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「夜中に目が覚めた時や、朝起きた時にパジャマやシーツが汗でびっしょり濡れている」と、寝汗に悩んでいる方は少なくありません。不快なだけでなく、眠りが浅くなり、疲れが取れないと感じることもあるでしょう。寝汗は一時的なこともありますが、頻繁に続く場合には何らかの原因があると考えられます。本記事では、上級睡眠健康指導士の石川が、寝汗のデメリットを探り、寝汗の対策方法について解説します。
寝汗とは?
寝汗は、夜間に体温を調整するために発汗し、寝具やパジャマが濡れるほどの汗をかく現象を指します。通常、私たちの体は夜になると体温が低下し、汗腺も活動が少なくなるため、たくさん汗をかくことはありません。何らかの原因で体温が上昇すると、発汗が促進され、寝汗として現れます。
寝汗が続くと、睡眠が浅くなり熟睡できなくなるため、日中の疲労感や集中力の低下につながる可能性があります。また、寝具が湿った状態が続くと、カビやダニが発生しやすくなり、マットレスや枕の黄ばみの原因となります。長期間放置することで、身体全体に悪影響をおよぼす可能性があるため、適切な対策をとることが重要です。
寝汗をそのままにしておくのはNG
寝汗を放置すると、身体にさまざまな悪影響をおよぼす可能性があります。寝汗をそのままにしておくと以下のようなリスクが高まると考えられます。
風邪をひく
寝汗でパジャマやシーツが濡れたままの状態だと、体が冷えてしまい風邪をひきやすくなります。特に、寝汗が多いと体温が急激に下がり、免疫力が低下しかねないため、風邪をひくリスクが高まります。また、寝汗をかいたままの状態で寝続けると、体が冷え切ってしまい、風邪だけでなく他の体調不良を引き起こすこともあります。
寝不足の原因となる
寝汗は睡眠の質を大きく低下させるため、寝不足の原因となります。寝汗をかくことで、夜中に何度も目が覚めてしまうことがあり、慢性的な睡眠不足につながります。また、睡眠サイクルが乱れるため、深い眠りの時間が減少します。
この結果、朝起きたときに疲労感が残ったり、体調不良や集中力の低下が起きたりして、日中の活動を妨げかねません。慢性的な睡眠不足は、免疫力の低下、肥満、糖尿病、心血管疾患など、さまざまな健康リスクを高める可能性があります。
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パジャマや寝具の黄ばみの原因となる
寝汗をそのままにしておくと、パジャマや寝具に黄ばみができる原因となります。汗には塩分や皮脂が含まれており、これが寝具に染み込むことが黄ばみの理由です。この黄ばみは見た目が悪いだけでなく、臭いや生地の劣化の原因にもなります。特に、汗をかいたままの状態で放置すると、寝具に雑菌が繁殖し、嫌な臭いが発生することもあります。
肌トラブルが起きる
寝汗が多いと、肌トラブルが起きることがあります。汗には塩分や皮脂が含まれており、これが肌に残ると、かゆみや湿疹の原因となります。特に、寝汗が多いと肌が蒸れてしまい、あせもやかぶれが発生しやすいです。また、寝汗が原因で、肌のバリア機能が低下することもあります。肌が敏感になり、外部刺激に対して弱くなるため、さらに肌トラブルが悪化する可能性があります。
寝汗の対策方法5選
さまざまな対策を取ることで、寝汗を軽減することが可能です。寝汗を減らし、質のよい睡眠にするための具体的な方法を5つ紹介します。
寝具を見直す
寝具の見直しは寝汗の大きな対策となります。通気性や吸湿性に優れた素材の寝具を選ぶことが重要です。たとえば、コットンやリネン、モダールなどの天然素材は、汗を素早く吸収して発散してくれます。また、吸湿発散性の高い機能性寝具も販売されており、これらを活用することで寝汗による不快感を軽減できるでしょう。
寝る前にコップ一杯の水を飲む
寝る前に適度な水分補給をおこなうことも、寝汗の予防に効果的です。水分を摂取することには体温を下げやすくし、寝汗の発生を抑える効果があります。また、体が乾燥すると体温調節がうまくいかず寝汗が増える原因になるので、これを防ぐこともできます。
ただし、飲みすぎると夜中にトイレに行きたくなり、かえって睡眠の質が低下する可能性があるため、適度にしたほうがよいでしょう。また、カフェインやアルコールを含む飲み物は体温を上昇させるため、避けることをおすすめします。
適度な運動をする
適度な運動をおこなうことは、寝汗の予防につながります。運動には、体の代謝を促進し、体温調節機能を整える効果があります。また、運動によってストレスが解消され、自律神経のバランスが整うため、夜間の寝汗を抑えられるでしょう。特に、軽いジョギングやヨガ、ストレッチなど、無理なく続けられる運動がおすすめです。
また、運動のタイミングも重要です。夕方や夜遅くに激しい運動をおこなうと、体温が上昇し寝汗が増える可能性があるため、朝や昼間におこなうのがよいでしょう。さらに、運動後にしっかりクールダウンして体をリラックスさせることで、夜間の睡眠の質を高めることができるでしょう。
生活リズムの見直しをする
規則正しい生活リズムを保つことは、寝汗の軽減に非常に効果的です。毎日同じ時間に寝起きすることを心がけましょう。体内時計が整い、夜間の体温調節がスムーズにおこなわれるようになります。また、寝る前の1時間はリラックスタイムとして、スマートフォンやパソコンの使用を控え、明るい光を避けることが効果的です。これにより、体が自然に眠りに向かう準備をはじめ、深い眠りにつきやすくなります。
さらに、食事の時間も睡眠に大きな影響があります。夜遅くに食事をとると、消化にエネルギーを使うため体温が上がり、寝汗の原因となります。就寝の2~3時間前には食事を済ませるのがおすすめです。どうしても夜の食事が遅くなる場合には、消化によい軽めのものを選ぶとよいでしょう。
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過度なストレスをためない
ストレス管理は寝汗の予防に非常に重要です。趣味をしたり、リラクゼーション法を取り入れることで、リラックスできる時間を作りましょう。また、深呼吸や瞑想、軽いストレッチなどには、ストレスを軽減し、自律神経を整える効果があります。
ストレスが溜まりやすい生活環境や人間関係を見直すことも必要かもしれません。仕事などの負担を軽減する方法を考え、無理のない範囲にすることが心の健康にもつながります。必要であれば、カウンセリングや心理療法など専門的なサポートを受けましょう。
寝汗の対策におすすめなコアラの寝具
寝汗対策には、コアラの寝具がおすすめです。マットレスやピロー、マットレスカバーなど寝汗の対策に最適なアイテムを紹介します。
マットレス
オリジナルコアラマットレスは、通気性抜群の独自開発ウレタンフォームのクラウドセル™を使用しています。寝汗の原因ともなるマットレスの湿気を素早く分散する技術が使われています。寝ている間に湿気がこもらず、涼しい状態を保つことができ、快適な睡眠環境を提供します。
ピロー
コアラリフレッシュピロー(枕)は、頭部と首をしっかりとサポートしながら、余分な熱を効率的に逃がす設計が特徴です。枕には、寝ている間に熱がこもりがちですが、コアラリフレッシュピローは冷却素材を使用しており、頭部周りの熱を効果的に発散するので、寝付けない夜でもすっきり。TVの情報番組でも紹介された人気のアイテムです。
マットレスカバー
コアラマットレス保護カバー(クール)は、通気性を保ちつつ、汚れなどからマットレスを守る素材で作られており、寝汗による湿気や汚れからマットレスをしっかり保護します。また、Sanitized®️抗菌加工が施されているため、さまざまな菌の増殖を防ぎ、清潔な状態が長く保てます。さらに、マットレスカバーは取り外しが簡単で、洗濯機で洗えるため、メンテナンスが簡単なのもよい点です。
まとめ:快適な睡眠のために環境を整えよう
寝汗が続くと、睡眠の質が低下し、日中のパフォーマンスにも悪影響が出る可能性があります。そのため、早めに対策を講じることが大切です。
特に、寝具の見直しは効果的な対策の一つです。コアラのマットレスやピロー、マットレスカバーは、通気性や温度調整機能に優れており、寝汗による不快感を軽減します。快適な睡眠環境作りのために、ぜひコアラの寝具を検討してみてください。
「ちょうどいいかたさ」&速振動吸収性能。朝までぐっすり眠れるマットレス
お客様からのメッセージ
2024年10月20日
★★★★★
他のマットレスを返品しての買い替え
引っ越しにあたって別のマットレスを買ったのですが、柔らかすぎて耐えられず、コアラマットレスに買い替えました。硬さもちょうど良く、隣の人が動いても本当に気づきません!買い替えて正解でした。
2024年10月18日
★★★★★
家族で取り合いしてます。
子供がkoalaのぬいぐるみも欲しいという事と、寝心地が悪ければ返品出来るということで気楽な気持ちで一つ購入しました。
結論から言うと、子供が毎日寝てますが本人は寝心地が良いようです。自分(男性170cm、82kg)には少し柔らかくて、もう少し反発が強い方が好みでしたが、悪くはないと思います。妻は寝心地いいと言ってます。
2024年10月14日
★★★★★
お気に入りのマットレス
初めての購入で、コアラマットレスオリジナルを購入させていただきました。
毎日の疲れが、次の日に響かず快適な睡眠が取れています。
買ってよかったと思った商品です。
「ちょうどいいかたさ」&速振動吸収性能。コアラオリジナルマットレスで朝までぐっすり