目次
監修者
松本 恭
「健康の秘訣はぐっすり眠ること」がモットーで、これまでウォーターベッド、ウッドスプリングベッド、西式健康枕、ハンモックなどさまざまな寝具の寝心地を追求してきた睡眠マニア。偶然出会ったコアラマットレス®︎の快適さに感銘を受け、メンバーとして参加。上級睡眠健康指導士としての知識を通して、より多くの人に快眠を届けたいと願っている。
「同棲のベッドはダブル1台とシングルベッド2つ、どっちがいい?」
「シングルベッド2台を並べると、寝室が狭くならない?」
「隙間やズレが気になって後悔しないか不安」
同棲を始めるとき、上記のようにベッド選びで迷うカップルは多いです。
シングルベッドを2つ用意すれば、2人それぞれの寝るスペースを確保しやすくなります。一方で、寝室の広さや動線、ベッド同士の隙間などを考えずに選ぶと、ベッドで部屋が圧迫されてしまうかもしれません。
そこでこの記事では、同棲でシングルベッド2つを並べる場合のサイズや必要な寝室の広さ、メリット・デメリット、後悔しない選び方を解説します。
同棲でシングルベッド2つはあり?
同棲でシングルベッド2つを並べる方法は十分に「あり」です。とくに、以下に当てはまるカップルに向いています。
- 寝るスペースを広く取りたい
- 生活リズムがお互いに違う
- 将来的にベッドを分けて使う可能性がある
ただし、シングルベッド2台を並べると横幅は約200cmになります。ダブルベッド1台よりも広く眠れる反面、寝室の大部分をベッドが占めることもあるため、部屋の広さや動線を確認してから選びましょう。
シングル2台が向いているケース
シングルベッド2台が向いているカップルの特徴は、以下のとおりです。
- 就寝時間や起床時間が違う
- 寝返りが多い
- 相手の振動で目が覚めやすい
- マットレスの硬さの好みが違う
- 将来、別々の部屋で使う可能性がある
1枚の大きなマットレスで寝ると、相手の寝返りや起き上がる動きが伝わりやすくなります。一方、シングルベッドを2台に分ければ別々のマットレスを使えるため、相手に気を使いすぎず眠りやすくなるでしょう。
厚生労働省も、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することや、寝室の睡眠環境を見直して睡眠休養感を高めることを推奨しています。※1
ベッド選びも、2人の睡眠環境を整える要素のひとつと捉えておきましょう。
ダブル1台が向いているケース
すべての同棲カップルに、シングルベッド2台が向いているわけではありません。寝室を広く使いたい場合やベッド周りをすっきり見せたい場合は、ダブルベッド1台も候補になります。
ダブルベッド1台が向いているのは、以下のようなケースです。
- 寝室が狭く、通路を確保しにくい
- ベッドや寝具の費用を抑えたい
- 2人で近くに寝ることに抵抗がない
- シーツやカバーの管理を簡単にしたい
ただし、一般的なダブルベッドの横幅は約140cmです。2人で寝ると1人あたりの幅は約70cmになるため、体格や寝相によっては狭く感じることがあります。
部屋の広さだけでなく、2人が快適に眠れるかどうかも考えて選んでください。
シングルベッド2つのサイズと必要な広さ
シングル2台の横幅は約200cm
シングルベッド2つを並べると、マットレス幅だけで約200cmになります。「ワイドキング」と表記されるサイズに近く、ダブルやクイーンよりも1人あたりの寝る幅を確保しやすいのが特徴です。
ただし、実際の外寸はベッドフレームによって変わります。ヘッドボードやサイドフレームがある商品ではマットレス幅より大きくなることがあるため、購入前に必ず外寸を確認してください。
また、寝室ではベッドの幅だけでなく、以下の要素を考える必要があります。
- ドアの開閉
- クローゼットの開閉
- カーテンやブラインドの開閉
- 通路幅
- サイドテーブルの有無
シングルベッドが2台置けるかどうかは、実際の部屋の形に合わせつつ確認しましょう。
なお、一般的なベッドサイズの目安は、以下のとおりです。
| サイズ | 横幅の目安 | 2人で寝る場合の特徴 |
| セミダブル | 約120cm | 2人で毎日寝るには狭く感じやすい |
| ダブル | 約140cm | 省スペースだが、1人あたりの幅は限られる |
| クイーン | 約160cm | ダブルよりゆとりがある |
| キング | 約180cm | さらにゆとりがあり、寝返りも楽にできる |
シングル2台は、キングよりも大きなサイズですから、寝室の広さをよくチェックしておく必要があります。
5畳や6畳の寝室に置く場合
5畳前後の寝室にシングルベッド2つを置くと、部屋の大部分がベッドで埋まると考えていいでしょう。置けないわけではありませんが、クローゼットの扉や通路をふさいでいないか、事前に確認しておくことが必要です。
6畳以上になると、配置によっては通路を確保しやすくなります。7畳以上あれば、サイドテーブルや収納家具も置きやすく、ベッド周りにゆとりを持たせやすいです。
寝室は使える空間が限られやすいため、シングルベッド2台を置く場合は、収納や動線も含めて考えてください。
置けるか確認する採寸ポイント
購入前にはマットレス幅だけでなく、ベッドフレームを含めた外寸を測りましょう。とくに確認したいのは、以下6つのポイントです。
- ベッドフレームの横幅と奥行き
- ヘッドボードの厚み
- 収納付きベッドの引き出しを開けるスペース
- ドアやクローゼットの開閉スペース
- ベッド横を歩く通路幅
- コンセントや窓の位置
不安な場合は、床にマスキングテープでベッド2台分のサイズを再現してみてください。数字だけで見るよりも、圧迫感や歩きやすさを確認しやすくなります。
シングルベッド2つを選ぶメリット
シングルベッドを2つ並べる主なメリットは、以下の3つです。
- 寝るスペースを確保しやすい
- 生活リズムが違っても眠りやすい
- 将来の引っ越しや家族構成の変化に対応しやすい
同棲では、最初は気にならなかった寝返りや起床時間の違いが、毎日のストレスになる可能性があります。2人が無理なく眠れる環境を作りたいなら、シングル2台は有力な選択肢です。
1. 寝るスペースを確保しやすい
シングルベッド2台なら、それぞれがシングル1台分のスペースを使えます。ダブルベッド1台よりも1人あたりの幅が広いため、寝返りを打ちやすく、相手のスペースを気にしにくいのがメリットです。
体格差があるカップルやどちらかの寝相が大きい場合は、シングル2台の方が快適に眠りやすいでしょう。掛け布団も1人1枚ずつ使えば、布団の取り合いも起こらなくなります。
2. 生活リズムが違っても眠りやすい
カップルの同棲では、以下の理由でお互いの生活リズムがずれることがあります。
- 片方の帰宅が遅い
- 片方の起床時間が早い
- 夜中にトイレへ行く など
シングルベッド2台ならマットレスが分かれるため、相手の動きによる振動が伝わりにくくなります。就寝時間や起床時間が違うカップルにとって、相手を起こしにくい点は大きなメリットです。
また、シングルベッド2台であれば、マットレスが別々に選択可能です。お互いのマットレスの好みが違っても、それぞれに合った寝心地のものを選びやすくなります。
たとえばコアラマットレスは、スタンダードなオリジナルから上位のPLUS・SUPREMEまで寝心地の異なる3モデルから、一人ひとり好みに合わせて選べます。振動を吸収する独自のゼロ・ディスターバンス®技術を採用しているため、シングル2台を並べる寝室でも、隣の寝返りや起き上がりの揺れが気になりにくいのも特長です。120日間トライアルの対象なので、実際の寝心地を自宅で確かめてから判断できます。
関連記事:寝心地がよい快適なマットレスの選び方とは?タイプやサイズ別に徹底解説!
3. 将来の引っ越しや家族構成の変化に対応しやすい
シングルベッド2台であれば、将来的なライフスタイルの変化に合わせて使い方を変えやすい点もメリットです。
たとえば、引っ越し時には大きなベッド1台よりも搬入しやすいため、部屋を分けたいときは1台ずつ別々に使えます。
また、子どもと一緒に寝る、片方だけマットレスを買い替えるなどといった状況にも柔軟に対応可能です。
カップルが同棲を始める時点では、将来の暮らし方が決まっていないことも多くあります。分けても使えるベッドは、長期的な目線で見ても有力な選択肢です。
シングルベッド2つのデメリットと後悔しない対策
シングルベッドを2つ並べるときは、以下3つのデメリットに注意しましょう。
- 部屋に圧迫感が出やすい
- 隙間やズレが気になりやすい
- 寝具や費用が増える場合がある
購入後に後悔しないためには、デメリットを知ったうえで、置き方や寝具を工夫することが大切です。
1. 部屋に圧迫感が出やすい
シングルベッド2台は横幅が約200cmあるため、寝室の大部分を占める可能性があります。特に5畳前後の部屋では、ベッドを置くだけで収納や通路が狭くなるほか、クローゼットの扉の開閉や窓につけたカーテンやブラインドの開閉がしにくくなるかもしれません。
圧迫感を抑えるには、以下の工夫が有効です。
- 低めのベッドフレームを選ぶ
- ヘッドレスや薄型ヘッドボードを選ぶ
- サイドテーブルを置きすぎない
- 収納家具を減らす
- 片側を壁寄せして動線を作る
ベッドの購入前にはマットレスの幅だけでなく、ベッドフレームを含めた外寸を確認しましょう。JISの住宅用普通ベッドでも、ベッドは「睡眠に用いるマットレス」と「マットレスを支持するベッドフレーム」が組み合わされたものとして説明されています。※2
ローベッドや脚付きのシンプルなフレームを選ぶと、部屋の圧迫感を抑えやすくなります。
2. 隙間やズレが気になりやすい
シングルベッド2台をくっつけると、中央に隙間ができることがあります。また、寝ている間にベッドやマットレスが少しずつズレると、隙間が広がって寝心地が悪化します。
隙間やズレ対策として有効なのは、以下の5つです。
- 隙間パッドで中央の段差を埋める
- 連結ベルトでマットレス同士を固定する
- 滑り止めシートを敷いてズレを防ぐ
- 同じ高さのマットレスを選ぶ
- 連結できるベッドフレームを選ぶ
とくに2台をぴったり並べて使いたい場合は、最初から連結しやすいベッドフレームを選ぶと安心です。マットレスの高さが違うと段差も気になりやすいため、厚みや硬さも合わせて調整しましょう。
3. 寝具や費用が増える場合がある
シングルベッド2台を使う場合は、シーツや敷きパッド、掛け布団なども2人分そろえるのが基本です。1人1枚ずつ使えば、それぞれの寝心地に合わせやすく、洗濯や交換もしやすくなります。
ただし、寝具を2人分そろえると、購入費用や洗濯の手間は増えます。反対に、ワイドキング用のシーツや大きな敷きパッドを使えば見た目はすっきりしますが、洗いにくい、干す場所を取りやすいといった不便さが出てしまいます。
寝具を選ぶときは、見た目だけでなく、洗濯のしやすさや収納スペースも考えましょう。費用を抑えたい場合は、まず必要最低限の寝具からそろえ、生活しながら必要なものを買い足す方法がおすすめです。
シングルベッド2つをきれいに並べるレイアウトと選び方
シングルベッド2つをきれいに並べるには、ベッドを置けるかだけでなく、置いたあとに使いやすいかまで確認することが大切です。
とくに確認したいのは、以下の4つです。
- ベッドフレームを含めた外寸
- マットレスやフレームの高さ
- ベッド横や足元の通路幅
- クローゼットや収納家具の開閉スペース
住戸全体の広さが十分でも、寝室が狭かったり収納家具が多かったりすると、シングルベッド2つが使いにくくなることがあります。そのため、部屋全体の面積だけでなく、寝室内の動線や家具配置まで確認しておきましょう。
1. ベッドとマットレスの高さをそろえる
シングルベッド2台を並べるなら、ベッドフレームとマットレスの高さをそろえましょう。高さが違うと中央に段差ができて寝心地が悪くなりやすく、見た目も不揃いになります。
高さをそろえるときは、主に以下の3箇所を計測してください。
- ベッドフレームの床面高
- マットレスの厚み
- 敷きパッドやベッドパッドの厚み
同じ商品を2台購入すればそろえやすいですが、別々の商品を組み合わせる場合は注意が必要です。ニトリなどの家具店や通販で探す場合も、商品ページの外寸とマットレスの厚みを見比べてから選びましょう。
2. 通路と収納をふさがない配置にする
シングルベッドを2つ置く際は、通路と収納をふさがないように意識してください。毎日使う寝室だからこそ、歩きやすさや掃除のしやすさ、収納の開け閉めまで確認しておきましょう。
とくに、以下の場所は事前に見ておく必要があります。
- 寝室のドア
- クローゼットや収納扉
- ベランダや窓までの動線
- コンセントの位置
- 掃除機をかけるスペース
寝室が狭い場合は、ベッドを壁寄せして片側に通路を作る配置も効果的です。左右どちらからも乗り降りしたい場合は、ベッドの両側にある程度の余白が必要になります。
また、同棲では寝室だけでなく、リビングや収納スペースとのバランスも大切です。ベッドを大きくしすぎて収納が足りなくなると、部屋全体が散らかりやすくなります。
寝室の快適さと、住まい全体の使いやすさも合わせて考えましょう。
なお、シングル2台分の搬入や組み立てが不安な場合は、購入時のサービスを確認しておきましょう。コアラマットレスでは、部屋までの搬入・組み立て・梱包材の撤去・不要寝具の引き取りまで任せられる有料サービスが用意されています(対応エリア限定)。
同棲でシングルベッド2つを選ぶなら広さ・寝心地・将来の使いやすさで判断しよう
同棲でシングルベッド2つを選ぶなら、「寝室に置けるか」だけでなく、2人が無理なく眠れるか、将来的に使いやすいかまで見て判断しましょう。
シングルベッド2台は、1人ずつ寝るスペースを確保しやすく、生活リズムが違うカップルにも向いています。相手の寝返りや振動が伝わりにくく、マットレスの硬さも別々に選びやすい点がメリットです。
一方で、横幅は約200cmになるため、寝室によっては圧迫感が出ます。隙間やズレが気になる場合は、隙間パッドや連結ベルトなどで対策するのがおすすめです。
購入するベッドに迷っているカップルは、ぜひ次の順番で自分たちに合ったものを考えてみてください。
- 寝室に2台置いても通路や収納をふさがないか
- 就寝時間や起床時間に差があるか
- マットレスの好みが同じか違うか
- 将来、引っ越しや家族構成の変化に対応できるか
ベッドは、毎日の睡眠に関わる大きな家具です。価格や見た目だけで決めず、2人の暮らし方に合うかで選びましょう。
これから2台のマットレス選びを始める人は、ぜひコアラマットレス公式サイトでサイズや寝心地の違いを比較してみてください。120日間トライアルと10年保証付きなので、二人の新生活でもリスクを抑えて導入できます。
参考
※1 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド 2023」
※2 日本規格協会「JIS S 1102:2017 住宅用普通ベッド」











