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監修者

石川 恭子
コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。
普段から横向きで眠る人は、「横向き寝にはどんなマットレスが合うのだろう?」と考えたことはないでしょうか。
横向き寝の睡眠を改善したいと考える人におすすめのマットレスは、低反発素材と高反発素材を組み合わせて作られた「ハイブリッドタイプ」です。
本記事では、なぜハイブリッドタイプのマットレスが横向き寝に適しているのかを、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が解説します。
横向き寝のメリット3つ
はじめに、横向き寝にはどんなメリットがあるのか紹介します。
【横向き寝のメリット】
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反り腰による腰や背中への負担を軽減できる
反り腰の人が仰向けで寝ると、マットレスと腰の間にすき間ができてしまいます。すると腰や背中の筋肉が緊張して、体に負担がかかります。
それに対して、横を向いて軽く背中と膝を丸めた寝姿勢では反り腰の状態を緩和できるため、腰への負担を和らげることができます。
いびき対策になる
仰向け寝では、口蓋垂や舌がのどに落ち込んで気道を塞いでしまうことがあり、それが「いびき」の原因になることがあります。またその状態が悪化すると、「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こす可能性があります。
その点、横向き寝では気道が塞がれるのを回避できるため、いびき対策にもなります。
妊娠中の体への負担を軽減できる
妊娠中は体の左側を下にして寝るのがよいとされています。左側を下にして寝ることで、子宮による背骨や背中の筋肉、腎臓への圧迫を軽減できるといわれているためです。
横向き寝のデメリット2つ
横向き寝は体の片側に負担がかかるため、デメリットもあります。
【横向き寝のデメリット】
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肩や腰に負荷がかかりやすい
横向き寝は、仰向け寝と比べて体の接地面積が少ないため、肩や腰(骨盤)あたりに負荷が集中しやすくなります。
負荷が集中すると血行が悪くなり、筋肉のコリや冷えの原因になることがあります。
体が歪みやすい
横向き寝は体の片側に負荷がかかるため、骨盤や筋肉のバランスが崩れて体の歪みを引き起こすことがあります。
ただし、睡眠中は寝返りを打ちながら寝姿勢を変えているため、必ずしも横向き寝が体の歪みを引き起こすわけではありません。
理想的な横向きの寝姿勢は「体の軸が床と平行」になった状態
横向きの理想的な寝姿勢とは、「体の軸が床と平行」になっている状態です。
マットレスが柔らかすぎて腰が沈み込んでいたり、反対に柔らかさが足りず腰が持ち上がっていたりすると、腰や背中の痛みにつながることがあります。
ここからは、理想的な横向きの寝姿勢のためには、どのようなマットレスを選べばよいのかを紹介していきます。
低反発・高反発素材のマットレスのメリットとデメリット
マットレスの素材を大きく分けると「低反発素材」と「高反発素材」の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
また、その2種類を組み合わせた「ハイブリッドタイプ」についても紹介していきます。
【低反発素材と高反発素材のメリット・デメリット】
肩や腰への負荷 | 腰の沈み込み | |
低反発素材 | 小さい | 深い |
高反発素材 | 大きい | 浅い |
ハイブリッドタイプ(低反発+高反発) | 小さい | 浅い |
低反発素材のマットレスは肩や腰への負荷が少ないものの、腰が沈み込みやすい
低反発素材のマットレスの特徴は、体の凹凸に沿ってフィットする柔らかさです。
横向き寝においては、肩や腰が程よく沈み込み、そこにかかる負荷を和らげられる点がメリットといえます。その反面、反発力が弱いため腰が沈み込みやすい点がデメリットです。
全身のうち最も体重による圧力がかかるのが、腰のあたりです。そのため腰が沈み込んで背骨の歪みにつながり、腰痛を引き起こすことがあります。
高反発素材のマットレスは腰の沈み込みは抑えられるものの、肩や腰に負荷がかかりやすい
高反発素材のマットレスは低反発よりも反発力が強いため、腰が過度に沈み込みにくい点がメリットです。
しかし、低反発素材のような体にフィットする柔らかさは少なく、肩や腰に負荷が集中しやすいというデメリットがあります。肩や腰に負荷がかかっている状態では血行が悪くなり、筋肉のコリや冷えの原因になることもあります。
ハイブリッドタイプ(低反発+高反発)のマットレスは肩や腰への負荷が少なく、腰が沈み込みにくい
ここまで紹介してきた低反発素材と高反発素材のいいとこ取りをしたのが「ハイブリッドタイプ」のマットレスです。ハイブリッドタイプのマットレスは、下の図のように多層構造になっている点が大きな特徴です。
一般的に、上層には低反発素材などの柔らかめの素材が採用され、横向きの寝姿勢において肩や腰を適度に沈み込ませます。また下層の高反発素材は、腰が沈み込み過ぎるのを抑える役割があります。
そのため、横向き寝の理想的な寝姿勢を実現してくれる設計になっています。もちろん、仰向け寝でも理想的な寝姿勢をサポートしてくれます。
機能性が高い分コストも高めの傾向にありますが、睡眠の質を考えると検討する価値のあるマットレスといえるでしょう。
折りたたみマットレスは「厚さ」にも注意して選ぼう
また、折りたたみマットレスはその構造上、ベッドマットレスに比べて厚みを確保できないことが多いため、「底付き感」が出やすいデメリットがあります。
底付き感とは、マットレスの厚みが足りないために、床の硬さを感じてしまう状態を指します。これによって睡眠が浅くなったり、背中や腰の痛みを引き起こしたりする場合があります。
底付き感を防ぐためには、最低でも8cm程度の厚みがある折りたたみマットレスを選ぶようにしましょう。詳しくは「折りたたみマットレスの3つのデメリットを徹底解説|簡単にできる対策をすれば問題なし!」の記事で解説しています。
横向き寝にもおすすめ!硬さや寝心地を調節できる「コアラフトン OASIS」
横向き寝のマットレスを選ぶ際、枕も一緒に選ぼう
横向き寝の睡眠改善には、マットレス選びと同様に枕選びも重要です。枕の高さが合わないと、首の痛みや肩こりにつながることがあるからです。枕選びについては「上級睡眠健康指導士がおすすめ!枕の選び方」の記事で詳しく解説しています。
またコアラ®では、表参道のショールームや全国のビックカメラ店舗で、マットレスと枕をセットで試すことができます。
まとめ:横向き寝では肩や腰への負荷が少なく、腰が沈み込みにくいマットレスを選ぼう
横向き寝では「体の軸が床と並行」になった寝姿勢が理想ですが、低反発もしくは高反発の単一素材で作られたマットレスは、下記のようなデメリットがあります。
【横向き寝における単一素材のマットレスのデメリット】
デメリット | |
低反発素材 | 腰が沈み込んで背骨が歪み、腰痛につながる可能性がある |
高反発素材 | 肩や腰に負荷がかかりやすい |
しかし、ハイブリッドタイプのマットレスは、低反発と高反発のデメリットである肩や腰への負荷を和らげ、腰の沈み込みを抑える作りとなっています。横向き寝が好みの人は、ハイブリッドタイプのマットレスを検討してみてください。
ハイブリッドタイプ(低反発+高反発)のコアラマットレスは、120日間自宅でじっくり試せる!
- コアラマットレスは「低反発+高反発のハイブリッドタイプ」
- 上層には独自開発のウレタン素材(クラウドセル)、下層には高反発素材を採用
- ゾーニング製法で、肩や腰当たりの硬さを調整
横向き寝にもおすすめ!硬さや寝心地を調節できる「コアラフトン OASIS」
- 寝心地はマットレスと枕の相性で決まるため、マットレス選びの際は枕も一緒に
- コアラ®の表参道ショールームでは、コンシェルジュの説明を受けながら選べる
お客様からのメッセージ
2024年4月26日
★★★★★
コアラマクラと一緒に使うと最高度が増しますコアラフトンOASIS・シングルを使って1ヶ月位たちました。
使用して感じたのは、短い睡眠時間でも朝起きたときの体の負担が少なくスッキリと起きる事が出来た事が1番嬉しい効果でした。
夜寝る時、今まではフトンに入っても肩と腰に負担が掛かり寝る姿勢がフィットしなく中々寝られなかったのですが、コアラフトンに代えてからはすぐに体がフィットして眠りにつくことが出来ました。
コアラフトンは固さを上・中・下と自分好みにカスタマイズが出来て、フトンカバーが夏用・冬用と使い分けれる事が出来るの素晴らしいです✨
ただ、コアラフトンを持ち上げる時は重さがある為、持ち上げるのは大変ですが良い睡眠の質を獲るためには我慢できると思いました。
2022年4月12日
★★★★★
腰が痛くない!難点は、子どもと取り合いになること。厚手の三つ折りマットレスは以前より使用しておりましたが、コアラフトンはそれらと同じくらいの厚みにも関わらず、底つき感が無く、本当に快適に寝られます。
腰の痛みも感じなくなりました。
ただ一つ難点なのが、子どももこのふとんの良さに無意識のうちに気づいており、いつもこちらに寝てしまうこと。
私もそっちに寝たい…取り合いです
2024年1月22日
★★★★★
敷布団と枕のセットがおすすめ朝起きると身体の痛みと肩こりに長年悩んでいた母に、コアラの布団をプレゼントしました。翌朝、身体が楽になったので、枕も購入。コアラのピローは、肩首に負担がなく、身体が楽になり喜んでいます。