ライフスタイル by 石川 恭子•2026年10月26日•読了目安時間: 6 分

ワンルームのインテリアはどう選ぶ?部屋を広く見せる家具と置き方

石川 恭子
リテールスペシャリスト / 上級睡眠健康指導士

コアラマットレス®︎のショールームで、お客様が「運命のマットレス」に巡り合えるようお手伝いしているカリスマコンシェルジュ。お客様の眠りの悩みに耳を傾ける中で、今すぐ活用できる睡眠の知識を届けたいと上級睡眠健康指導士の資格を取得。コアラ®︎のマットレスを通じて、毎日眠ることが待ち遠しくなるワクワク感を提供したい。

「ワンルームにベッドとソファ、両方置いても大丈夫?」
「狭い部屋でも、おしゃれで広く見えるワンルームのインテリアにしたい」
「寝る場所から台所や机が見えて、なんだか落ち着かない」

ワンルームのインテリアを考える際のポイントは、置く家具を絞って床と通路を確保することです。床が見えている部分が多いほど、狭い部屋でもおしゃれで広く見えます。

この記事では、ワンルームで家具を決める順番や部屋を広く見せるコツ、同じ部屋で眠りやすくする工夫などを解説します。

ワンルームへの引っ越しや模様替えで、ベッドやソファの置き場所に迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ワンルームのインテリアは何から決める?

キッチンと部屋が一体となるワンルームでは家具を置ける面積が限られるため、計画的にインテリアを決める必要があります。ワンルームのインテリアを決める最初のステップとして、まずその部屋でどう過ごすかを書き出してから、必要な家具を決めましょう。

主な使い方ごとに、必要な家具などの例を表にまとめました。

使い方 必要な家具などの例
寝る ・ベッドや布団
食べる ・テーブル
・椅子
・食器をしまう棚
仕事をする ・机
・椅子
くつろぐ ・ソファ
・ローテーブル

表を見ると、食卓と仕事の机のように1台で兼ねられる家具があることに気づきます。狭めのワンルームであれば、座る場所と寝る場所を兼ねるソファーベッドも候補になるでしょう。

置きたい家具が収まらない場合は、毎日必ず使うベッドなどを優先し、次に使う頻度が高い家具を足していくという考えで進めると絞り込みやすいです。来客用の椅子や飾り棚は、暮らしてみて本当に必要だと感じてから買い足しても間に合います。

置く家具が決まったら、それぞれの幅と奥行きを書き出しておきましょう。サイズがわかっていれば、レイアウトを考えるときにその配置で置けるかをすぐ確かめられます。

ワンルームの家具を置くときの確認点

同じ8畳でも、キッチンや通路まで含むワンルームは、1Kより家具を置ける床が狭くなります。※1

さらに、家具の配置を決めるときに忘れがちなのが、柱や収納の張り出しの存在です。これらを除いた床の幅と奥行きを測ってから配置を考えることが大切です。

窓・扉・コンセントの位置も把握しつつ、以下の3点を確かめながら家具を置きましょう。

  1. ベッドの向きを決める
  2. 通路の幅を確保する
  3. 開閉や立ち座りの場所を空ける

1. ベッドの向きを決める

ワンルームのベッドは長い壁と短い壁のどちらに沿わせるかを比べてから向きを決めると、残った部分の家具配置が決めやすくなります。

ベッドは部屋でいちばん場所を取る家具です。商品を比べるときは、フレームを含めた外側の寸法で検討しましょう。

それぞれの向きで、以下の点を見比べてください。

  • ベッドの横や足元に残る床の幅
  • 窓を開け閉めできるか
  • クローゼットの扉を開けて出し入れできるか

縦長・横長・正方形といった部屋の形によっても、残る通路や使える壁面は変わります。紙に部屋の寸法を書き、ベッドを置いた場合を2通り描き比べれば、自分の部屋に合う向きを選びやすいでしょう。

2. 通路の幅を確保する

ワンルームで家具のレイアウトを考えるときは、まず毎日通る通路を確保してから、残りの床に家具を置くのがポイントです。賃貸住宅を管理するUR都市機構によると、部屋の中を行き来する通路の幅は最低でも60cm、できれば90cmほどが目安です。※1

とくに、毎日使う以下のような場所の前は、通路をふさがないように家具を配置してください。

  • 開け閉めする窓
  • クローゼットなどの収納
  • キッチンの調理スペース

この他、玄関からベランダ、バスルームまでの通り道も含まれます。

通路の幅は家具を買う前に、間取り図に家具の寸法を書き込んで確かめておきましょう。畳数だけで置ける家具の数を決めると、置いてから通れない場所が出てくることもあります。

また、キッチンで料理をしながら振り返ったときに、ベッドやテーブルにぶつからないかも確かめてください。コンロやシンクの後ろに通路が残っていれば、料理中も移動しやすいです。

3. 開閉や立ち座りの場所を空ける

ワンルームは収納も食卓もひと部屋に集まるので、扉や引き出しを開くスペースと椅子を引いて座るスペースはよく考える必要があります。家具の寸法だけで置き場所を決めると、扉や椅子を動かしたときに通路をふさいでしまう可能性があるためです。

家具の寸法と一緒に、以下のような動かしたときに必要な広さも測っておくのがおすすめです。

  • 収納の扉を開ききったときの幅
  • チェストの引き出しを開けたときの奥行き
  • 椅子を引いて座ったときの奥行き

具体的にイメージする際は、床にマスキングテープを貼って印を付けてみましょう。こうすれば、ほかの家具と重ならないかを実際に見て確かめられます。

もし開くスペースが通路と重なるなら、奥行きの浅い家具に替えるか、家具の向きを変えてみてください。扉を開けても椅子を引いても通路が残っていれば、収納の出し入れも食事もスムーズです。

ワンルームを広く見せるインテリアのコツ

ワンルームのインテリアを広く見せながらおしゃれにコーディネートするなら、以下の3つのコツを試してみてください。

  1. 家具の高さを抑える
  2. 色をそろえる
  3. 収納の見える面を整える

1. 家具の高さを抑える

ワンルームの家具は、高さを抑えたものや脚元が見えるものを選ぶのがポイントです。玄関や座った位置から部屋の奥まで見通せると、同じ畳数でも広く感じられます。

UR都市機構は、以下のような家具や鏡を使うと圧迫感を軽くできると紹介しています。※1

  • フレームやヘッドボードのないローベッド
  • ローソファ
  • ガラス製の食卓
  • 大きな鏡

背の高い棚がどうしても必要なら、玄関から窓への視線を遮らないよう、部屋の片側の壁際に寄せましょう。手前から奥へ視線が抜ける場所が残れば、背の高い棚があっても開放感を保てます。

2. 色をそろえる

ワンルームの配色は大きな面のベースカラーをそろえて、小物に好きな色を添えるようにしましょう。部屋全体が一度に目に入りやすい分、大きな面の色がそろっていればすっきりした印象になり、広めに見えます。

例えば、インテリアテイストに合わせてベースカラーになじむ色を選び、以下のような小物で取り入れれば、大きな面はそのままで部屋に色を添えられます。

  • 白や淡い木の色:ブルーのクッションやラグ
  • ベージュやブラウン:グリーンの観葉植物やブランケット
  • ライトグレー:黄色のクッションやポスター

小物で足す色は年齢や男性・女性といった性別のイメージより、自分が落ち着けるかどうかで選んでください。どの色にするか迷っても、クッションやポスターのように替えやすい物で試せば、合わないときにすぐ戻せます。

また、参考資料を雑誌や実例サイトで探すときは、自分の部屋と畳数や形が近く、家具の寸法までわかるものを選ぶのがおすすめです。広さと形が近い部屋の写真なら、取り入れたい配色を自分の部屋に当てはめて比べられます。

3. 収納の見える面を整える

ワンルームの収納は扉や箱など外から見える面の色と形をそろえると、玄関から見渡したときも部屋全体がすっきり見えます。飾る場所も棚の一角だけに絞り、細かな物は扉付きの収納や箱の中にまとめましょう。

とくに出しっぱなしになりやすい物は、以下のようにしまう場所を決めておくと、散らかりにくくなります。

出しっぱなしになりやすい物 しまい方の例
日用品の買い置き ・ふた付きの箱にまとめる
・ベッド下の収納ケースに入れる
届いた郵便物 ・必要な物だけファイルボックスに立てる
・不要なチラシはその日のうちに捨てる
掃除道具 ・扉付きの収納の中に掛ける
・家具のすき間に入る細いケースにしまう

また、居室からキッチンが見える間取りなら、調理台の上を片づけておくと効果的です。ベッドやソファからキッチンが目に入っても生活感が出にくく、部屋全体が落ち着いて見えます。

6畳や8畳など畳数ごとのレイアウトを知りたい人は、ワンルームの実例をまとめた以下の記事も参考にしてください。

関連記事:ワンルームをおしゃれに!6畳・8畳でも広く見せる実例とレイアウトのコツ

ワンルームで眠りやすい環境を整えるには?

ワンルームのベッドで快適に眠るなら、カーテンや照明、寝具を以下の3つの点で見直してみてください。

  1. 外光を遮るカーテンを選ぶ
  2. 就寝前に照明を暗くする
  3. 寝返りを打ちやすい寝具を選ぶ

1. 外光を遮るカーテンを選ぶ

ワンルームのベッドに街灯などの光が届くなら、遮光機能のあるカーテンを吊るしましょう。遮光性能は製品によって差があるので、購入前に表示を確かめておくことが大事です。

取り付けたら夜にカーテンを閉めて、両脇や裾の部分から光が漏れていないかも確かめてください。

もし家具の配置を変える余地があれば、ベッドの位置を窓から離すのもおすすめです。窓から離れるほど、すき間から漏れた光が顔に届きにくくなります。

夜は光を遮る一方で、朝はカーテンを開けて日中の光を部屋に取り入れるのが望ましいです。厚生労働省の睡眠ガイドでも、日中にできるだけ日光を浴びると体内時計が調節され、夜に寝つきやすくなるとされています。※2

2. 就寝前に照明を暗くする

ワンルームの照明は部屋全体を照らす照明と手元の照明を分けて選び、寝る前は手元の明かりだけにするのがおすすめです。

寝る前に使う明かりは、生活スペースと寝る場所が同じワンルームでも光が直接目に入りにくい、壁や天井を照らす間接照明にしましょう。スタンドライトをベッドサイドに置く、クリップ式のスポットライトを壁に向けて点灯するといった具合です。

厚生労働省の睡眠ガイドでもLED照明は暖色でもブルーライトを多く含むので、夜は明るさを抑え、眠るときは消すようすすめています。※2

さらに、ベッドに横になった位置から、以下のような明かりが目に入らないかも確かめてください。

  • キッチンの照明
  • デスクライト
  • 玄関の照明

横になったときに明かりが目に入らなければ、ベッドからキッチンや机が近いワンルームでも落ち着いて眠れるでしょう。

3. 寝返りを打ちやすい寝具を選ぶ

ワンルームのベッドや寝具は部屋に収まるサイズに加えて、寝返りの打ちやすさも基準に選んでください。ふとんの調査研究や情報提供を行う日本ふとん協会は、寝具ごとに以下のような選び方をすすめています。※3

  • 敷き寝具:体が沈みすぎず硬すぎないもの
  • 掛け寝具:軽くて湿気を逃がしやすく季節に合うもの
  • カバー:手で触って快適な感触のもの

ワンルームに新しくベッドを買うなら、マットレスも敷き寝具と同じく、体が沈みすぎず硬すぎないものを選んでみてください。

例えば「オリジナルコアラマットレス」は、独自開発のウレタンフォームで硬すぎず柔らかすぎない寝心地に仕上げたマットレスです。下層部では硬めの中央部が腰回りを支え、肩と足の部分はやわらかめにつくられています。

圧縮した状態で箱に入って届くので、玄関や廊下が狭いワンルームでも運び込みやすいのが魅力です。

まとめ:ワンルームは家具を絞り、床と通路を空けよう

ワンルームのインテリアを考える際は、使い方から家具を絞り込み、床と通路を空けて配置を考えるのがコツです。家具を買う前に床と家具のサイズを測っておけば、「置いてみたら通れない」という失敗も防げます。

この記事で紹介したワンルームのインテリアの要点は、以下の6つです。

  • 過ごし方から必要な家具を絞る
  • ベッドの向きと通路の幅を先に決める
  • 扉や椅子を動かすスペースも空けておく
  • 家具の高さ・色・収納の見え方で広く見せる
  • カーテンと照明で夜の光を抑える
  • 寝返りを打ちやすい寝具を選ぶ

これからワンルームで一人暮らしを始める人は、デスクやソファなど暮らし方に合う家具の選び方をまとめた以下の記事も参考にしてください。

関連記事:一人暮らしのインテリアを整えるには?暮らし方に合う家具の選び方

また、家具の置き場所が決まったら、毎日使うベッドの寝心地も見直すのがおすすめです。ワンルームでいちばん場所を取るベッドは、寝心地が合わなくても簡単には買い替えられないので、マットレス選びは慎重に進めたいところです。

もしどのマットレスを買うか悩んでいるなら、低反発と高反発の長所を兼ね備えた素材を使う「コアラマットレス」も候補に入れてみてください。届いてから120日間、自宅で寝心地を試せるトライアルの対象なので、毎晩使いながら寝心地を確かめられます。

まずはメジャーを手に、部屋の床とベッドの寸法を測るところから始めてみましょう。

・参考

※1 独立行政法人都市再生機構「1Rの間取りの特徴は?1Kとの違いや家賃の相場、レイアウトの具体例」
※2 厚生労働省「
健康づくりのための睡眠ガイド2023」
※3 一般財団法人日本ふとん協会「
ふとんの選び方」

 

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