目次
監修者

八木 宏美
上級睡眠健康指導士。
自身の睡眠の悩みに直面する中でコアラマットレスと出会い、入社。
日本の人々の睡眠の悩みを解決できるコンテンツを作ろうと日々奮闘中。
資格:初級睡眠健康指導士、睡眠検定1級
こんにちは♪11/4は何日の日か知っていますか?
正解は・・・「推し活の日」です!皆さんは夢中になれる推しはいますか??
推し活は、毎日の活力になる。でも気づけば準備で夜更かし、ライブ後は興奮で眠れない、遠征帰りは疲労困憊——そんな経験、ありませんか?実は、推し活を長く・全力で楽しむためのカギは「睡眠の質」にあります。今回はコアラスタッフのリアルな体験談を交えながら、推し活と睡眠の深い関係をお伝えします。
推し活は本当に「体にいい」のか?
「推しがいると生きていける」——これ、比喩ではありません。推しへの熱量が高まるとき、脳内ではドーパミンやオキシトシンといった神経伝達物質が分泌されているとされています。ドーパミンはいわゆる「快楽物質」、オキシトシンは「絆ホルモン」とも呼ばれ、幸福感や安心感に関わることが知られています。
実際、ライブ音楽の視聴が幸福感の向上に関係するという調査報告もあります。※
好きなアーティストのライブやコンテンツが「次の楽しみ」になることで、日常のストレスが軽減されるとも考えられています。
一方で、こうした「幸福感」と「睡眠」には密接な関係があります。睡眠の質が下がると、精神的な安定が崩れやすくなり、推し活自体を楽しむ余裕もなくなってしまう可能性があるのです。
コアラスタッフの推し、教えてもらいました
今回は二人の社員に推し活についてお話しを聞いてみました♪
アジア人がこのようなアメリカの授賞式でパフォーマンスをしている姿がとても強烈に印象に残ったんです。そのあとは彼らの歌やダンスはもちろんのこと、バラエティの際などに見せる芸人さん並みに面白い一面や地に足のついてて腰が低いところなど親しみやすそうな性格の面でもとても沼にハマってしまいました(笑)
私が推しの好きなポイントは、ステージ上ではバチバチのパフォーマンスするのにビハインドシーンではカードゲームとかメンバー同士でずっとやっていて普通の人って感じなところです。ダンスも歌もレベルが高いのに、どこか親しみやすい雰囲気があるんですよね。


ライブ前はしっかりご飯を食べて英気を養う
推し活ファンが陥りがちな睡眠の落とし穴3つ
① ライブ前日の「準備徹夜」問題
ライブを全力で楽しむための準備が、睡眠を削る原因になってしまうことがあります。K-POPファンの間に根づいた「ソンムル文化」もそのひとつです。
お菓子や自作グッズ、のど飴、ペンライト用の電池などを小袋に詰めるんですが、その作業が深夜まで続くことが多くて。
遠くからでも見えるよう工夫をしたり、そもそもお仕事などで時間がうまく取れなかったりで、これも前日作業になることが多いんです。結果的にほぼ徹夜でライブ当日を迎える、ということもあります。
② ライブ後の「興奮で眠れない」問題
体は疲れているのに、頭と心は覚醒したまま——。これはライブ後に交感神経が優位になっているためと考えられています。いわゆる「アドレナリンが出ている」状態で、なかなか副交感神経に切り替わらず、寝つきが悪くなることがあります。
Hiromi:ライブが終わった後は、ぐっすり眠れるものですか?
Mio:それが、なかなか眠れないんです。興奮が冷めなくて、布団に入っても頭が覚醒したままというか。あと撮影可能なライブに行った際などはずっと携帯で自分の撮影した動画などを見返したり、、、、前日の準備疲れ+ライブの疲労+眠れない、という三重苦になることも多くて。
Hiromi:テンションが上がった状態では、交感神経が優位になって寝つきにくくなりますよね。体は疲れているのに眠れない、というのはつらそうです。
Mio:まさにそうで。翌日の仕事に支障が出ることもあって、推し活と仕事を両立するうえでの一番の課題だなと感じています。
③ 遠征の「ヤコバ疲れ」問題
交通費を節約するために夜行バス(通称:ヤコバ)を使う遠征ファンも多いですが、睡眠の質という観点では注意が必要です。
Hiromi:遠征の際はどのように移動されることが多いですか?
Mio:交通費を抑えたいときは夜行バス、いわゆる”ヤコバ”を使うこともあります。ただ、やはり熟睡するのは難しくて、翌朝には疲れが残った状態になってしまうことが多いですね。
Hiromi:バスだと体勢が固定されますし、体圧が一部分に集中しやすいですよね。それが睡眠の質に影響しているのかもしれません。
Mio:おっしゃる通りで。腰や首への負担がかなりあって、浅い眠りのまま朝を迎える感じなんです。コアラのマットレスに替えてからは、少なくともホームでの睡眠の質は明らかに変わりました。遠征前後の疲れ方が違うと感じています。コアラに入る前はあまりベッドなど寝床を気にすることはなかったのですが、コアラのマットレスに変えてから初めて、「あ〜自分の家のベッドで寝たいな〜」という感情が生まれました。
Hiromi:遠征先での睡眠環境は変えられなくても、自宅での回復力を高めておくことが大切なんですね。
Mio:そうですね。推し活を長く続けるためにも、普段の睡眠をしっかり整えておくことが一番の対策かなと思っています。
推し活パフォーマンスを上げる睡眠習慣
ライブ前日:睡眠が「記憶の定着」を助ける
睡眠中には、日中の記憶や感情が整理・定着されるとされています。ライブ前夜にしっかり眠ることで、翌日のパフォーマンスへの集中力が高まるだけでなく、ライブの記憶もより鮮明に残りやすくなる可能性があります。フェスなどに参加すると1日がかりになるので体力的にも厳しいです。脱水や腰痛にも気をつけたいので準備は計画的に、前日は早めに就寝しています。
ライブ翌日:深睡眠で疲労回復を促す
体の疲労回復に最も重要なのは、ノンレム睡眠(深睡眠)の時間です。ライブ後に興奮が収まらない場合は、ぬるめのお風呂に入る、スマホを早めにしまうなど、副交感神経を優位にする工夫が有効とされています。また、部屋を暗くする・室温を18〜22℃程度に保つなど、眠りやすい環境を整えることも大切です。
遠征前後:体調第一のスケジュールを組み遠征後は疲労回復の期間に
遠征前の数日間、普段より少し早く寝て体調を整えておくことで、多少の睡眠不足をカバーしやすくなる可能性があります。遠征後は無理に予定を詰め込まず、回復を優先するスケジュール管理も推し活の継続には重要です。
推し活に集中できる睡眠環境の整え方
遠征先やライブ会場での睡眠環境はコントロールしにくいですが、「ホームベース」となる自宅の睡眠環境を整えることは、推し活のパフォーマンスに直結します。
睡眠の質に大きく影響するのが、体圧分散です。体の一部分に圧力が集中すると、寝返りが増えたり、深い眠りに入りにくくなることがあります。Mioさんが語っていたヤコバでの疲れと自宅の睡眠の違いも、この体圧分散の差によるものが大きいと考えられます。
コアラのマットレスは、体の曲線に合わせて圧力を分散させるよう設計されています。「遠征から帰ったとき、コアラで寝ると翌日の回復が全然違う」というMioさんの実感は、まさにこうした仕組みによるものかもしれません。
【睡眠環境チェックリスト】
・室温は18〜22℃程度に保てているか
・カーテンで外光を遮断できているか
・マットレスで体圧が適切に分散されているか
・就寝1時間前にはスマホ・SNSをオフにできているか
・遠征後の翌日・翌々日にゆとりある予定を組めているか
ファンダムと推し活
私たちにとって推し活は、単なる「好き」を超えた自己表現の場になっています。SNSでの発信、グッズ収集、遠征参加を通じてファン同士がゆるく繋がり、コミュニティが形成される。推しの成長を見守る喜びは、日常に彩りと生きがいを与え、孤独な現代社会における新しい「所属先」としても機能しているように思います。
仕事も推し活も諦めない——社会人ファンの睡眠戦略
社会人ファンにとって、仕事と推し活の両立は永遠のテーマです。睡眠を削って推し活を楽しむのは短期的には可能でも、長期的には体力・集中力・免疫力の低下につながるとされています。
私も、仕事が忙しい時はSNSやYoutubeのチェックをおやすみするときもあります。禁断症状が出ますが、仕事に集中するべき時はモードを切り替えています。
大切なのは、推し活の前後に「回復のための睡眠」を意識的にスケジュールに組み込むことです。ライブの翌日に有給を取る、遠征前の週は早寝を心がけるなど、推し活を「イベント」として捉え、その前後の睡眠管理もセットで計画する習慣が、推し活を長く続けるための秘訣といえるかもしれません。
推しへの愛は本物だからこそ、自分自身のコンディションも、推しと同じくらい大切にしてあげてください。
まとめ
・推し活は幸福感をもたらす一方、睡眠不足になりやすいリスクも持ち合わせている
・ライブ前日の準備、ライブ後の興奮、遠征疲れの3つが主な睡眠の落とし穴
・ライブ前後の睡眠を意識的にマネジメントすることで、推し活のパフォーマンスが上がる
・自宅の睡眠環境(体圧分散・温度・遮光)を整えることが、遠征疲れの回復力を高める
・推し活を長く続けるためには、「推しのために自分を整える」という視点が大切
よくある質問
Q. ライブ後に眠れないとき、どうすればいいですか?
A. 興奮状態では交感神経が優位になっているため、すぐに眠れなくても無理に寝ようとしないことが大切です。ぬるめのお風呂(38〜40℃)に浸かる、照明を落とす、スマホを手放すなど、副交感神経を優位にする工夫が有効とされています。ただし、睡眠の悩みが長期間続く場合は医師にご相談ください。
Q. 夜行バスを使った翌日の疲れを和らげるには?
A. 夜行バスでは体圧が一部に集中しやすく、深い眠りに入りにくい環境です。帰宅後は無理な予定を入れず、自宅でしっかりと横になって休むことが最善の回復策と考えられています。
Q. 推し活と睡眠不足、どちらを優先すべきですか?
A. どちらかを犠牲にする必要はありません。睡眠をしっかり確保することが、推し活をより楽しむための基盤になります。「推しのために自分を整える」という視点で、睡眠を推し活の一部として捉えることをおすすめします。
※本記事の睡眠に関する情報は一般的な知識をもとにしており、医療的なアドバイスではありません。睡眠に関するお悩みが続く場合は、医師や専門家にご相談ください。
参考文献
※パトリック・フェイガン氏のレポートによると、ライブに20分行くだけで幸福感が約21%も上昇する
・https://news.virginmediao2.co.uk/archive/science-says-gig-going-can-help-you-live-longer-and-increases-wellbeing/
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