる違い

最近寝起きのスッキリ感が薄くなったと悩んでいたため思い切って買ってみました。セットして試しに横になってみたのですが、びっくり。ソフトな部分としっかり支えてくれているところならバランスが良く、こんなに違うものかと。大事な大事な睡眠時間へ投資は大事。もっと早く買えばよかったです。

★★★★★

1週間前

オススメです

友人が使っていて良いと言っていたので購入しました。

高めのマットレスを使うのは初めてですが、安めのものと全然違います!隣に人が座っても振動があまり来ませんし、ほどよい硬さなので寝ていても腰が痛くなりません。

今後もし買い換えることがあってもまたコアラマットレスにしようと思っています。

理想の睡眠環境をパーソナライズ「コアラマットレスプラス PLUS」