今夜からできる寝方の工夫
睡眠コラム by Koala Sleep Japan2026年1月29日読了目安時間: 9

【医師監修】メラトニンと睡眠の関係とは?体内時計を整えて寝つき・中途覚醒を改善する方法

目次

監修者

後平 泰信

医療法人徳洲会札幌もいわ徳洲会病院(名称変更) 病院長 現職。

【研究分野】睡眠全般、睡眠時無呼吸症候群、内科全般、循環器内科、スポーツ医学、遠隔医療、地域医療

明るくハキハキとした話し方で、専門的な内容もわかりやすく伝える。特に睡眠医療の分野で多数の講演・メディア出演歴があり、CPAP治療やいびき・睡眠負債など、広く深い見識から生活に密着したあらゆる話題にも柔軟に対応。寝具などスリープテック領域の開発や監修にも多数関わった実績あり。

「布団に入っているのに、なかなか眠れない」「夜中に目が覚めて、そのまま寝付けなくなる」。こうした悩みは、年齢や忙しさのせいだと片づけられがちですが、私自身も仕事で夜遅くまで画面を見る生活が続いた時期に、同じような状態を経験しました。寝不足の原因を探る中で気づいたのが、睡眠の量以前に「体内時計のズレ」が大きく影響していたという点です。鍵になるのが、夜になると分泌され、自然な眠気を作るメラトニンというホルモンでした。

本記事では、上級睡眠健康指導士でコアラマットレス社員の石川が、メラトニンと睡眠の関係を体内時計の仕組みから整理し、寝つきの悪さや中途覚醒を改善するために、今日から現実的に取り入れられる考え方と整え方を解説します。夜だけを頑張る対策ではなく、朝と日中の過ごし方まで含めて見直すことで、睡眠の質は少しずつ変わっていきます。

メラトニンとは?睡眠ホルモンが担う役割と体内時計

メラトニンとは?睡眠ホルモンが担う役割と体内時計

メラトニンは脳の松果体から分泌され、私たちの体を覚醒状態から睡眠状態へと切り替える中心的な役割を担うホルモンです。体内時計、いわゆる概日リズムの信号と連動し、夜に向かって眠気をつくる仕組みの要となっています。

一般的には、朝に起床してからおよそ14〜16時間が経過すると分泌が高まり始め、同じタイミングで深部体温がゆるやかに下がっていく流れが生じます。この体温低下とメラトニン分泌の上昇が重なることで、人は自然な眠りへ導かれます。

一方で、夜間の強い光、特に照明やスマートフォンの画面から受ける刺激は、メラトニンの分泌を抑えやすいことが知られており、この点が現代の睡眠トラブルと深く関係しています※1。

メラトニンはどこで作られ、何を調整しているのか

メラトニンは脳の奥に位置する松果体で作られ、体内時計のリズムに合わせて分泌量が日内で変化します。このホルモンの働きは、単に寝つきを良くすることにとどまりません。夜中に何度も目が覚めにくいかどうか、朝起きたときにしっかり眠れた感覚があるかといった、睡眠の質全体に影響を与えます。そのため、睡眠に関する悩みを考える際には、入眠に時間がかかるのか、途中で目が覚めやすいのか、それとも眠ったはずなのに疲れが残るのかといった点を意識することが重要です。

分泌のタイミングの目安と、眠気が出るまでの流れ

メラトニンの分泌は一日の中で明確なリズムを持ち、夜に増えて朝の光で抑えられるという流れが基本です。起床後しばらくは分泌が低い状態となり、日中は覚醒を保つ方向に働きます。その後、夕方から夜にかけて徐々に分泌が高まり、眠気が形成されていきます。しかし、この過程は光の影響を強く受けます。夜遅くまでスマートフォンを見たり、明るい照明の下で過ごしたりすると、本来高まるはずの分泌が途中で抑えられ、体内時計のリセットがうまくいかなくなります。その結果、眠気が出る時間が後ろにずれ、布団に入ってもなかなか眠れない状態につながるのです。

加齢・ストレスで変わる可能性と、期待値の持ち方

メラトニンの分泌リズムは、年齢や強いストレスの影響を受けて変化することがあります。ただし、年齢を理由に睡眠の質低下を当然のこととして受け入れる必要はありません。夜の光刺激を減らし、朝にしっかりと自然光を取り入れるといった環境調整によって、リズムが整う余地は十分にあります。

ここで大切なのは、メラトニンを摂取すればすぐに眠れるといった即効性への過度な期待を持たないことです。睡眠はホルモン単体で決まるものではなく、光環境や生活習慣との積み重ねで整っていくものだと理解しましょう※2。

光とメラトニンの関係:ブルーライトと夜の照明で睡眠は乱れる

夜間の光は、メラトニンの分泌を抑えやすく、体内時計を後ろにずらす大きな要因のひとつです。特に青い波長を多く含む光は、昼間の光に近い信号として体に受け取られやすく、夜に浴びるほど覚醒側へ引き寄せられます。単にスマートフォンを使わないと決めることではなく、どのような光を、いつ、どの程度浴びるかを生活の中で設計する視点を持つことが大切です。

なぜ夜の光で眠れなくなるのか:体内時計の入力系を理解する

目から入った光の情報は、視覚として認識されるだけでなく、体内時計を調整する中枢にも伝えられます。青系の光は、昼間の屋外光と似た刺激として扱われやすく、夜に受け取ると「まだ活動時間が続いている」という信号になりがちです。その結果、メラトニンの分泌が抑えられ、眠気が出るタイミングが遅れてしまいます。夜間の光が睡眠や体内時計に影響を及ぼし得ることは、公的情報でも示されています※1。

夜の照明を変える:明るさ・色・時間帯の実務ルール

こうした仕組みを踏まえると、夜の照明は一気に暗くするよりも、時間とともに段階的に落としていく設計が有効です。リビングでは、天井の強い照明を控え、間接照明や暖色系の光を中心にすることで、体が夜だと認識しやすくなります。入浴前後に使う浴室や洗面所でも、必要以上に明るくしすぎないようにしましょう。

そして寝室では、就寝直前まで強い光を当てないことがポイントです。少しずつ暗くなる環境を作るだけでも、メラトニン分泌の流れが保たれ、自然な眠気につながりやすくなります。

スマホ・PC対策:ゼロか百ではなく「影響を減らす設計」

仕事や学習の都合で、就寝前に画面を完全に避けることが難しい人も少なくありません。その場合は、使用を禁止する発想ではなく、影響を減らす設計で考えることが現実的です。

就寝前の使用時間に区切りを設け、通知や刺激の強いコンテンツを避けるだけでも覚醒の引き金は減らせます。さらに、画面の色温度を暖色寄りに設定し、目との距離を取ると、同じ作業でも体内時計への影響を小さくできます。大切なのは、完璧を目指すことではなく、続けられる工夫を積み重ねることです。

関連記事:不眠症なのに昼寝はできる理由とは?睡眠リズムを整える正しい対処法

メラトニンを整える生活習慣:朝の光・日中の活動・夜の準備

メラトニンを整える生活習慣:朝の光・日中の活動・夜の準備

メラトニンは夜だけを意識して整うものではなく、朝と日中の過ごし方が積み重なって夜の眠りを形づくります。体内時計は平均すると24時間よりわずかに長いため、放っておくと少しずつ後ろへずれやすい性質があります。

そのずれを毎日リセットする役割を担うのが朝の光であり、日中の活動はそのリズムを安定させ、夜の光対策が仕上げになります。

朝にやるべきこと:起床固定と光でリズムを同期させる

朝の行動で最も重要なのは、起床時刻をできるだけ一定に保つことです。休日だけ大きく寝坊すると体内時計が後ろへ引っ張られ、夜の眠気が遅れやすくなります。起きたらできるだけ早い時間帯に光を浴びて、一日の始まりを体に認識させましょう。晴れていれば屋外に出るのが理想ですが、天候が悪い日や在宅の日でも、カーテンを開けて窓際で過ごすだけで十分な刺激になり、体内時計の同期を助けて夜にメラトニンが分泌される土台を作ります※1。

日中にやるべきこと:運動・食事・対人活動でリズムを強める

日中の過ごし方は、体内リズムの規則性を高める方向に働きます。運動については、激しいトレーニングを行わなくても、20分程度の散歩や軽い体操で効果が期待できます。午前から夕方にかけて体を動かし、外の光や社会的な活動に触れることで、覚醒と休息のメリハリがつきやすくなります。食事の時間を大きく乱さないことも、体内時計の安定に寄与します。また、カフェインは午後遅い時間帯を避ける意識が必要であり、アルコールは一時的に眠気を感じても夜間の睡眠を分断しやすい点に注意が求められます。日中の選択が、夜の眠りやすさに影響する構造を理解することが大切です。

夜にやるべきこと:眠気を作る前準備とルーティン化

夜の時間帯は、これまで整えてきた流れを壊さない準備が中心です。入浴で一度体を温め、その後に体温が下がる過程を利用すると眠気が生じやすくなります。照明は時間とともに明るさを落とし、青白い光を避けてメラトニン分泌の妨げを減らしてください。

刺激の強い作業や情報は就寝前に控え、同じ順序で過ごすルーティンを作ると体が眠りの合図を学習します。すべてを一度に変えようとすると続きにくいため、まず起床時刻を固定するなど影響の大きい要素から取り組むと、無理なく習慣化しやすくなります※1。

後平 泰信 医師
後平 泰信 医師
現在は夜型社会になっており、夜間も光に溢れています。記事に書かれていますが、特にブルーライトでメラトニンの分泌が抑制されますので、寝る直前までスマホやテレビなどを見ることは控えましょう。
逆に朝はしっかり光を浴びることでトリプトファンやビタミンB6などからセロトニン、メラトニンの合成が促進しますので、起床後は日の光を浴びる習慣をつけましょう。

セロトニンとメラトニンの関係:日中のコンディションが夜に効く

夜の眠りは、就寝前の工夫だけで決まるものではありません。日中の光の浴び方や活動量、精神的なコンディションが積み重なり、夜のメラトニン分泌のリズムに影響します。

セロトニンは、覚醒や気分と関わる物質として知られており、日中の過ごし方と深く結びついています。夜だけ対策しても改善しないと感じる場合には、日中の設計を見直す視点を持つことで、納得感のある理解につながります※1。

セロトニンからメラトニンへ:理解のための最小限の整理

日中の光や活動が体内時計のリズムを整えると、夜のメラトニン分泌がスムーズになりやすいです。

セロトニンは日中の覚醒や安定した気分と関わる物質として語られることが多く、朝から日中に光を浴び、体を動かす生活と結びついています。ただし、セロトニンを摂取すれば夜にメラトニンへ単純に置き換わるというわけではありません。サプリメントだけで夜の眠りを整えようとするよりも、光や活動、生活リズムを含めた全体像として捉えることが重要です。

ストレスと睡眠:眠れないときに増える悪循環の切り方

日中のストレスが強いと、夜になっても頭が覚醒したままになり、布団に入ってから考え事が止まらない状態に陥りやすくなります。眠れないこと自体が不安を呼び、その不安がさらに入眠を妨げるという悪循環が生じるケースも少なくありません。このようなときには、生活習慣の調整だけでは足りないと感じることがあります。

セルフケアの範囲でできる工夫としては、就寝前に考える時間をあらかじめ区切り、気になることを紙に書き出して翌日に回す方法が役立ちます。また、夜に刺激の強い情報へ触れないよう作業内容を設計し、頭を休ませる時間を意識的に作ることも有効です。日中の過ごし方と夜の心身状態がつながっていると理解することで、眠れない夜への向き合い方が少し楽になるでしょう※1。

メラトニンに関する情報を調べると、サプリメントと睡眠薬が同列に語られることが多く見られますが、両者は位置づけも管理のされ方も異なります。サプリは健康食品として流通し、品質や含有量にばらつきが出やすい一方で、医薬品は用法用量や注意事項が法的に定められています。日本ではメラトニンそのものは医薬品として承認されておらず、不眠症の治療ではメラトニン受容体に作用する薬が使われます※2※4。

サプリで気をつけたいこと:期待しすぎない、自己判断を誤らない

メラトニンのサプリは、時差ぼけや生活リズムの乱れを整えたいという目的で使われることが多いものの、誰にでも同じ効果が得られるわけではありません。体質や体調によって感じ方に差があり、ほかの薬やサプリとの併用で思わぬ影響が出る可能性もあります。

また、含有量や品質が製品ごとに異なるため、表示だけで安全性や有効性を判断することは難しい面があります。即効性を期待して量を増やすといった自己判断は避け、既往歴や現在服用している薬がある場合には、医師や薬剤師に相談するという判断軸を持つことが重要です。

メラトニン受容体作動薬の概要:どんな人に検討されるのか

医療機関で処方されるメラトニン受容体作動薬は、体内にあるメラトニン受容体に作用し、睡眠と覚醒のリズムを整える考え方に基づいています。従来の睡眠薬とは異なる作用機序が注目され、不眠症治療の中で位置づけられてきました。

生活習慣の調整を行っても寝つきの悪さが長く続く場合や、体内時計のずれが疑われるケースでは、医師の評価を経て選択肢となることがあります。ここで大切なのは、薬が生活習慣の代わりになるものではなく、整えきれない部分を補う手段として検討される点です。この理解があると、自分の悩みが生活改善の範囲か、医療相談の範囲かを切り分けやすくなります※4。

副作用と注意点:翌日の眠気、食事、服用タイミング

医薬品には、あらかじめ確認すべき注意点があります。添付文書では、服用のタイミングが就寝直前とされていることや、食事の影響で効果が変わる可能性が示されています。また、翌日に眠気が残ることがあるため、服用後や翌日の自動車運転などには注意が必要です。

副作用の発現割合は公的資料でも示されており、多くは重篤ではないものの、自己判断で量を増やすことは安全ではありません。用法用量を守り、気になる症状があれば医療機関へ相談してください※5※6。

関連記事:【上級健康睡眠指導士監修】仮眠で起きれない人必見!原因と対策を徹底解説

こんなときは医療機関へ:不眠症・概日リズムの乱れの目安

こんなときは医療機関へ:不眠症・概日リズムの乱れの目安

睡眠は生活習慣で整うことが多い一方で、一定のラインを越えると医学的な評価が役立つ場合があります。朝の光や日中の活動、夜の準備といった改善を続けても変化が乏しいときや、遅寝遅起きが極端になり社会生活に支障が出ているときには、無理に自己流で抱え込まず相談を検討する視点が重要になります。

体内時計の乱れが続くと、本人の努力だけでは修正が難しくなることがあり、その判断の拠り所として一次情報に基づく目安を知っておくことが安心につながります※1※4。

生活改善で様子を見る範囲と、相談したいサイン

一時的な寝不足や忙しさによる睡眠の乱れは、数日から一週間程度で自然に戻りやすいですが、寝つきの悪さや中途覚醒が数週間以上続き、日中の強い眠気や集中力低下が慢性化している場合には、単なる生活リズムの問題だけではない可能性が高いです。

夜になると強い不安や気分の落ち込みが増し、それが入眠を妨げている感覚がある場合や、いびきが大きい、呼吸が止まると言われた経験がある場合も、自己判断は危険です。我慢できるかどうかではなく、日中の機能や生活の質に影響が出ているかという視点で判断してください※1。

受診前に用意すると役立つ情報:睡眠日誌と生活ログ

医療機関を受診する際には、診断を決めつける材料ではなく、状況を共有するための情報が役立ちます。その一つが睡眠日誌です。就寝時刻や起床時刻、中途覚醒の有無や回数、昼寝の時間帯と長さを数日から一週間ほど記録しておくと、リズムの傾向が伝わりやすいです。

あわせて、カフェインや飲酒のタイミング、日中の運動量、就寝前の画面使用時間といった生活ログを簡単に残しておくと、生活習慣と睡眠の関係を整理できるでしょう。こうした準備は、医師に判断を委ねるための材料であると同時に、自分自身が生活を見直す手がかりにもなります。

7日で試すメラトニン対策プラン:睡眠の質を上げる実行手順

睡眠を整えようとすると、やることが多く感じて手が止まりがちです。そこでこの章では、「まず何から始めるか」が分かるように、7日間で試す実行順序を示します。

ポイントは、起床時刻の固定を軸に、変更点を少しずつ足していくことです。体内時計は朝に合わせて動き出すため、夜から頑張るよりも、朝側を整える方が成功しやすくなります※1。

Day1–2:起床時刻を固定し、朝の光を確保する

最初の2日間で変えるのは、起床側だけです。就寝時刻は意識的に早めなくても構いません。平日と休日を含めて、起床時刻を大きく動かさないことが体内時計の安定につながります。起きたらできるだけ早い時間に光を浴びることで、体は一日の始まりを認識します。天気が良ければ屋外に出るのが理想ですが、外出が難しい日はカーテンを開けて窓際で過ごすだけでも効果があります※1。

Day3–4:夜の光を減らす(照明と画面の優先順位)

3~4日目は、夜の光環境に手を入れます。大切なのは、「就寝前に何をやめるか」ではなく、「どこから影響を減らすか」という設計です。多くの場合、画面よりも先に照明を見直す方が変化を感じやすいです。リビングの強い天井照明を控え、暖色の間接照明に切り替えるだけでも、体は夜だと認識しやすくなります。そのうえで、スマートフォンやパソコンは色温度を暖色寄りに設定し、使用時間に区切りを設けましょう。ゼロか百かではなく、現実的に続けられる減らし方を選ぶことが、この段階の狙いです。

Day5–6:日中の活動を整えて眠気の土台を作る

5~6日目は、日中の過ごし方に目を向けます。夜の睡眠時間を無理に延ばそうとする前に、日中のリズムを安定させることを優先します。20分程度の散歩や軽い体操など、強度の低い運動でも構いません。

できれば午前から夕方にかけて体を動かし、外の光や人とのやり取りに触れる時間を作ってください。食事の時間を大きく乱さないことや、カフェインを午後遅い時間帯に避ける意識も、このタイミングで取り入れると夜の眠気づくりがスムーズになります。日中の規則性が、夜の自然な眠気を支えるという構造を意識します。

Day7:寝室環境を整える(温度・光・音・寝具の順)

7日目は、寝室環境を見直します。コストや手間の少ない項目から順に整えると進めやすいですので、まずは室温と湿度を極端にならないよう調整し、次に遮光や常夜灯の位置など光の要素を確認します。

続いて、気になる生活音や外音への対策を検討します。最後に、寝具が合っているかを振り返ります。すでにある寝具でも、配置や向きを変えるだけで眠りやすさが変わることがあります。詳しくは、寝室環境の整え方や寝具選びを解説した関連記事を参考にし、必要に応じて体圧分散に配慮したマットレスなどを検討すると判断しやすくなります。

関連記事:【上級睡眠健康指導士監修】寝具のおすすめをプロが解説!快眠につながる選び方

まとめ:メラトニンを味方にするポイントと、次に取るべき行動

まとめ:メラトニンを味方にするポイントと、次に取るべき行動

メラトニンは、体内時計の働きと光環境に支えられて分泌されるホルモンであり、夜だけ意識しても十分には整いません。朝の光で一日のリズムを合わせ、日中の活動で規則性を高め、夜は光や刺激を減らして流れを崩さないことが、睡眠改善の基本になります。こうした生活習慣の積み重ねが、自然な眠気と安定した睡眠の土台を作ります。

サプリや薬は、この土台を代替するものではなく、生活改善で整えきれない場合に検討される選択肢です。自己判断で期待を膨らませるのではなく、必要性を感じた段階で相談するという判断軸を持つことが、安心につながります。

改善の手応えを確かめる際には、睡眠時間の数字だけを追いかける必要はありません。布団に入ってから眠りに入るまでの感覚、夜中に目が覚める頻度、朝起きたときのすっきり感といった体の反応を目安にしながら、無理のない範囲で微調整を続けてみてください。

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・参考

※1 国立精神・神経医療研究センター「睡眠と体内時計」
※2 厚生労働省 e-ヘルスネット「メラトニン」
※3 アリナミン製薬「体内時計の仕組みとメラトニン」
※4 日本睡眠学会「睡眠薬治療ガイドライン」
※5 医薬品インタビューフォーム(ラメルテオン)
※6 厚生労働省「医薬品の副作用に関する資料」

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