ライフスタイル by 松岡 雄治•2026年10月26日•読了目安時間: 7 分

おしゃれインテリアの選び方|家具・雑貨・照明などの取り入れ方

部屋をおしゃれにしたいけれど、どんな家具や雑貨を選べばよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

おしゃれなインテリアにするには、床や手持ちの家具と色や素材を合わせ、置く場所と使い方に合うものを選ぶのが基本です。見た目が好みでも、置いたあとに扉が開けにくくなったり、手入れに手間がかかったりすることもあるため、寸法や手入れのしやすさも合わせて見ておくと安心です。

この記事では、おしゃれな家具や雑貨、照明の選び方と、部屋の場所に合わせた取り入れ方を解説します。これから一人暮らしや同棲を始める方や、今の部屋をおしゃれに整えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

おしゃれインテリアの代表的なテイスト

おしゃれインテリアの代表的なテイストには、ナチュラル、北欧、モダン、和モダンなどがあります。好みのテイストを決めると、買い足す家具や小物の色と素材を絞りやすくなります。

木の温かみを楽しみたいか、すっきりした形を取り入れたいかなどを考えてみましょう。

  • ナチュラル:木目の見える家具に、生成りやベージュの布を合わせる
  • 北欧:木製家具や布の小物を取り入れ、色や柄を楽しむ
  • モダン:直線的な家具を選び、金属やガラスを組み合わせる
  • 和モダン:木や和紙などの和の素材に、簡素な形の家具を合わせる

テイストは、手持ちの家具の木の色や脚の色から考えると選びやすくなります。

たとえば、明るい木のテーブルが気に入っているなら、生成りのラグを添えるとナチュラルな印象になります。黒い脚のテーブルなら、黒い照明を合わせるとモダンな印象に近づきます。

 

おしゃれな家具・カーテン・ラグの選び方

ソファやテーブル、棚、カーテンやラグなど面積の大きいものは、部屋に収まる大きさと手持ちの家具の色などに合わせて選びましょう。気に入ったものを見つけたら、置いた状態だけでなく、座ったり扉を開けたりするときの広さも見ておくと安心です。

また、インテリアの配色には黄金比とされている数字があり、「ベースカラー70%(床・壁)」「メインカラー25%(ソファ・カーテンなど)」「アクセントカラー5%(クッション・小物など)」の割合を意識すると、メリハリのある美しい部屋にまとまるとされています。

1. ソファ・テーブル

ソファは座る人数と過ごし方、テーブルは食事や作業などの用途に合う大きさを選びましょう。ソファで横になりたい場合は、肘掛けを除いた座面の広さも見ておきます。テーブルで食事をするなら、食器を並べる範囲を考えておくと選びやすくなります。

大きさが決まったら、床や手持ちの家具との色合いも意識しましょう。明るい木の床には近い色の天板を合わせるなど、木の色をそろえるとまとまります。黒い金属の脚が付いた家具がある場合は、買い足すソファやテーブルも同じ黒い金属の脚のものを選ぶと、部屋に統一感が出ます。

2. 棚・収納家具

棚は、収納する物の高さと奥行きに合う内側の寸法(内寸)で選びましょう。外寸には棚板や扉の厚みが含まれるため、実際に物を入れられる広さはそれより小さくなります。本棚なら背の高い本、食器棚なら大きな皿が収まるかを見ておくと安心です。

お気に入りの雑貨を飾るなら、正面から眺められるオープン棚が向いています。色や形が異なる日用品をまとめたい場合は、扉付き収納が候補となります。置く場所では、扉を開いたときにほかの家具に当たらないかも確認してください。

3. カーテン・ラグ

カーテンやラグは面積が大きいため、色や柄を変えるだけでも部屋の印象が大きく変わります。ソファや床と共通する色を選ぶと、部屋になじみやすくなります。柄のあるソファには無地のラグを合わせるなど、柄を使う場所を絞るのもひとつの方法です。

購入前には、カーテンの丈とラグを敷きたい範囲を測っておきましょう。ラグはテーブルの下だけか、ソファの足元まで敷くかで必要な大きさが変わります。洗濯表示も確認し、自宅で洗えるか、干す場所を確保できるかを考えてください。

 

おしゃれな雑貨・小物・観葉植物の選び方

花瓶やアート、観葉植物などの雑貨は、飾る場所を決めてから大きさを選ぶと、家具と合わせやすくなります。棚の上に置くものと壁に掛けるものでは、確認しておきたい点が異なります。

1. 花瓶・オブジェ

花瓶やオブジェは、棚の奥行きと高さに収まるものを選びましょう。花瓶は本体の高さに加え、花や枝を挿したときの広がりも考えます。上に棚板がある場所では、花の先まで収まるか確認が必要です。

飾る位置を棚の端などに決めると、小物を買い足すときも大きさを選びやすくなります。周囲が木製家具なら木のオブジェ、ガラスの小物があるなら透明な花瓶などが候補となります。

陶器を選ぶ場合は、近くにある小物と色を合わせてもよいでしょう。棚いっぱいに並べず、周りに少し空きを残すと、一つひとつの形が引き立ちます。

2. 時計・壁掛けアート

時計は普段見る位置からの読みやすさ、壁掛けアートは飾る壁との大きさの釣り合いで選びましょう。時計は、ソファやデスクから見たときに針と数字が見分けやすいものを選びます。文字盤と針の色の差がはっきりしているほど、離れた場所からも読みやすくなります。

アートのフレームを木製家具の色や黒い照明に合わせると、部屋に統一感が出ます。購入前には、飾りたい位置と作品の外寸を測っておきましょう。

3. 観葉植物・鉢カバー

観葉植物は、置く場所の明るさと手入れにかけられる時間に合う種類を選びましょう。窓の近くか部屋の奥かによって光の入り方が異なります。購入時に置きたい場所を店の人に伝えると、その場所に合う種類や水やりの方法を教えてもらえます。

鉢カバーは、近くの家具や小物と色や素材をそろえると部屋になじみます。たとえば、木の家具のそばならかご調のもの、白い棚の上なら白いものが合わせやすいでしょう。

葉の広がりも含めて置けるかを考え、鉢を入れた状態の重さも確かめましょう。水やりや床掃除の際に動かせる大きさなら、手入れを続けやすくなります。

 

おしゃれな照明の選び方

おしゃれな部屋にするなら、天井照明だけに頼らず、テーブルライトやフロアライトなどを組み合わせて、照らしたい場所ごとに明かりを置きましょう。部屋全体を照らすのか、手元を明るくするのかで、合う照明の種類が変わります。

  • 天井照明:部屋全体を照らす
  • テーブルライト:机の手元や棚の一角を照らす
  • フロアライト:ソファの横など、床に置いて使う

照明は明かりを消している昼間も目に入るため、手持ちの家具と色や素材を合わせて選ぶと部屋になじみます。たとえば、黒い脚のテーブルには黒いフロアライト、木の家具には木や布のシェードのライトなどが合わせやすいでしょう。

壁や天井に光を当てる間接照明を取り入れるなら、光を向けられる壁があるかも見ておきましょう。

購入前には、使う姿勢で電球がまぶしくないかを確かめておきましょう。コンセントまでコードが届くか、座ったまま点灯・消灯できるかも見ておくと、置いてから使いにくくなるのを防げます。

 

場所別のおしゃれインテリアの取り入れ方

リビングやキッチン、玄関など、場所ごとに毎日使うものから色や素材を合わせていくと、おしゃれなインテリアを取り入れやすくなります。なお、どの場所でも、飾ったあとに普段の動作がしにくくならないよう、物を置かない空きを残しておきましょう。

1. リビング

リビングは、ソファを中心に家具の色をそろえると、まとまった印象になります。サイドテーブルや照明は、ソファの脚やテーブルと同じ木の色や、同じ黒い金属を使ったものを選ぶと、離れて置いてもひとそろいの家具に見えます。

また、クッションとひざ掛けにも共通する色を取り入れると、ソファまわりの印象をそろえられます。

収納用のかごや箱は、テレビ台など近くの家具になじむ素材が候補となります。リモコンは取り出しやすい箱にまとめ、配線を通す位置も決めておきましょう。飲み物を置く場所と飾る一角を分けておくと、くつろぐときにも使いやすくなります。

リビング全体の配色や家具の配置、照明の組み合わせ方については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:リビングをおしゃれにする7つのコツ|理想の空間を作る実践テクニック

2. 和室

和室は、座卓や座椅子など低い家具を中心にそろえるとなじみます。座卓には座布団を合わせ、背を預けたいときは座椅子を組み合わせましょう。家具の色は、畳や柱に近い木の色にすると部屋に溶け込みます。

また、座布団と座椅子の布は、無地や共通する色でそろえると、落ち着いた印象になります。木の色が濃い部屋なら、明るいベージュの布を合わせる方法もあります。

こたつを出す場合は、こたつ布団を広げた範囲まで含めて置ける大きさを考えます。出入りする位置や引き戸の前に布団が重ならないかを、天板の寸法とあわせて確かめてください。

3. キッチン

キッチンは道具や容器が多く、色がばらつきやすい場所です。トレーやかごを棚や扉の色に合わせると、道具を並べても目に入る色の数を抑えられます。

木目の扉なら木の色に近いトレー、白い棚なら白い収納用品などが合わせやすいでしょう。表に出す保存容器も、ふたの色や本体の素材をそろえるとすっきり見えます。

よく使う道具はまとめて置き、調理台は食材を切ったり器を置いたりできる広さを確保しましょう。小物の素材は、調理中に付いた汚れを拭き取りやすいかも確認しましょう。

4. 玄関

玄関は家に入って最初に目に入る場所なので、小物は棚の一角にまとめて置くとすっきり見えます。鍵を置くトレーや靴べら立ては、下駄箱や床の木の色に合わせると、出したままでも散らかって見えにくくなります。

また、姿見のフレームも、木の色や近くの小物の素材に合わせるとよいでしょう。小物の大きさは、下駄箱の扉を開く範囲と、帰宅時に荷物を置く場所を確保できるかで考えます。普段の荷物を持って出入りしてみて、邪魔にならない位置を選びましょう。

5. トイレ・洗面所

トイレや洗面所は狭い分、小物の色と形をそろえるだけで統一感が出やすい場所です。たとえば、白い丸形のディスペンサーには、同じ白の丸いゴミ箱を合わせる方法があります。タオルも白や近い色にすると、小物を買い足す際に迷いにくいでしょう。

水がかかる場所では、拭きやすいものを選んでください。細かな小物をトレーにまとめておくと、洗面台を掃除する際に便利です。容器の補充やタオルの交換がしやすい位置かも確かめておきましょう。

6. ワンルーム・デスクまわり

ワンルームでは、デスクまわりが部屋の中で浮いて見えやすくなります。ライトや収納用品、ペンを置くトレーを天板や脚の色に合わせると、作業の場所も部屋になじみます。買う前には、パソコンを置く範囲と椅子を引く場所を確認してください。

食事と作業を兼ねるなら、使い終わった道具を収める棚や箱も決めておきましょう。トレーごと片付けられれば、食器を並べる場所を空けやすくなります。

天板が狭い場合は、近くの棚に取り付けるライトも候補となります。固定できる棚の厚みや形を確認し、机に向かったときに手元を照らせるものを選びましょう。

ワンルームで寝る場所とくつろぐ場所、作業する場所を分けて配置する方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:ワンルームをおしゃれに!6畳・8畳でも広く見せる実例とレイアウトのコツ

 

おしゃれインテリアを手頃な価格でそろえる方法

予算を抑えてインテリアをそろえるなら、まず本当に必要な家具を決めて、それ以外は手持ちのものと組み合わせながら少しずつ買い足しましょう。今ある家具を使い続ける場合は、その色に合う小物を選ぶと、部屋全体を買い替えずに印象をそろえられます。

たとえば、100均などの小物は、クッションカバーやフレームなど、交換しやすいものから取り入れてみるとよいでしょう。置く場所を決めてから選べば、安さだけで買って使い道に迷うことを減らせます。

家具を通販で購入する際は、本体価格に加えて、次の条件も確認してください。

  • 送料と組立費用を含めた支払総額
  • サイズや色が合わなかった場合の返品条件
  • 玄関から設置場所までの搬入経路

大きな家具は、組み立てた状態で届くこともあります。購入前に届くときの寸法をショップで確かめ、玄関や廊下を通って運び入れられるかを見ておきましょう。

 

おしゃれな寝室のカーテン・照明・寝具の選び方

寝室のインテリアは、好みの色や形に加え、夜の明るさと寝具の使い心地を基準に選びましょう。

カーテンは外の光を遮れるか、照明は暗くできるかを見ておくと、見た目と眠りやすさを両立しやすくなります。寝具は肌に触れるものなので、触り心地や洗濯のしやすさにも目を向けてください。

1. 夜の外光を遮れるカーテンを選ぶ

街灯などの光が寝室に入る場合は、好みの色や柄に加えて、遮光機能のあるカーテンを選びましょう。眠っている間は、弱い光でも途中で目が覚めやすくなります。

また、生地だけでなく、カーテンの端や中央にすき間ができていないかも見ておきましょう。窓をしっかり覆える幅と丈のカーテンを選ぶと、すき間から光が入りにくくなります。

夜はカーテンを閉めて外の光を遮り、起床後は開けて朝の光を取り入れましょう。朝の光には体内時計を整える働きがあるため、開け閉めのしやすさも選ぶ基準になります。

夜の光には、眩しく感じないほどでも睡眠を妨げる働きがあるとされているため、しっかりと遮光することが重要です。一方で朝の光には、体内時計を整える働きが期待できます。目覚めるとともに、そこから14時間から16時間後の睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を促進する効果があるためです。カーテンは快眠にとっても重要なインテリアなのです。

2. 明るさを調節できる照明を選ぶ

就寝前に使う照明は、好みの形や光の色に加え、明るさを落とせるものを選びましょう。暖色の照明でも、明るすぎないように調節することが必要です。

光の色は変えられても明るさは変えられない照明もあるため、明るさを調節できるか(調光)を確認しておくと安心です。

就寝前は明るさを落とし、眠るときには照明を消して寝室を暗くしましょう。手の届く位置にスイッチがあるものやリモコン付きなら、寝る準備を終えたあとも消灯しやすくなります。

3. 肌ざわりや手入れのしやすさで寝具を選ぶ

寝具は肌ざわりと、季節に合う保温性や湿気の逃がしやすさで選びましょう。暑い時期は湿気を吸って放ちやすいもの、寒い時期は暖かさを保てるものがおすすめです。

おしゃれに見せたい部分はカバーの色や柄で取り入れ、寝具本体は体に合う硬さや重さを基準に選びましょう。敷くものは体が沈みすぎないか、掛けるものは寝返りを妨げる重さでないかを確認しておくと安心です。

カバーを洗濯しやすいか、寝具を乾燥させる場所や方法があるかも大切です。購入前に取扱表示を読み、日常的に手入れを続けられるものを選んでください。

ベッドリネンの重ね方や照明の組み合わせなど、寝室を見た目から整える方法については、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:おしゃれなベッドルームの作り方|海外風・ホテルライクを叶える実例3選

 

まとめ:おしゃれインテリアは置く場所と使い方に合わせて選ぼう

おしゃれなインテリアは、好みのテイストを決め、床や手持ちの家具と色や素材を合わせると取り入れやすくなります。家具は外寸だけでなく、使うときの広さも確認しましょう。雑貨は飾る一角を決め、出し入れや掃除をしやすい大きさで選んでください。

予算に限りがある場合は、必要な家具を優先し、カバーや小物から少しずつ取り入れてみましょう。寝室では見た目に加え、遮光カーテンや明るさを調節できる照明で夜の明るさを整え、寝具の肌ざわりにも目を向けることが大切です。

まずは買い足したいものの置き場所を測り、床や近くの家具にどの色や素材が使われているか確かめてみましょう。

 

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